高天原たかまがはら

日本神話の天上世界、地上世界(葦原中国)に対して神々の世界が高天原であり、そこに住まう神々を天津神と呼ぶ。

また日の若宮ともいい、古代日本人は高山の上空に別の異界があると考え死者の霊はそこにいくと考えた。
そして高天原は天子の霊が赴く場所とされた。

古事記によると、地下にある黄泉国から地上に戻った伊耶那岐命は、死の国での穢れを祓うための「禊祓」の最後に、左右の目と鼻から天照大御神・月読命・須佐之男命の三貴子を生み、天照に高天原の統治を命じたという。

一説によれば、高天原は邪馬台国で天照大御神は卑弥呼のこととも言われます。
ちなみに奈良県御所市の大和葛城山と金剛山の麓にある葛城古道の周辺に高天原があったという説があります。

日本神話は戦後まで神話から史実に入ってましたからね。つまり天皇は本物の神の血を引いているとしていました。
日本神話でいう神が実在の存在を基にしていてもおかしくは無かったりします。
またその住まう国も実在していたかもしれません。