リッチー

lich

古英語で死体を意味する。リッチとも。

出典はRPGの元祖D&D。
現在は、普通に各メディアに最高位のアンデットとして登場する。

設定としては魔術・魔法によって転生することによってリッチーになる。
いまやヴァンパイアと肩を並べるアンデットになっているが、ヴァンパイアと違って弱点らしいものが見当たらない。
一応、原典では自分の命を別の物品に移し変えることで不死を得ており、その物品を破壊しない限り時間を置いて復活をする。

元は人間で、自分自身をアンデットにする高度な魔法の使い手であることから、知能は当然高く、戦闘力も高いと思われる。

姿に関しては、普通の人間の姿と干からびたミイラ、骸骨のような姿で登場することが多い。

基本的にゾンビやスケルトンの様に実体を持っており、幽霊・亡霊の類として登場することは極めて稀である。
仙人の西洋変種と設定される事もある。

創作のため出展元により設定は違うので自由に設定すればいいだろう。

日本のRPGソードワールドにおいてはノーライフキングの名で同種の物が登場している。

なおこれは、いとうせいこうの同名小説から転用された語であり、D&Dの商標に抵触する恐れのあるリッチという名称を避けて、代替として命名されたものだが、高位アンデッドの呼び名として広く認知されるようになった。

因みに元は無機の王、生物ではないもの程度の意味でアンデッドの意味ではなかった。
ノーライフキングに関してはまた別項を設けようと思う。

自分のシナリオでは、「ナイトロード」「RAGNAROK」ともに登場。
戦闘力は高位ドラゴンに迫るぐらい。
ナイトロードに登場のリッチーはその世界では最古にして最初のリッチーだったりする。