目付け
古流武術などで用いられる用語。
流派によって解釈が違うが基本的に、相手の動きを目や筋肉、重心の変化の微細な動きで、行動を読むことをいう。
基本的なのは以下の四つ
1.遠山の目付け
目は相手の顔面につけながら、一点を凝視せず、遠い山を見るように、全体を視野に入れる。
2.二つの目付け
相手の顔面を中心に全体を見るのが基本で、特に相手の剣先とこぶしに着目する。
3.脇目付けもしくは
目で動きを読まれないよう、相手の帯(腰)のあたりに目をつけて視線を合わせないようにする目付け。
4.観見の目付け
宮本武蔵が五輪の書で述べている、観の目付け、見の目付けのこと。
観の目付けとは相手の心理状況を看破すること。
見の目付けとは肉眼で相手の実際の動き見る目のこと。
武蔵は全ての大本である心を見る目を強く働かせ、現象を見る目を弱く働かせ、現象に惑わされることなく、行動の大本である心の動きを見落とさぬようにすることが大切であると述べている。
また、眼力で相手にプレッシャーを与えることも目付けということがある。
ちなみにこれを受け流すことを流しと言う。