?「めーし、めしめし飯食わせー♪ろっくなもんないなー」
冷蔵庫の中はがらんとしている、瓶詰めの牛乳にバターと卵が目に付くくらいだ。
?「ケーキでも焼けってのかね?お、これなんだ?」
紙に包まれた物体・・・なにかピンとくるものがある。
そう直感が告げ、素早く包装を剥がし中を確認する。
?「おお!お牛様のお肉ではあーりませんか!!しかもちょうど食べごろ。スッテーキステーキ、さあ焼こう、夢に見た霜降り♪」
ごしゃ!!
?「バ!?ビロニア・・・」
不意に伸びた手が頭を掴み、思いっきり机に叩き付けられた・・・
?「なにをしている、きさまは?」
手の主が地獄の軍団を率いる首領の如き、ぞっとするような声音で言い放つ。
?「や、やあ龍星さん・・・肉を食べようと
龍星・・・それがこの地獄の首領の名だ・・・」
龍星「誰が地獄の首領だ?」
五十嵐「すみません、思考読まないで下さい・・・」
龍星「声に出とったわ。で、それは今日の夕食・・・いまから仕込みをする予定なんだが・・・なに食おうとしてるんだ、五十嵐?」
五十嵐「いや、お腹が減ったので」
龍星「腹が減ったから、留守中に上がりこんで、勝手に冷蔵庫を開けて、肉を盗み食いか?」
五十嵐「いや〜ん、許しておにいちゃま(はぁと)」
いきなりくねくねと身を捩じらせると、先ほどとはまるで違うよく通る可愛らしい声でそう言った。
100人どころか1000人が愛らしい美少女を想像する・・・そんな声だ。
龍星「誰がおにいちゃまだ?気色悪い・・・わ!!」
頭を掴み、最後の『わ』の発声の瞬間に粉骨の力が込められ、五十嵐の足は床から離れ持ち上がっていく。
五十嵐「い、いや・・・架空の妹キャラで・・・割れる、頭割れる!!」
龍星「悪ふざけが過ぎるぞ・・・この馬鹿が」
そういって乱暴に・・・投げ捨てた・・・
五十嵐「うう・・・いたたた・・・」
掴まれた頭と投げ捨てられた時に打った尻のどちらを痛がればいいのか分からないようで、何か不思議な踊りを踊るように悶えている・・・
と、やおら懐からメモを取り出す・・・メモには『龍星の生態』と書かれている。
五十嵐「龍星には妹属性無し・・・極めて異常也と・・・」
龍星「異常なのはお前だ!!」
続きは本編にてお楽しみください・・・まて完成!!