Fate/staynight
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機種・ジャンル |
製作 |
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プレイステーション2・ADV |
タイプムーン |
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作者「レビューというか感想というか市販製品をネタにした座談会ぽいものというかそんな感じのを始めるぞー」
ぼん!!
作者「何を言う、日本にも首なし馬とかの伝承あるぞ」
ランサー「俺の出てる作品っていうと」
作者「うむ、ローズマリー・サトクリフ著、灰島かり訳炎の戦士クーフリンを
龍星「違うだろ」
ランサー(俺弄られてる?)
作者「冗談はさておき、今回はFate/staynightを紹介するんだ。ナビゲーターを頼むぜ!」
ランサー「あいよ、ではまず聖杯戦争から説明するか、概要はこうだ」
7人の魔術師たちがマスターとなり「サーヴァント」と呼ばれるセイバー・アーチャー・ランサー・ライダー・バーサーカー・キャスター・アサシンのうちのいずれかの使い魔を召喚し最後の一人になるまで戦い、生き残った者があらゆる願いをかなえる聖杯を手にする。
龍星「聖杯というとキリスト教の伝説だな」
作者「キリストが最後の晩餐で使った、磔にされたキリストの血を受けたとかいう聖遺物の一つだな。
後に聖杯王の伝説が生まれ、さらにアーサー王伝説とも混じったな」
ランサー「それとはまた別物で、手に入れればどんな望みも叶うって代物だ」
五十嵐「どんな望みでも・・・・
五十嵐「ドラゴンボール!!」
ランサー「違う、絶対違う・・・」
作者「えー、だって7人のたまとって手に入れるんだろ?」
五十嵐「たまの意味が違うぞ作者」
龍星「7人が集まって殺し合い、最後に残った1人が勝者なのだから取る魂は6だろう」
五十嵐「いや、龍星・・・そういう問題なのか?」
ランサー「・・・」
五十嵐「・・・で、実際はどういうものなんだ?」
ランサー「あ、ああ・・・俺も詳しくは知らない。興味ないからな」
五十嵐「なんで?」
ランサー「叶えたい願いなんてないからな・・・聖杯を使えば生き返ってこの時代で生きてくとかもできるらしいが、俺は満足して死んだから悔いなんかないぜ」
作者「クーはあれで満足だったと?」
「まあな」
作者「自分の息子殺して親友殺してゲッシュ破らされて力奪われたところで腹ぶち抜かれて内臓露出しながら立ったまま死のうと岩に体括り付けて死んだのが満足いく人生とはとんだマゾだな」
ランサー「・・・」
五十嵐「一息で言い切ったな」
ランサー「た、立ったまま死ぬなんてこう歴戦の戦士として立派だろう、勇者だろう、英雄だろう・・・他にいるっていうのか!!」
作者「立ち往生とは確かにたいした戦士だ・・・だが世界じゃあ二番目だ」
ランサー「じゃあ一番は?」
五十嵐「日本人に立ち往生で立ち向かうとは身の程知らずだぜクーさん!」
五十嵐「主君を守るために戦い、全身に矢を受けて立ったまま死んだ日本の英雄よ!!」
作者「お前と違って岩に体を括り付けなくても立ったままだ」
龍星「立ち往生なら中国に典韋という者もいるぞ」
ランサー「ぬぐぐぐ・・・」
ランサー「取り合えず続けるぞ・・・」
ランサー「コホン、というわけでFateは7人の魔術師とその使い魔であるサーヴァントの戦いを描く物語だ。このFateの物語は、俺の槍の一閃で幕を開ける」
五十嵐「まさしく一番槍だな!!」
ランサー「ふふん」
作者「で、あっさり切り払われると・・・」
ランサー「・・・」
ランサー「繰り返さなくてもいいだろ・・・」
龍星「いきなり戦闘から始まるのか」
作者「クーさんの一閃を払った剣士は問うた」
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「―――問おう。貴方が、私のマスターか」
闇を弾く声で、彼女は言った。
「召喚に従い参上した。 これより我が剣は貴方と共にあり、貴方の運命は私と共にある。―――ここに、契約は完了した」
龍星「む、この女は先達ての剣士か」
作者「この後、場面は数日前に遡り、ヒロインの一人である凛の視点に移る」
五十嵐「で、魔術とか魔法とかの概念の説明と聖杯戦争に向けての準備とかが語られるわけだな〜」
作者「因みにFateの世界設定は他の作品と同じだそうだ」
龍星「世界設定?」
作者「作品における世界観の設定だな。舞台や時代、歴史は現代と同じか?魔法だとかの類は存在しているか?その扱われ方や世間への認知度は?などだな」
龍星「ふむ」
作者「製作元のタイプムーンてところは元は同人ゲーム作ってて、それの月姫ってのが大ヒット。同人からアニメになるはでメディアミックスな展開を果たした。コミックも連載中だ・・・まあ俺はコミックしか触れてないがその月姫と同じ世界が舞台になっている」
五十嵐「小説の空の境界ってのも同じ世界だそうだぜ〜」
作者「設定では時間や手間がかかろうが科学などで再現できるのが魔術、できないのが魔法という区分けだそうだ」
龍星「厳密な区分けではないのだな・・・技術が発展すれば魔法だったものも魔術の区分になるということか?」
作者「そうだ。実際この場面でもそう説明されている。では順を追ってストーリーを見てみるか」
凛「ちょっと、待ったーー!!」
五十嵐「ちょっと待ったコールが入ったーー!!」
凛「この間は世話になったわね」
作者「この間っていうと・・・あれか・・・
作者「このあいだはおたのしみでしたね」
凛「楽しんでないわよ!!」
作者「え?俺が言ってるのは箱詰めにして送り返した後だよ」
凛「な!?ななななに言ってるの!!」
五十嵐「効果は抜群だ」
作者「おいしく食べてもらったようで何よりだ」
凛「げ、下種な勘繰りはやめてもらえる!」
作者「あのとき五十嵐が服に盗聴器、仕込んでたんだが」
凛「な!?」
龍星「五十嵐・・・お前は、また・・・」
作者「このテープに録音してあるが、再生してみようか?」
凛「な、何が望み?」
作者「黙ってこの座談界に付き合え」
五十嵐「とうとうレビューじゃなくて座談会って言い切ったぞこの男」
セイバー「・・・?」(状況が飲み込めない)
作者「では無駄に人数が増えたところで、自己紹介しとくか」
凛「・・・遠坂
凛よ」
五十嵐「相馬 五十嵐だ。呼ぶときは様を付けろよ」
作者「バカ様もしくは変態様と呼ぶんだ」
五十嵐「やめい!!」
作者「風を切り裂く赤い弾丸、爆走星・神風大将!」
セイバー「偽名ですか?感心しませんね」
作者「お前に言われたくはない」
セイバー「む、確かに・・・ではお互い様ということで
セイバー「・・・こ、この」
作者「よろしくな、アーサー王」
龍星「そうか、アーサー王であったか」
セイバー「何故私の真名がばれて・・・そうか先日エクスカリバーを使ったか
作者「エクスカリバーなんざ、そこらじゅうの作品に登場するからな・・・ありふれたもんだぜ」
セイバー「ありふれたものかどうかその身で受けてみなさい!!」
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作者「ならばこちらも!!」
セイバー「な!?これは・・・視界に映るもの全てが
ぼぐん
「ぬがあぁーーー!?」
作者「う、腕が、腕が折れた〜〜!!」
龍星「技の負荷に体が耐えられなかったか」
セイバー「え、えーと・・・」
作者「ぐ、ううう・・・何のこれしき」
更新することはサイトが存在するためにはなくてはならぬもの。
資料を作りゲームを作りネタレビューをもって優良サイト入り
方々のネタをしゃぶりつくした上でそいつを踏み台にして…
天下のサイト主となる!
野心である
野心がモルヒネのように激痛を麻痺させているのだ
五十嵐「ま、それはそれとして続きといこうぜ」
作者「こ、こは何事・・・!?」
龍星「ほら、腕を接いでやるからじっとしろ」
作者「では気を取り直して、続きといこう」
五十嵐「復活早いな」
ランサー「俺も一応自己紹介しとくか。ご存知ランサーだ」
作者「ではいくぞ、抜かるなよクー・フーリン!!」
ランサー「だから真名をばらすなと何度言えば・・・」
作者「司会進行はこの俺。そして混沌の狭間の愉快な仲間たち」
五十嵐「愉快って」
龍星「愉快犯は一人いるな」
五十嵐「龍星・・・」
作者「ゲストにFateから、うっか凛と」
凛「だれがうっか凛よ!!」
作者「ケルトの大英雄クー・フーリン」
ランサー「あいよ」(真名に関しては諦めた模様)
作者「イングランドの伝説、知らぬ者なしアーサー王」
セイバー「そうです、私はランサーと違って有名なんですよ」
ランサー「喧嘩売ってるかセイバー?」
作者「アーサー王はブリトン人の王様で・・・3つまで数えられないという」
セイバー「・・・なんですか、その誤情報は!?」
作者「部下に円卓の騎士というのがいて・・・隙あらば踊りだす愉快な連中だとか」
セイバー「ち、違います!彼らはそんな変な
作者「それだけではなく、殺人をものともしないランスロット卿とか
セイバー「か、彼は立派な騎士ですよ!?そ、それは確かに彼とは色々ありましたけど」
作者「ランスロット卿ほど勇敢ではないロビン卿とか」
セイバー「誰ですかそれは!?」
作者「腸が奇妙な音を立てる賢いが臭いベディヴィエール卿」
セイバー「ベ、ベディヴィエールは最後まで仕えてくれた忠に熱い
作者「他にも登場しない卿とか錚々たるイロモノが
セイバー「だから誰なんですかそれは!?」
「円卓の騎士だろ?」
セイバー「違います!まったく日本の方は我々を何だと思ってるんですか!?」
作者「え?これご当地イギリスで作られたアーサー王作品の設定」
セイバー「わ、わたしは一体何のために。やはり王になるべきでは・・・」
五十嵐「うっかり歴史に名を残すと恐ろしいにゃー」
ランサー「・・・俺も早まったかな」
五十嵐「クーさんもそのうち萌化されて女にされたりとか
、男装の麗人って脳内設定でハアハアしたりとか」
ランサー「やめてくれ、ありそうで怖い」
五十嵐「というか無い方がおかしいご時世だからな。なに、無きゃ無いで俺がやってやる」
ランサー「・・・・・・・・・」
ゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグゲイボルグ
ランサー「
はあ、はあ、はあ・・・・・・」
作者「
残念ながらクー、手遅れだ、これを見ろ」
ランサー「
・・・・・・」
作者「
鋼殻のレギオス11巻の作者コメントからだ」
ランサー「
ちょっと広島行ってくる」
作者「
却下!!」
作者「ではさっそくプロローグを見てみようか〜」
五十嵐「よ、ようやくか・・・」
ランサー「・・・・・・・・・なんで死なないんだろう?」
五十嵐「プロローグに入るのにここまでかかるレビューも珍しいというかなんというか・・・」
作者「ではうっか凛・・・ガイドを頼むぞ」(テープをちらつかせる)
凛「・・・プロローグは私、遠坂
凛の視点で進行するわ」
作者「そして朝に弱いことがさっそく明らかになる」
凛「・・・」(ぴくぴく)
龍星(うっか凛・・・?)
凛「わ、私が魔術師になった理由や、魔術や魔法、聖杯戦争といった設定などが日常生活を交えて語られるわ」
五十嵐「日常では猫を被ってるんだよな〜」
凛「どんな時でも余裕を持って優雅たれ、というのが遠坂の家訓よ」
五十嵐「というか別人格」
凛「うるさいわね・・・綾子みたいなことを」
五十嵐「それだ!綾子ちゃんや由紀香ちゃんや楓ちゃんや
凛「攻略対象じゃないわよ」
五十嵐「何故だーー!?」
凛「これは魔術師の戦いを描いた作品よ。接点のない彼女たちが大筋で絡めるわけないじゃない」
五十嵐「では女教師のタイガーも
「タイガーって呼ぶなー―――!!!」
五十嵐「ひい」
凛「・・・気のせいかしら。いま藤村先生の叫びが聞こえたような・・・」
作者「魂の叫びが次元を突破してきたようだな」
凛「あの人も大概ね・・・」
作者「とまあそんな感じで進行していく」
龍星「待て・・・」
セイバー「な!?この殺気は!?」
龍星「この発言は何だ?」
奢らされたのはわたしで、品物はタイヤキではなくクレープでした。無意識に事実を改竄する悪癖、次あたりに直さないと考えますよ?」
「げ。マジ怖えあの笑顔」
ササッとお弁当のフタで顔を隠す蒔寺。 どこから見てもチグハグな三人に挨拶をして、教室を後にする。 がらり、と教室のドアを閉める。 ……と。
「ぶー。なんだよー、大差ないじゃんかタイヤキもクレープもー。どっちも甘いの皮で包んでるんだからさー」
蒔寺による女の子にあるまじき暴言が聞こえてきた。
「……タ、タイヤキとクレープが同じですって……!?」
あいつはホントに女なのか、甘いものならなんでも一緒なのか。 500円もするフルールのベリーベリーベリーが、江戸前屋の一個80円のタイヤキと同位などとある意味うらやましい味覚の持ち主と言えなくもないというか、 おのれ蒔寺楓、それなら初めからタイヤキで済ませておけば420円も得したじゃないっ……!
凛「こ、これが何かしら?」(対応を誤ると・・・まずい!?)
龍星「タイヤキを貶める発言と受け取って相違ないのか?」
凛「い、いや・・・その」(この男、何でタイヤキでここまで殺気を漲らせてるの?)
セイバー「む・・・凛、タイヤキを馬鹿にしているのですか?」
凛「セイバーまで」
作者「日本人は核を落とされるよりも、食い物で怒る民族だ・・・迂闊な発言は慎めよ」
セイバー「その通りですよ、凛」
凛「あんたの出身はイングランドでしょ」
龍星「貴様、よもや値段で味の優劣が決まると信じているのではあるまいな?」
作者「食い物の味は値段とはあんまり比例しないからな・・・勘違いするやつが多いが」
五十嵐「需要と供給とコストのバランスだからな〜」
凛「わ、私が言ってるのはあくまでも、フルールのベリーベリーベリーと江戸前屋のタイヤキでタイヤキ事態を貶める気は・・・」
龍星「左様か・・・」
凛「わ、分かったわ・・・以後気をつけます」
凛「何でたかがタイヤキでここまで言われなきゃならないの・・・?」
龍星「何か言ったか?」
凛「いえ、何も・・・」(セイバー何とかしなさい)
セイバー(これに関しては凛が悪いと思います)
凛「・・・さ、さあ続きといきましょう」(裏切り者め)
セイバー(裏切りやったのはアーチャーです)
凛「・・・さて聖杯戦争も間近。私はこの晩、サーヴァント召喚を試みたの」
サーヴァントは通常の使い魔とは一線を画す存在だ。 その召喚、使役方法も通常の使い魔とは異なる。聖杯戦争に参加する魔術師はこの日に備えてサーヴァント召喚用の触媒を用意するものなんだけど……
作者「とか言いながら・・・」
「……ふん。いいわよ、そんな物に頼らなくたってなんとかなるわ。そもそも、わたし以外にセイバーを扱えるマスターなんている筈ないし」
作者「これだ」
凛「・・・ぐ、ぐぐぐ」
作者「で、結果は?」
凛「・・・」
作者「セイバーを呼べたのかね?」
セイバー「私を呼んだのは凛ではなかったですね」
「ええ、そうよ失敗したわよ!!私には一つだけ遺伝的な呪いがあって、ここ一番、もっとも大事な勝負時に、信じられないような大ポカをしでかすのよ!!悪かったわね!!」
龍星「うっか凛・・・うっかり足す凛・・・うっか凛、なるほど、ようやく得心が行った」
凛「あったまきたぁーーーーー!もういいわよ!セイバーやっちゃいなさい!!!」
アーチャー「やれやれ、君はもう少し自制というものを覚えたほうがいい」
セイバー「おや、アーチャー。お久しぶりです」
ランサー「テメエか」
アーチャー「私が凛のうっかり失敗召喚で呼び出された英霊、アーチャーだ」
凛「がーー!!!」
作者「ああ、よろしくなエ
アーチャー「おっと、真名をばらすのは今はやめてもらおうか。後にしたほうが面白かろう」
作者「それもそうだな」
ランサー「ちっ・・・」
アーチャー「では続きといこうか。まあ聞いてくれ、凛ときたら私が『マスターの証は?』と聞いたらどうしたと思う?」
龍星「マスターの証か・・・共に戦い死線を潜るのだから、それに値する人物かということか?」
アーチャー「ふふ、聞いたか凛?これが普通の答えだよ」
凛「ぐ、ぎぎぎ」
アーチャー「そう君が言う通り、忠誠を
凛「ちょっとあんたは黙ってなさい」
アーチャー「ふふ、怖い怖い。仕方ない、黙っているとしようかな・・・私は」
作者「これかな」
「ここよ。貴方のマスターである証ってコレでしょ」
「む?」
右手の甲に浮き出た令呪を見せつける。 ふん、何も知らないと思わないでよね。 こっちは父さんからマスターについて散々聞かされてきたんだから、令呪の事ぐらい知ってるわよ。
「納得いった?これでもまだ文句を言うの?」
どうだ、とマスターの証を突きつける。 瓦礫に横たわったサーヴァントは目を白黒させて、
「……はあ。まいったな、本気で言っているのかお嬢さん」
なんて、ますます不満そうに顔を曇らせた。
「ほ、本気かって、なんでよ」
「その考えがだ。令呪があればマスターなのか?令呪などサーヴァントを律する道具にすぎないだろう。
まったく、そんな形だけのものでマスターぶるとはな。
私が見たかったのは、君が忠誠を揮うに相応しい人物かどうかだったのだが」
「あ――――う」
そ、それはそうだけど―――マスターの証って言ったら、まず令呪だって思うじゃない、普通。
五十嵐「ただの無礼者じゃないか?」
凛「あんたに言われたくはないわよ!!」
五十嵐「じす!?」
アーチャー「まったく君というやつは。魔術師らしからぬ気の短さだ。いきなりあんなことに令呪を使うし」
龍星「令呪とは?」
アーチャー「まだ説明していなかったのか、やれやれ」
アーチャー「令呪とはサーヴァントを支配・制御するための刻印だ。三回までサーヴァントに強制的な命令を行使できるものだ。それは“行動を止める”だけでなく、“行動を強化させる”という意味でもある。例えば、私はここから遠くの場所まで瞬間的には移動できない。だが令呪で“行け”と命じれば、それが私とマスターの魔力で届く事ならば可能となる。サーヴァント自身でも制御できない、肉体の限界さえ突破させる大魔術の結晶だ」
龍星「ほう、戦闘における切り札に成り得るな」
アーチャー「その通りだ。だというのに凛ときたらいきなり『わたしの言い分には絶対服従』などということに使ってしまった」
凛「あ、あれはあんたが・・・私だって自己嫌悪で死にたくなったわよ」
龍星「ふむ、自制心が足りないと・・・」
凛「ぐ・・・」
アーチャー「いかに令呪でも曖昧な命令には効きが弱くなる。“私を守りとおせ”“この戦いに勝て”などといった、広く長く効果が続くものには令呪の力が弱くなる。強制は長く続くが苦痛が小さい。逆に、“次の一撃を死ぬ気で放て”“あのグラスだけは壊すな”といった単一の命令は絶対で、よほど強力なサーヴァントでも逆らうのは難しくなる」
龍星「ふむ、それもそうだ。それが出来れば使用回数の意味もない」
五十嵐「無限に願いを叶え続けろなんて願いは出来ないわけだ」
アーチャー「面白い例えだな」
アーチャー「だが嬉しい誤算というやつか・・・凛は若いが、魔術師としては破格でな。通常よりも重圧が強く、命令に逆らうと体が重くなるほどだ。これならば子供と侮り、戦いから遠ざけようとしたのは私の過ちだったと考え直すにも足るというもの」
龍星「待て、それは早計というものだ。いかに優れた能力があろうと、経験が浅くては有効に生かす事は出来ない。また魔術師だから実戦で戦えるなどという理屈はない。実戦経験のない遠坂嬢よりも、貴殿が彼我の戦力を把握し方針を打ち立てるべきだろう。それでなくても彼女は自分を過信し他人を過小評価するきらいがあるようだしな」
凛「むっかー」
アーチャー「いや、これは耳が痛い。確かにその通りだが、私はこの世ならざる身。すでに朽ちた亡霊の類だ。ならば前途ある若者に経験を積ませるべきだろう
と判断した」
龍星「その結果、命の危機に瀕しても、か?」
アーチャー「聖杯戦争に参加するのだ。その覚悟があるし、ないとは言わせない。そういう君も、別段それが悪いとは思っていないだろう?」
龍星「無論だ。好んで
アーチャー「うむ、彼女は一流の魔術師だ。実戦の経験がなくても覚悟はある。これを乗り越えれば誰もが一目を置く魔術師に成長できるだろう
と思ってな」
凛「な、何よ・・・今さら褒めたってなにも
五十嵐「いまはただの無礼者だけどな」
凛「だから!!」
五十嵐「いりゅ!?」
アーチャー「いや、凛。言われても仕方ないぞ。私を召喚したときなんと言った?あれだけ宝石を使っておいてセイバーじゃくてこんな変な奴呼んで目も当てられないだったか?」
凛「そこまで言ってないわよ!!」
アーチャー「それだけではない。翌日のことだ」
凛「む・・・召喚で魔力を持ってかれて寝込んでたときね」
アーチャー「そうだ・・・龍星だったな、契約において最も重要な交換とは何か分かるか?」
龍星「契約において必要なもの・・・契約書の類はこの場合論外だな。それに類するもの・・・そして交換、互いの素性、それを表すもの・・・名前か?」
アーチャー「いや、察しがいいな。そうだ名前だ。凛はそれを言われるまで忘れていたのだから、困ったものだ。これでは無礼者といわれても仕方あるまい」
凛「あんただって自分が何者か忘れてたじゃない!!」
アーチャー「凛・・・それなんだが、実は記憶は割りと直ぐに戻ってた。今更だが謝っておこう」
凛「なによそれー!!あんたやっぱりやなやつ!!」
アーチャー「それに聖杯に何を願うと聞いたら、願いはないだの、世界を手中にとか試しに聞いたら言葉遊びで返すは・・・」
「よし、よしんば明確な望みがないのであらば、漠然とした願いはどうだ。例えば、世界を手にするといった風な」
「なんで?世界なんてとっくにわたしの物じゃない」
「――――――――」
「あのね、アーチャー。世界ってのはつまり、自分を中心とした価値観でしょ?そんなものは生まれたときからわたしの物よ。そんな世界を支配しろっていうんなら、わたしはとっくに世界を支配しているわ」
龍星「では何のために聖杯戦争とやらに参加すると?」
アーチャー「それなんだが・・・」
「だって世界征服も面倒くさいし、そんな無駄な事を願っても仕方がないでしょう。貴方、わりと想像力が貧困ね」
「……。理解に苦しむな。それでは何の為に戦う」
「そこに戦いがあるからよ、アーチャー。ついでに貰える物は貰っておく。聖杯がなんだかは知らないけど、いずれ欲しい物が出来たら使えばいいだけでしょう?人間、生きていれば欲しい物なんて限りないんだし」
「―――つまり、君は」
「ええ。ただ勝つ為に戦うの、アーチャー」
五十嵐「そこに山があるからとかいう登山家か?」
龍星「戦いたいから戦うと?」
五十嵐「あ、同じようなやつ知ってるぜ!!」
作者「あれか!!」
五十嵐「ああ!!」
凛「あら、私と同じような思想の人がいるの?さぞかし優美な人なんで
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凛「・・・・・・何かしらこれ?」
作者「同じ考えだろ」
五十嵐「
凛「こ、こんなのと同じ
ランサー「そろそろ先に行ってくれないか?俺の出番がいっこうに回ってこない」
アーチャー「もっともだ・・・凛、続けるぞ」
凛「うー」
アーチャー「その日は街を回って、というより好き勝手に連れ回された」
凛「街の作りを把握するのは重要でしょ」
アーチャー「まあ、そうだがな・・・途中、マスターらしき者の視線を感じたが、その日は特に問題なく終わった」
作者「ここら辺も後で見直してみると、結構伏線が張られてて面白いぞ」
アーチャー「そして翌日だ・・・凛は学校に行くと言い出した」
わたしはマスターになったからって、今までの生活を変える気はないわ。それにマスター同士の戦いは人目を避けるモノでしょう?それなら人目につく学校にいれば、不意打ちされる事はまずないと思うけど
龍星「不意打ちに備えがあるならまだしも、学校でなら不意打ちされないなど、甘い考えと言わざるを得んな」
魔術師っていうのは他の
龍星「やはり経験が浅い。事態は常に最悪を想定し、備えるべきもの。絶対にないなど、それこそが有り得ない」
アーチャー「ああ、私も物事には常に裏目が存在する。本来あり得ざる事が起こるのもまた運命だと、そう言ったのだよ」
そんな事あるわけないじゃない。もしもの話っていうのは、起きないからもしもの話なのよ。もしそんな事になったら、その時はわたしの見通しが甘かったってだけなんだから
龍星「やれやれ・・・もしもとは起きないから、もしもではない。起こりえるかもしれないから、もしもなのだ」
アーチャー「ふふ、まったくだ・・・案の定、凛の見通しは甘かった」
凛「あんたら二人して、人を馬鹿にして!」
作者「見通しが悪いのは事実だろう。前日にマスターの視線を感じたのだろう?俺なら遠距離から攻撃をぶち込むね」
凛「あら、遠距離攻撃を可能とするアーチャーは私のサーヴァントよ。狙撃を考慮する必要なんてないわ」
龍星「やはり認識が甘い・・・別にサーヴァントにやらせずとも狙撃銃を使うなりやりようはいくらでもある」
凛「ア、アーチャーが護衛についてるのよ。狙撃するにしても、すぐ補足して防げるわ」
アーチャー「まあ、やってやれんことはないだろうが・・・」
凛「ふふん」
作者「そこら辺も踏まえて、俺ならデイビー・クロケットでも撃ち込むね」
五十嵐「りゅ、龍星がうろたえてやがる!?」
凛「デイビー・クロケット・・・なにそれ?」
作者「迫撃砲の一種だ。個人で運用するのが難しいなら、それこそサーヴァントに運ばせればいい。夜のうちに狙撃ポイントに運び込むことも出来るだろうし、魔術師だ・・・目撃されんように人払いも出来るだろう」
アーチャー「いやいや、迫撃砲とは恐れ入る・・・だがそう脅威というものでは」
凛「だぶりゅー54?」
アーチャー「・・・・・・」
凛「・・・・・・」
アーチャー「すまないが、凛。私だけならともかく・・・核爆発から君を守るのは無理だ」
凛「でしょうね」
作者「聖杯手にいれりゃ、何でも叶うんだろ?だったらこれくらいやらかすやつが出ないとも限らねえぜ」
作者「撃った方も下手すると核の被害範囲に入るが、だからこそサーヴァントに使わせればいい。何もサーヴァントの自前の武器しか使わせてはいけない法もあるまい」
五十嵐「相変わらず無茶苦茶考える男だぜ・・・しかし、そんな物入手できるのか?」
龍星「アメリカは1991年9月にヨーロッパの地上発射式の戦術核の撤去を宣言したため、一度も使用されることなくお蔵入りになったはずだが」
作者「1956年から生産され2100発が製造されたらしいが・・・さて、本当に全て破棄されたのかな?まだ保管されているかも知れんぞ。魔術を駆使すればそれをかっぱらってくることも出来ると思うが・・・
それにソ連崩壊後に多数の核弾頭が行方不明になっていたりするんだが・・・」
凛「・・・・・・そ、それこそもしもじゃない!!ありえないわ!!」
作者「確かに俺も発想が飛躍しすぎとは思うが、
これ以外でも銃でも隠し持って接近→暗殺なんて芸当も可能だろう?」
凛「マ、マスターなら近づけば分かるし」
作者「別にマスターがやる必要はない。弟子にでもやらせればいい。これが魔術を教える入門試験とか言えば、まだ初歩すら知らないやつを動かせるだろう。それなら一般人と変わらん。・・・いや、別に一般人に金を握らせればいいな。自爆テロやるやつもいるし、ツテしだいではどうとでもなるな。ほれ、人が多くても魔術意外で襲撃を受ける可能性はたんまりあるぞ」
凛「そもそも魔術師ってのは近代兵器なんて、軽蔑し忌避するものよ!そんな方法考えるわけ」
セイバー「それなんですが・・・凛」
凛「なに、セイバー・・・あんたも何かけちをつけるわけ?」
セイバー「私の前回のマスターはそれはもう、遠慮なく近代兵器を駆使してました
し、暗殺技術にも長けてました。前回のランサーを残酷にして非道な謀略によって殲滅したり・・・」
凛「・・・・・・」
作者「そら見ろ、やるやつはやるぞ。見通しが甘いんだよ」
五十嵐「暗殺はいいんだ!?」
ランサー「・・・・・・・・・」
龍星「お前ほどの者だ。そのような非道を行うのなら、自害して果てるだろう。英雄と呼ばれる者ならばかくあるべきだ」
ランサー「・・・・・・・・・」
アーチャー「だ、そうだぞ・・・ランサー?」
凛「まあ、確かに甘かったわよ・・・学校にあんな結界しかけてあるんだもの」
龍星「結界?」
凛「簡単に説明すると、結界内の人間を死に至らしめて魂を略奪する代物よ。サーヴァントは精神と魂を栄養とするの」
アーチャー「基本的な能力は変わらないが、取り入れれば取り入れるほどタフになる―――つまり魔力の貯蔵量があがっていく、というワケだ・・・無論、人を喰うなど私の趣味ではないのでやろうとは思わんがね」
龍星「だが他の者はそれを是とする者もいる・・・か。英雄の所業ではないな、クー・フーリン」
ランサー「・・・・・・・・・」
凛「そうね、クー・フーリン。わたしのテリトリーでこんな下衆なモノ仕掛けるなんて許せないわね。だから消そうとしたの・・・もっとも、とんでもなく高度で、邪魔をするくらいにしかならないけどね」(ふふ、ようやく矛先が他にいったわ)
アーチャー「だが、そこに現れたのがお前だったな、ランサー」
龍星「クー・フーリン、まさか邪魔をしたのか?」
ランサー「あ、いや・・・まあ」
龍星「・・・・・・」
龍星の好感度が下がった
凛「こうしてとうとうサーヴァント同士の戦いは火蓋を切ったわ」
ランサー「こ、ここから俺の見せ場だぜ」
「たわけ、弓兵風情が接近戦を挑んだな――――!」
その気性、烈火の如く。 ランサーは一撃ごとに間合いを詰め、停止する事を知らない。……長柄の武器にとって、間合いを詰める事は自殺行為だ。 長大な間合いをもって敵を制し、戦いを制するのが槍兵の戦いである。 故に、前進を止めないランサーに勝機はない。
「――――うそ」
けれど、それはただの定石。 喉を、肩を、眉間を、心臓を、間隙なく貫こうとするランサーの槍に、戻りの隙などなかった。
ランサー「どんなものだ」
五十嵐「でもクーさん。この間、龍星に懐に潜り込まれてなかったっけ?」
アーチャー「ほう、ランサーの懐に潜り込んだだと」
ランサー「いまは関係ないだろう・・・大体、お前はどこの英雄だったんだ?」
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龍星「この刀・・・刀身の模様から判断するに、もしや干将莫耶か?ならば貴殿の正体は、干将もしくは息子の眉間尺か?」
アーチャー「いや、外れだ・・・ふふ、私をそこらの英雄と同じものと考えては正体は分からんよ」
ランサー「二刀使いの弓兵なぞ聞いた事がない」
アーチャー「そういう君は判りやすかったな。槍兵には最速の英雄が選ばれると言うが、君はその中でも選りすぐりだ。これほどの槍手は世界に三人といまい。加えて、獣の如き敏捷さと言えば恐らく一人だからな」
五十嵐「さすがクーさん。真名がばれるのも最速か!!」
ランサー「・・・たく、狸が」
アーチャー「そして君は、私を打倒するために宝具を使おうとした・・・だがそのときだ」
士郎「おーい、遠坂〜来たぞ」
凛「士郎!」
アーチャー「そう、この間抜けが・・・戦闘の渦中に居合わせた上に、気取られたのだ」
士郎「お前は、相変わらずだな・・・」
龍星「貴殿は?」
士郎「俺は衛宮士郎。一応はFateの主人公ってことになってる」
龍星「失礼した、先に名乗るが礼儀というものであったが・・・自分は刃
龍星という」
士郎「ああ、よろしくな」
作者(何故、こやつがここに?さてはこの女・・・)
凛(戦力が揃ってきたわね)
作者「ちっ!ならばこちらも戦力を増強するか」
五十嵐「作者はいきなり何を口走ってるんだ!?」
作者「出ろ、召喚の魔箱!!呪文をピ・ポ・パ!!」
五十嵐「いや、それ電話だろ」
作者「あ、アスモデウス〜?わるいけど、ちょっとこっち来てくれないか?大至急!!」
五十嵐「・・・・・・なんかとんでもないところに繋がってる!?」
??「すまんが、今来客中だ。久しぶりの旧友でな、席を外すわけにはいかなくてな」
作者「そうなのか〜」
??「アスモデウス様〜、そろそろ肉が煮えますよ〜」
??「おお、エリゴール。すぐに行く」
??「いや悪いな〜ごちそうになって」
??「はははっ、遠慮するなシリュウ。せっかくの鍋という料理だ。みんなで食べた方が美味いのだろう」
??「静馬のやつが好きでな〜」
??「あ、ヴァルファーレ達も呼んできましょうか」
作者「鍋突付いてんじゃねえよ!!」
作者「召喚失敗だ・・・シリュウも駄目そうだな」
五十嵐「・・・・・・もう、言葉もない」
作者「ちなみに召喚は呼び出すことで、召還は呼び
戻すこと・・・」
五十嵐「話し戻すぜ」
凛「あの時は大変だったわね・・・士郎ったらあんなところに居合わせるものだから、口封じにランサーに心臓を一突きにされて」
ゴシャ!!
龍星「この痴れ者が!!」
ランサー「が・・・」
五十嵐「駄目だぜ、クーさん。やられるときはネタっぽい叫び上げなきゃ」
龍星「無関係の非戦闘員に手をかけるとは、英雄の風上にも置けん!!起て、その性根を叩き直してやる!!」
五十嵐「龍星・・・クーさん頭蓋骨イッテル・・・多分無理」
龍星「・・・意外と打たれ弱いな」
五十嵐「というか俺はいつもこんな威力で殴られてたのか・・・」
アーチャー「ランサーは防御力自体は秀でているものではないが・・・普通一撃で倒すかね?」
凛「あんた本当に人間なの?サーヴァントって精霊の域に達した亡霊の類よ?」
作者「それならば龍星は仙人の領域に到達した超人よ、舐めると怪我ではすまないぜ」
セイバー「キャスターのマスターには、下手をすればやられていたかもしれません。人間だからといって侮ることは出来ませんよ」
ランサー「ぐ・・・うう」
龍星「見下げ果てたぞ、駄犬め」
龍星の好感度が大幅に下がった
ランサー「だ・・・駄犬言うなーーー!!カ、カレンめ・・・」(意識が混濁しています
作者「はいはい、このゲームに登場しない人はおいとこうね」
五十嵐「しばらく無理そうだな」
ランサー:真名クー・フーリン頭蓋骨複雑骨折により≪しばらく
作者「やはりこういう連中に突っ込みいれるには、龍星みたいな強キャラが必須だな。もう一人くらい調達しとくか」
五十嵐「また不穏当なこと考えてるな〜」
作者「五十嵐、呼び出す勇者はこの中のどれがいいと思う?」
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五十嵐「・・・・・・・・・」
作者「三番目と、一番右は制御できそうにないが強力無比だ」
五十嵐「まてまてまて」
作者「この中では一番左
と五番目が最強の上に、性格も温厚なので使い易いだろうな」
五十嵐「これはFateのレビューでは」
作者「だが四番目が燕返しの三倍凄い技を使えるので捨てがたい。だが個人的にはライダー>サーヴァントなので」
ごりゅ
作者「がは!?」(正視できない状態なのでイメージ画像にて)
龍星「あまり関係ないのを呼ぶな」
凛「驚いたことに心臓を貫かれた士郎はまだ息があったわ。私は父の形見のペンダントを使って治したの。膨大な魔力のこもった切り札だったけど・・・治療は不得手だから力技で強引に治したおかげで魔力が空になったわ」
士郎「すまなかったな、遠坂」
凛「いいのよ・・・失敗してたら目も当てられなかったけど、成功して良かったわ。・・・ええ、正直に言えば充実感もあったし、ああいう経験も悪くはなかったわ」
凛(それに士郎がいてくれて良かったと思うし)
五十嵐「バカップルは微笑ましいな〜」
凛「だだだだだ、誰がバカップルよ!!」
アーチャー「ちなみに私はこのとき、離脱したランサーを追跡していた。もっとも、見失ってしまったがね」
凛「そうねまったく残念だわ」
アーチャー「話を逸らそうと必死だな、凛」
龍星「質問があるが、いいか?」
凛「何かしら?」
龍星「口封じをしようとしたのだから、対象が確実に死んだのか確かめる可能性がある。その際、死亡していないことが分かれば再度襲撃を受ける可能性があるが、結局どうなったのだ?」
凛「・・・・・・それに思い至って、助けに行ったわよ」
アーチャー「3時間経ってからだがね」
龍星「襲撃の可能性を失念していたと?」
凛「・・・・・・」
龍星「しかし衛宮殿が息災なのだから間に合ったのだな」
アーチャー「それなんだが、すでにランサーが襲撃をかけていてね」
士郎「いや、よく凌げたと思うよ」
凛「それで・・・飛び込もうと思ったら、士郎がセイバーを召喚したのよね」
アーチャーに突入の指示を送ろうとしたその時。カア、と。太陽が落ちたような白光が、屋敷の中から迸った。
「――――」
気配が、気配にうち消される。ランサーというサーヴァントの力の波が、それを上回る力の波に消されていく。……瞬間的に爆発したエーテルは幽体であるソレに肉を与え、実体化したソレは、ランサーを圧倒するモノとして召喚された。
「うそ――――」
呟くことしかできない。
だが紛れもない事実だ。その証拠に、ほら―――たった今、塀を飛び越えて出てきたランサーは、屋敷から逃げるように跳び去っていったのだから。
「……ねえアーチャー。これも、もしもの話?」
「さあな。だがこれで七人。ついに数が揃ったぞ、凛」
落ち着いて答えるアーチャー。わたしは正常な判断力を失っていた。だから、容易に想像できる筈の次の展開を、考慮する事さえできなかった。
セイバー「召喚された私がランサーを撃退し、大活躍したのです」
龍星「ふむ・・・そして塀の外には別のマスターとサーヴァント。この状況ならば敵と判断するな」
アーチャーは反応していた。けれど、わたしは反応できなかった。それが失点。一秒にも満たないその隙で戦いは終わった。
わたしにとっては一秒でも、あのサーヴァントにとっては度し難い隙だったのだ。
踏み込んでくる剣風。
「え、アーチャー……?」
わたしを突き飛ばすアーチャーと、アーチャーを斬り伏せるサーヴァント。本当に一瞬。
ランサーの猛攻をあんなにも華麗に
「―――アーチャー、消えて……!」
だが、今度は間に合った。敵のサーヴァントが返す刃でアーチャーの首を断ち切る瞬間、強制的にアーチャーを撤去させる。
じくん、と右腕に痛み。あまりにも無茶な命令と行為だったからだろう、右腕にある令呪が一つ減ったのだ。
……これで残る令呪は一つだけ。けどこれが最善。アーチャーに死なれるぐらいなら、令呪の一つや二つなくなっても――――
「――――」
消失したアーチャーも意に介さず、サーヴァントは襲いかかってくる。
凛「あれ?アーチャーやられたっけ?」
士郎「何か違うような?」
アーチャー「恐らく別の平行世界での結果だろう」
龍星「話をまとめると、お前達は索敵を怠り、クー・フーリンがその気ならば奇襲を許す隙を見せた上に、第三者を巻き込みあまつさえ口封じに殺害されるのを防げず、辛うじて救命に成功するが再襲撃の懸念を忘れ三時間も放置し、おっとり刀で駆け付ければすでに襲撃を受けており、急ぎ乱入しようとしたところ救助対象がサーヴァントを召喚し自力で撃退。予想外の自体に呆然としていたところ敵と認識され召喚されたサーヴァントにあっさり叩きのめされたと?」
凛「アーチャー、思い返してみると、わたしここまでで失点だらけな気がするんだけど?」
アーチャー「今だから正直に言うが、気がするのではなく、失点だらけだ」
作者「で、セイバーに剣を突き付けられて殺されそうになるところでプロローグは終了、ようやくタイトル画面になる・・・ふん」
ごりゅ
作者「Fateのストーリーは全部で3ルート。それぞれセイバー、凛、桜の3人がヒロインで進行する。攻略順はセイバー、凛、桜の順で固定されている。ということで順番に見ていこう」
セイバールート(書きかけ)
凛ルート
桜ルート
龍星「サーヴァントについて質問があるが構わないかな?」
凛「いいわよ、何かしら?」
龍星「まずサーヴァントとはどういうものか、だな」
凛「ここでいうサーヴァントというのは、英霊のことね。過去の英雄そのものよ。神話、伝説、寓話、歴史、真偽問わず、伝承の中で活躍し確固たる存在となった“超人”たち。人々の間で永久不変となった英雄は、死後、人間というカテゴリーから除外されて別の存在に昇格するの。
奇跡を行い、人々を救い、偉業を成し遂げた人間は、生前、ないし死後に英雄として祭り上げられる。そうして祭り上げられた彼らは、死後に英霊と呼ばれる精霊に昇格し、人間サイドの守護者になる。これは実在の人物であろうが神話上の人物であろうが構わない。英雄を作り出すのは人々の想念。こうであってほしい、と想う心が彼らを形取り、彼らを実在のモノとして祭り上げる。そこに真偽は関係ない。ただ伝説として確かな知名度と信仰心さえあれば彼らは具現化する。人間が生み出した究極の理想、人間の中でもっとも優れた人間。それが英雄であり、英霊よ」
龍星「なるほど・・・つまり小説の人物であっても、長い年月が経ち実在が信じられ、英雄と思われれば英霊として存在し得るわけだな」
凛「そうね・・・さすがに小説とか出所がハッキリしていて、創作だと分かっている人物は難しいかもしれないけど、神格化され信仰されれば可能性はあるかもしれないわね」
凛「人間以上である英霊は、決して人間では操れない。魔術師は彼らの力の一端を借り受け、その真似事をこなす程度に留まるのが常よ。英霊そのものを呼び出して使役する、なんて事は決して出来はしないわ」
龍星「人間より上位の存在ということか」
凛「そう、次元が違うといってもいいわね。英霊そのものを呼び出して使役することが出来ないのは召喚が難しいからでも、サーヴァントの能力が魔術師以上だからでもない。おそらく五人しかいないとされる魔法使いであっても、彼らを使役する事など不可能だと思うわ。彼らは存在そのものが魔術の上にある
龍星「どんなに強力でも魔術では縛れないということか」
凛「そんなところかしら。そして聖杯・・・これがその不可能を可能にした。本来人間の手におえぬ英霊をまるごと召喚し、あまつさえマスターに仕える使い魔に固定した。そのデタラメさは、まさに聖杯が万能である事の証でもある。・・・・・・もっとも、いかに聖杯といえど、精霊じみた連中を無差別に呼び出す事は出来なかったの。英霊たちも、こちらの世界で活動できるカタチが必要なの」
龍星「・・・英霊が存在するための器が要る
わけか?」
凛「そう、それが彼らの仮の名前であり、この世界に許された存在の在り方。聖杯は英霊たちが形になりやすい“
龍星「いずれかの属性を持つ英霊だけ、とは?」
アーチャー「そうだな・・・例えばセイバーはその名の通り剣に長けた英雄のクラスだ。剣に長けた英雄でなければセイバーとして召喚は出来ない」
龍星「なるほど、ランサーなら槍に長けた英雄という具合か」
アーチャー「そうだ・・・中には剣にも槍にも長けた英雄もいるが、そういった者はどちらのクラスにも呼ばれる可能性があるわけだ」
龍星「なるほど・・・概ね理解した。ではこれが本題なのだが・・・このクラスというのはどういう違いがあるのだ?剣と槍に長けた英雄が、セイバーとして呼ばれた場合とランサーとして呼ばれた場合違いはあるのか?」
凛「そうね、サーヴァントの強さは英霊の格で決まる。強い英霊を呼べればそれだけ戦いは有利になるわ。でも優れた英霊も与えられたクラスによっては苦戦を強いられるわ。それがクラス別の特殊能力、小が大を打ち倒す可能性」
龍星「ふむ・・・クラスごとに英雄本来の能力とは別に、特殊能力が付加されるということか?」
凛「そのとおりよ。七つのクラスはそれぞれ異なる付加能力を持ち、その相性によっては格上の相手に勝利する事もある。
その例で言えば、過去四回、知名度の低い英雄が大英雄をうち負かした事もあるらしい。
わたしが知りうる限り、最も優れたサーヴァントはセイバー。
過去四回、セイバーのサーヴァントはことごとく最後まで勝ち残っているわ。
セイバー、ランサー、アーチャーの三クラスは強力な対魔力を持つ。率直に言って、この連中に魔術は通用しづらいわ。なにしろ神話の時代、魔法が当たり前のように跋扈していた世界で戦い抜いた戦士たち。現代の魔術師が使う魔術など、彼らに触れただけで霧散するわね。
・・・・・・まあ、そういった訳でこの三つのクラスは基本にして優秀、と評されているわ。
それ以外に注意すべきはバーサーカーのサーヴァント。このクラスになって呼び出された英霊は、正気を失う。文字通りマスターの操り人形となって活動する狂戦士となるのだが、その恩恵は生前の能力を大きく上回る“強化”。
もっとも、サーヴァントが強くなればなるほど、マスターにかかる負担は大きい。
過去、バーサーカーを得たマスターは暴走するサーヴァントを御する事ができず、魔力切れで自滅してきた。ただ一人の例外もなくね」
五十嵐「
クラスによっては本来の能力を制限されることもあるわけか」
龍星「アサシンのクラスはどんな能力が付加されるのだ?」
凛「アサシンのクラスは戦闘力において最弱とされる。その代わり、気配遮断能力を持つわ」
龍星「・・・そうか、つまりは最も恐ろしいのはアサシンということだな」
凛「あの・・・一番強いのはセイバーのクラスなんだけど」
龍星「そうか?ランサーに接近を許していたようだが」
アーチャー「つまり君はアサシンならばランサー以上に接近を許すことになり、致命の一撃を受けかねないと言いたいのだね」
龍星「そうだ。戦闘における理想とは何か分かるか?」
アーチャー「相手に気取られることなく倒す・・・だね」
龍星「左様。戦闘の理想とは相手に気取られず、何もさせず、そして最小の労力で打倒することだ。アサシンはそれにうってつけのクラスだな」
凛「なんかアサシンがとてつもない強敵に思えてきたわ」
アーチャー「確かに、クラスだけを見ればアサシンは難敵と言えるな。
今回アサシンとして召喚されたのが、あれで助かったと見るか、更なる難敵だったと見るべきか」
凛「でも
本来のアサシンでも宝具を使用されると危険よね」
龍星「先に少し出たな。宝具とは英雄の持っていた武具との認識でよいのか?」
凛「そう
よ。それもただの武具じゃないわ。“英雄の証”、すなわち“宝具”と呼ばれるマジックアイテム。
“宝具”はサーヴァントが英雄であった頃に愛用した武器や防具であり、文字通り“奥の手”。
サーヴァントにとって、“宝具”は唯一無二の武装。それは宝具そのものが代えのきかない最終兵器だからでもある。
例えば・・・・・・ランサーの持っている
ゲイ・ボルク。ランサーがその気になれば“宝具”としての能力を発揮するわ。
宝具とはそれだけで優れた武器だけど、その本領は“真名”を以って力を解放させる事にあるの。
かつて、竜を殺し神を殺し、万物に君臨してきた英雄の武器。 サーヴァントは自らの魔力を以ってその“宝具”を発動させる。言うなれば魔術と同じ。サーヴァントたちは、自らの武器を触媒にして伝説上の破壊を再現するの」
龍星「
ゲイ・ボルクは因果逆転・・・先に心臓に命中したという結果を作り、放つことで必ず命中する能力だったな」
セイバー「そして私のエクスカリバーは強力な光波を放てます」
凛
「もっとも気軽には使えないわ。強力な宝具の使用は大量の魔力を使用する。
それに敵サーヴァントを打倒するには、その正体を知ることが近道となるわ。サーヴァントにとって最大の弱点はその“本名”なの。サーヴァントの本名――つまり正体さえ知ってしまえば、その英霊が“どんな宝具を所有しているか”は大体推測できる
し、使用する宝具から正体を割り出せる為よ。
言うまでもないけど、サーヴァントは英霊である以上、確固たる伝説を持っている。それを紐解いてしまえば、能力の大部分を解明する事ができる。
サーヴァントがクラス名で呼ばれるのは、要するに“真名”を隠す為なのよ。なにしろ有名な英雄ほど、隠し持つ武器や弱点が知れ渡っているんだから。サーヴァントとなった英霊は決して自分の正体を明かさない。サーヴァントの正体を知るのはそのサーヴァントのマスターのみ。
マスターは自分のサーヴァントの正体を隠しつつ、他のサーヴァントの正体を探らなければならない、なんていう暗黙の了解があるほどよ」
セイバー「私は特に有名ですからね。途中までシロウにも正体を隠していました」
五十嵐「そこまでするほどのメリットてあるの〜?」
セイバー「当然です。私がアーサー王と知れれば、相手は弱点を突いてきます」
龍星「作者・・・アーサー王の弱点とはなんだ?」
作者「・・・ないんじゃね?」
セイバー「
ふふ、明確な弱点はないかもしれませんが、真名がばれると、私と戦うときは接近戦闘は避けなければならないとして長距離からの狙撃や罠などの正攻法以外の手段を取るでしょう」
龍星「別にそれは誰に対しても有効だと思うが」
セイバー「・・・・・・」
龍星「戦闘の理想とは相手に気取られず、何もさせずだ。であるならば、相手の手出しできない遠距離から狙撃するのは常套手段。戦場において槍が主兵装だったのは剣よりも間合いが長いからだ。現代戦が重火器や火砲に取って代わったのもそれが理由。遠距離から有効な攻撃できるのならばわざわざ接近する必要はない」
作者「一人のスナイパーだけで軍が足止めされた事例もあるしな。ファンディスクのアーチャーの狙撃は厄介だったろ?」
五十嵐「なんか正体隠してもたいして意味のないやつや、隠さないとやばいやつで落差があるような」
作者「
というか、明確な弱点があるのってクー・フーリンだけじゃね?」
セイバー「そ、それでも私の真名がばれれば遠距離攻撃の手段がないことが分かり、安心して攻撃を仕掛けると思いますが」
龍星「確かに手の内を隠すのは結構だが、それもクラス名で呼ぶ時点で半ば無意味な気もするぞ。セイバーのクラスで呼ばれた時点で剣に長けた英雄なのだからな」
セイバー「むう」
龍星「徹底するなら、クラス名での呼称もやめて、まったく別の秘匿名にするべきだ」
セイバー「
ま、まあ・・・そうかもしれませんね」
五十嵐「
ん〜しかしこうして見ると、クーさんっていいところなくないか?俺でも何とかなるぜ」
ランサー「
ほう、よく言った」
五十嵐「
あ、クーさんだ。もう大丈夫かい」
ランサー「
まだ本調子じゃねえがな。油断してたぜ・・・で、お前が俺をなんだって?」
五十嵐「
俺でも何とかなるって言ったんだよ」
ランサー「
はっ!面白い、やってもらおうじゃねえか!!」
五十嵐「
ま、それはそれとしてクーさん。ちょっと一緒に飯でも食おうぜ」
五十嵐「よもや断る気かね?」
作者「クー・フーリン
八つの
一つ、食事の誘いを断らないこと。
一つ、犬を食べてはいけない。
一つ、フェルグスと戦うときは八百長で一回は負ける。
作者「えっと・・・・」
一つ、腹ペコのまま学校に行かぬ事。
一つ、天気のいい日に布団を干す事。
一つ、道を歩く時には車に気を付ける事。
一つ、他人の力を頼りにしない事。
一つ、土の上を裸足で走り回って遊ぶ事。
五十嵐「さあさあ、食いねえ食いねえ!!」
龍星「ホットドッグのドッグはソーセージの俗称であり、別に犬肉を使っているわけではない」
がっがっが!!
ランサー「ほら喰ったぜ、さあ殺り合おうか?」
士郎「あ〜ばらしちゃったか。もう同じ手は使えないな」
五十嵐「もはや打つ手なし!!」
士郎「諦めるのはや!?」
ランサー「喰らえ!!」
五十嵐「ジョン!?」
作者「
夢に見ていたあの日の影は〜」
龍星「
では本編のレビューにてまた会おう」