入門編7前編 カプセル化

 


 

「なんか前回からの更新、凄い間が空いたなーー」

 

「作者はどこの富樫さんだよ?」

 

「いや忙しくてなー」

 

「皆さんお久しぶりです。元気でしたか」

 

 

「肯定だ。色々あったがアルも戻ってきたし、マオやクルツとも合流できたからな」

 

「こっちはこの間、珍妙なことに巻き込まれたぜ」

 

「俺はアイコンが新しくなったよー」

「表情が豊かになったよなー」

 

「・・・こっちはまったく進展がありませんよ、どっかの誰かさんがサボってるせいで」

 

「・・・・・・」

「う、うう・・・」

「駄目な作者だぜ」

「さ、さあ気を取り直して講座を始めるぞ!!」

「ごまかしたな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでは講座入門編は今回を持って終了する。次回からはさらなる激戦が予想されるので、心して学ぶように!!」

「はい兵曹長殿!!」


「兵曹長だったのか?」


「さあ?」


「では今回は前編後編に分けてカプセル化とTCP/IPの概略を行う!!」

「サーイエッサー!!」

 

「ではまずはカプセル化だ」


「任せろ、ミクラスやウインダムだな」


「アギラのことも思い出してください」


「そりゃカプセル怪獣だ!!」


「冗談だミクラスといえば鉄人兵団だよな」


「ウインダムは種死ですね」

 

「カプセル化だと言うとろうに!」


「分かっている、最近はゼットンも」

 


カプセル怪獣はもういい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気を取り直してはい、ではOSI七階層斉唱」

「何回取り直せばいいんだ?」

 

アプリケーション層

プレゼンテーション層

セッション層

トランスポート層

ネットワーク層

データリンク層

物理層

 

 

「さてネットワークといえば通信だ。データを送ったり送られたり、貰ったり貰われたりするわけだが、当然データだけでは送れんのだ」


「どこに届けるのかという情報が必要だな」


「そう、そういった制御用の情報を途中で付け足していくわけだ。ちなみにこの頭に付く制御情報はヘッダと呼称される。で、これはプロトコルごとに付け足される制御情報が違う。このプロトコルごとの制御情報をPDUと呼ぶ。Protocol Data Unitの略だ」


「プロトコルごとに付け足される情報は違うってわけだな」


「そうだ。でヘッダなどの制御情報を付け足していくのをカプセル化という。
プログラムとかでも同じ用語があるが、意味が違うんだよな・・・
まあネットワークでは制御情報を付け足していく=カプセル化と覚えてくれ」

 


 

 

「まず上位三層でデータを分割する」


「データの分割?」


「そうだな・・・例えば引越しする時、荷物を全て1つのダンボールに詰めて送るか?」


「送らねえな」


「当然だ、大きな物は物理的にも情報としても送りにくい」


「当たり前の話だよな」


「だから分割を行う。この場合、送るデータを扱い易い大きさに区切って送り、相手先はそれらを纏めて元のデータに直すわけだ」


「ふむ」


「送る際には区切ったデータに制御情報を付加していく。小分けした物をそれぞれ梱包して宛先をつけるってイメージかな」


「なお制御情報は宛先の他にデータの順番などの情報も付加される」


「なんでだ?」


「簡単だ、例え順番に送っても順番通りに着くわけではない。途中で通信経路が使えなくなることもあるしな。となると送り直さないといけない」


「小分けして送る利点はそこだな。小分けしなかった場合、途中で経路が断たれればまた最初から大きなデータを送らなければならないからな」

 

「うむ小分けして送ることで、送れなかったデータだけ送り直せばいいということになる」


「なるほど、送れなかったデータは他より後で届くことになるわけだ」


「そうそう、だからデータの順番が分からないとだな・・・本で例えるとページ順がばらばらになってる!なんて状態になりかねないんだ」

 

「じゃあ順番にやっていくぞー」

 

 

「まずトランスポート層でヘッダを付け足すことで、セグメントとなる」


「送るデータにセグメントってのを足すってわけか?」


「いやいや、データ+トランスポート層での制御データ=セグメントだ」


「ちなみにセグメントというのはTCPでの呼び名だ」


「えーと・・・確かトランスポート層で使われるプロトコルで信頼性の高い方式のやつだな」


「うい。もう一つのUDPを使用した場合はデータグラムと呼ぶんだが・・・UDP自体そう使うものでもない方式だからセグメントで覚えとけ!」


「いいのか?」


いいんだ!!

 

 

 

 

 


(たぶん)

 

 

 

 

 

 

 


「だいたいこの辺りのは初歩の初歩だから試験には出ねえよ!!」

 


おーーーい!?

 


「出ても一問二問あるかってとこだろ、問題ない!!」


「うむ、問題ない」


「ないのかなあ・・・?」

 

 


「そしてネットワーク層でこいつにさらに制御データを付けることで=パケットとなる。ここら辺から名称は一緒だな。セグメントでもデータグラムでもここで制御情報を付けることでパケットになる」


「そしてデータリンク層ではヘッダの他にトレーラというのを付ける」


「そいつは?」


「うむ、トレーラというのはエラー検出用のデータだ。まあ他の部分でもエラー検出はしてるのでこいつは最低限のエラー判別情報と思ってくれ。パケットの頭にヘッダ、ケツの方にトレーラを付けフレームと呼ぶ」


「そして最終的に物理層から電気信号となって送り出されるわけだ」

 


「ちなみにデータ、セグメント、パケット、フレームこれらをまとめてデータユニットと呼ぶ・・・んだが」


「あー・・・分かった、使わねえんだなその呼び方」

 


「ああ、まず使わん!というか・・・まとめてパケットとか呼ぶことの方が増えてる・・・まあ取り敢えず概念的にはこういうものだと覚えといてくれ」

 


「ところでこの制御情報ってのはどういう情報なんだ?」

 


「んー、まあ流しても問題ないと思うが・・・簡単にいうとトラポーでデータの順番や再送データ


(トラポー?)
(トランスポート層か?)
(また凄い略しかたを・・・)
(トポーとかトラーよりはマシかなー)


「ネットワークでIPアドレスなどの固有情報、データリンクでMACアドレスなどの固有情報とさっきいったエラー検出用のトレーラを付けるんだ。ちなみに前述の通りヘッダはデータの先頭に付ける。トレーラはデータの最後に付けられるぞ」


「取り敢えずこれがネットワーキングで言うカプセル化というやつだ。なおこうして送られたデータを受け取った側は付けられた情報を処理して元のデータに復元する。これをカプセル化解除という。非カプセル化ともいうが、これは最初からカプセル化を行わないという意味にもなるのであまり使われないな」


「まあ取り敢えず処理の順番覚えとけばいいだろう」


「纏めます」

 
 

カプセル化

上位三層でデータを分割

処理レイヤ 呼称      
トランスポート層 セグメント= ヘッダ データ  
ネットワーク層 パケット= ヘッダ セグメント(トランスポート層のヘッダ+データ)  
データリンク層 フレーム= ヘッダ パケット(トランポート層のヘッダ+ネットワーク層のヘッダ+データ) トレーラ

の順に処理され物理層で送り出される。

「受け取った側はこれを逆に処理していきます」

 

「ちなみにデータ、データと言ってはいるが、上位三層で分割された状態のを一応メッセージと呼称する・・・データの方が分かりやすいとは思うがな。一応は覚えといてくれ」

 

 

次の講座へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「おや、ランサー・・・楽しそうですね、何をしているのです?」


「よう嬢ちゃんたち、ネットワーク講座よ」


「ネットワーク?」


「パターン青、素人です!!」


「誰が素人ですか!」


「ではPCの基礎知識はあるか?」


「PC?」


「素人だ」


「素人だな」


「仕方ないわねセイバーは」


「では凛は知っているのですか?」

 

「・・・えっと」


「青が7、黒が3・・・ど素人です!!」


「ど素人だ!!」


「ど素人だな」


「うっさい!!知ってるわよ。
ほらあれよ、ITでインターネットでインタラクティブでメールでホームページで」


「意味は?」


「・・・・・・・・・」


「知らないやつに限ってやたら横文字並べて煙に巻こうとするんだよな」


「知らないなら知らないと言え。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」


「う、うるさ〜〜〜い!!そんなのなくても問題ないわよ」


「無知であるのは恥ずかしいことではない。最初から全てを知るものなどはいない。知らぬことを知らぬままにするを恥と思うべきだ」


「ぐぬぬぬぬ・・・」


「はっ!何が魔術師か。魔術師ならどんなものでも貪欲に取り込まんか!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ガンド

 

 

 

 

 

 

 


「五十嵐シャッター」


ヘブ!?


「ちょ!?他人を盾にするなんてなに考えてるの!?」


「やかましい!!日本人ならガンドではなく陰陽術使え!!」


「関係ないでしょ!!」

「そもそもここはPCの基礎知識がある人間向けの講座だ!!ビデオデッキとDVDプレイヤーの区別もつかないやつはおとといきやがれ!


むき〜〜〜!!


サイトでも開設できるようになってから出直してこい!!

 

 

 

 

セ、セイバーやっちゃって!!

 


「しかし、凛」


いいからやりなさい!!

「ふう・・・しかたありません。
恨みはありませんが、覚悟していただきます」


「ならばこちらも我がサーヴァントが相手をしよう・・・龍星!!


「誰がサーヴァントだ・・・」


「すみません、龍星さんお願いします」


「・・・まあよかろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「参ります!!」

ガッ!!

 

 

「な!?」


「おお白刃取り!!」

 

(様子見の一撃とはいえ・・・不可視の剣をこうも容易く・・・この男・・・アサシンよりなお得体のしれない・・・)

 


「悪いことは言わん、退け。最低限の知識を持たぬ者に教えることはできんからな。基礎意識を勉強してから来い、そうすれば歓迎しよう」


「申し出はもっともなのですが・・・」

 


「セイバーささっとやっちゃいなさい!!」

「今だ、キックを使え!!目だ!!」


「・・・お互い苦労するな」


「ええ」

 


魔力は気にしなくていいからやりなさい

 

 


「・・・ではいきます!!」

 

「ふ」

 

 

 

 

 

 

 


約束された勝利の剣(エクスカリバー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やったわセイバー!!ふふ、これであの連中も懲りたでしょう。ここからは私達で講座を始めるわよ!!」


「凛・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「ふふふ、甘いなそんなもので俺たちがやられるか!!」


「な・・・無傷!?」

 


「この鉄壁の五十嵐シールド・・・例え神でも貫けはせんぞ!!」

 


「ゲイボルグでも貫けなかったからな・・・」


「さあ、いくらでも撃ってこいや。この五十嵐バリアは絶対無敵だ!!」


「やめて、あんたらは無傷でも受けるのはこの俺の御体・・・」


「よし、龍星!!その五十嵐ブロックがある限り勝利は我が物、突撃だ!!」


「やるわね、こっちだって負けてられないわ。行くわよセイバー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


チュドム!!

 

 

 

 

 

 


「ご苦労、軍曹」


「地雷か・・・」

 

「非殺傷性だ、問題ない」


「対人地雷は基本的に非殺傷だと思うが」


「んじゃ箱に詰めて送り返すか」

 


匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。

 


「手紙もつけようぜ。美味しく食べてくださいって書いとこう」

 


「さすがだ五十嵐。ではそのように書いて、シロウの家にでも送っておくか」


「はあ、仕方ありません。確かシロウが詳しかったはず。シロウに師事を仰ぎ、出直してきます」


「そのときは歓迎しよう」


「うむ、その知識を生かし就職したまえ。目指せ脱ニートだぞ」


「誰がニートですか!!」


「お前」


「やれやれ」


「なあ、これってPC講座でも開設するって前振りかな?」


「さあ?気が向けばやるんじゃない ですか?」

 


登場人物

作者

このサイトの管理人。
アイコンがリニューアル。

五十嵐

オリジナルサウンドノベル「ナイトロード」の脇役。
とにかく不死身


アルス

このサイトにて公開している荒唐無稽オリジナル巨大ロボット小説「フレスベルク」の主人公。
影は薄い。

上記三名のアイコンは樹氷さんより頂きました。


龍星

オリジナルサウンドノベル「ナイトロード」の主人公。
とっても強い。

アイコンは当サイトオリジナルです。

 

ランサー

TYPE-MOONのPCゲーム「Fate/stay night」の登場人物。
正体はケルト神話で語られる英雄クー・フーリン。
幼名はセタンタ。

セイバー

同じく TYPE-MOONのPCゲーム「Fate/stay night」の登場人物でヒロイン。
剣の英霊として呼び出された。正体は実は女の子だったという設定のアーサー王。


遠坂凛

同じく TYPE-MOONのPCゲーム「Fate/stay night」の登場人物でヒロインの一人。。
優等生の皮を被り、優秀な魔術師でもあるが機械にはとっても疎い。


相楽宗介

賀東招二著のライトノベル「フルメタル・パニック!」の主人公。
最近ヒロインと愛の告白をしあった。

上記に四名のアイコンはmaaと愉快な仲間達様から頂きました。