蜃龍とも。

中国の龍の一種で、角を持ち、鰭は赤く、腰からしたの鱗は逆立ち、口から気を吐き、楼閣の幻を作り出すそうです。
蜃気楼というのはそれが語源のようです。

一説では頭から背にかけての部分に大きな鰭を持つとも。
また中国の龍が好物としている燕が好物で特に子を好んで食べるとも。

また雉が海に入って変化したものという説もある。
蜃気楼は蜃ではなく、大蛤が起こしているという話もあり、蜃は大蛤とされることも。
龍に似ているが龍ではないという話もあります。
たまに蛟と混同されることも。

社寺建築で建物につける飾り物では気を吐いている龍を特に蜃として分類している様で・・・