メギド

מגידו(ヘブライ語)/megiddo

メギド、メギドラ、メギドラオン〜終末をもたらす破壊魔法。え、違う?

イスラエル北部のエズレル平原西端にある遺跡丘のことである。

家屋の建築と崩壊が繰り返され、堆積した結果丘状となった遺跡である。

紀元前2千年頃にカナン人の都市、紀元前千年頃にソロモン王の支配する地として栄えたとされる古代の有力な都市国家であった。
だがメソポタミアとエジプトを繋ぐ交易ルートの交点に位置し、メギドやその周辺地域は何度も大きな戦闘が起きており、現在は争いの地としてのイメージが強い。

またメギドの丘がハルマゲドンの語源でもある。ハルマゲドン=ハル(山、丘)+メギド Har-Megiddo

旧約聖書に語られる、ソドムとゴモラを滅ぼした火をメギドの火とも呼ぶ。