サイレンサー

サウンド・サイレンサーSoundSilencer。
消音器である。

映画なんかで殺し屋が銃の先に細長い筒を付けて、プシュプシュってほとんど銃声を立てずに相手を撃ち殺すシーンなんかがありますが、あの筒の事を言います。

正確には音を消す装置のことなので、ああいった筒だけでなく機構に内臓されているものもあります。
内臓がインテグラルタイプ、筒の様に後付出来るのをマズルタイプと言います。
サイレンサーとだけ言う場合は、基本的には後付のマズルタイプを指します。

銃声というのは銃を撃った際に、銃口から火薬の燃焼ガスが飛び出す音が一番大きいわけですが、このサイレンサーはそのガスを一気にではなく拡散させて逃がす事で消音効果を発揮させるわけです。
因みに銃口以外からもガスが洩れるタイプの拳銃、つまり大部分のリボルバーなどではほとんど効果を見込めません。

消音以外の効果としては、ガスを拡散させて逃がすために発砲時の反動が減少したり、取り付けた際に銃身内圧が高まりストレートブローバック方式等の銃の機構によっては連射速度が向上するといった利点があります。
あとは発射炎の軽減も期待できます。

因みに消音とはいうものの、まったく音が出なくなるわけではないので、正確にはサプレッサー、減音器という方が実態を考えると正しいといえる。
事実、銃器メーカーや使用者はサプレッサーという表現を好むようだ。

ただ一般的にはサイレンサーという表記が使われる事が多く、アメリカなんかは所持規制の法律があるが、その条文でもサイレンサーと表記されている。

なお銃器だけでなく、戦車砲用のサイレンサーなども存在する。
こちらは実戦仕様というより、訓練時に周辺への騒音を考慮して使用されている。