久々のレビューはパンプキンシザーズ

作者 掲載誌
岩永亮太郎 マガジンGREAT

あらすじー
社会を覆う欺瞞のブ厚い皮を斬り裂き、腐敗したその実を暴き出す!!
帝国陸軍情報部第3課 通称――パンプキン・シザーズ!!!
それは、“戦災”という名のもう1つの戦争だった・・・
永きにわたるフロスト共和国との戦乱は、帝国内各地に深い傷跡を残した。飢餓、疫病、兵隊の野盗化・・・。国土と人心の荒廃によって生まれ落ちたそれら“戦災”を憂慮した帝国軍は、陸軍情報部内に第3課を設立し、戦災復興任務に当たらせることとした。
『薄氷の条約』と呼ばれた停戦から3年――。有形無形の様々な障害を前にして、陸情3課は未だ戦災復興を成し得ていなかった。ばかりか、無意味な書類の山に埋没し、臣民の不満を抑制する“言い訳(プロパガンダ)”部隊だと嘲弄される日々・・・。だが、それでも任務を果たそうと邁進する彼らに対し、ある日、ひとりの男が助力を申し出る。それは、ブルースチールのランタンを腰に提げ、大重量の単発拳銃を片手で操る、巨漢の復員兵だった・・・!

戦災復興の名の下にドンパチやる漫画です。問題発言ですか?まあ気にしないで下さい。
主人公、ランデル・オーランド・・・でも劇中じゃ伍長としか呼ばれない、この男・・・戦時中は公的に存在しない部隊、不可視の9番インヴィジブル・ナインの 901ATT対戦車猟兵部隊アンチタンクトルーパーに所属。
砲弾が顔の横を掠めようが、仲間が死のうが無表情に歩み寄り、零距離から戦車に銃弾を撃ち込む恐るべき戦法を用い、蒼く光るランタンを腰に吊るすその姿・・・それはこう呼ばれた。

「蒼い鬼火と共にやつらはやってくる。
たとえその瞳を灼かれても たとえその(かいなをもがれても・・・・奴らは・・・・決して歩みを止めない――――”死沼に誘う鬼火(ウイル・オー・ウイスプに導かれるまま”保身なき零距離射撃”を敢行する」

生を棄てた跫音 死を産み散らす銃爪 命を無視された兵隊(ゲシュペンスト・イエーガー

かなりでかい人である・・・キャッーーチ・・・あんどりり〜す

他の人もかなりイカシタ方々がおられます。
隊長のアリス少尉・・・貴族のご令嬢。正義感あふれるというか、迸ってだだもれの人。実は双剣の使い手でかなり強い。
オレルド准尉・・・女好き・・・軽薄そうだが決めるときは決める。体も張ってがんばりもする、いい人。
マーチス准尉・・・オレルドとは友人。インテリタイプ。このタイプにありがちな融通の利かない人・・・ではなく結構柔軟に行動する。
ステッキン曹長・・・天然、それ以外の形容詞が見当たらない娘。意外と支配欲があり、伍長にマラソンをさせようと考えたことも。
マーキュリー号・・・伝令犬。噛み癖旺盛、精力旺盛。マスコット?

男性陣、押されています。がんばれ男性陣。

そしてこの手の話にはもはやお約束・・・そう裏で暗躍する謎の組織。激突は必至、さあどうなる?

901・・・命を無視された兵隊(ゲシュペンスト・イエーガー)
903・・・死灰を撒く病兵(クランクハイト・イエーガー)
906・・・翼無き降下兵(ファルシルム・イエーガー)
908・・・単眼の火葬兵(アルトシュミート・イエーガー)

さーて、残りは何が来るかな?予想としては、最強の不可視の9番(インヴィジブル・ナイン)が主人公たちの前に現れそうですが・・・まあお約束ですから・・・かなり好きですよ、お約束。

戦災復興