NO.80
「先任伍長たちが、脱出したなら、艦を自沈させなきゃならないのに……。体が、動かなくってさ……」
「わかった。よく頑張ったな。父さんが代わりにやってやる。おまえは離れていなさい」
「……無理だ。あんたなんかにできっこない……」
「できるさ。親が、子供のためにできないことなどあるものか」
出展:亡国のイージス(下)494ページより
系統:感動系
投稿者:管理人
管理人コメント:国に息子を殺され復讐に走った自衛官が、国の工作員である如月に息子の面影を重ねる。重傷を負い、意識も朦朧とする中、暴走するイージス艦を自沈させようとする如月とのやり取り。