NO.279

成田長親「いやになった。」
正木丹波「何がだ!」

長親「降るのがだよ!
   二万の兵で押し寄せ、さんざに脅しをかけたあげく和戦しずれかを問うと申す!そのくせ降るに決まっておるとたかをくくっておる。そんな者に降るのはいやじゃ!」
正木「我慢せよ…今降れば所領は安堵される。我慢するのだ。」
長親「いやなものはい、や、な、の、だ!
   武ある者が武なき者を足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す!
   これが人の世か!ならばわしはいやじゃ!
   強き者に服するのが世の習いと申すならこのわしは許さん!」
 

出展:のぼうの城

系統:熱血系

投稿者:三年鴉組 様

コメント:何の武技も知略もない漢は「誇り」と言う余人が捨てた物を持ち続けていた。

管理人コメント:嫌なら嫌って言わなきゃダメ。


NO.280

成田長親「わしは水攻めを破る。」
正木丹波「だからどう破るというのだ!」

長親「
わしは悪人になる。
 

出展:のぼうの城

系統:憤怒系

投稿者:三年鴉組 様

コメント:降伏した民の命をも無慈悲に奪った敵に対して漢の怒りの炎が静かに燃える…。

管理人コメント:誕生!!石田堤の巻。


NO.281

石田三成「忍城の者どもは、家臣も領民もあの成田長親と心をひとつとしておる。

所詮は利で繋がった我らが勝てる相手ではなかったのさ。」
 

出展:のぼうの城

系統:感嘆系

投稿者:三年鴉組 様

コメント:戦に勝って勝負に負けた形の三成。だが、その心は爽やかに晴れていた。

管理人コメント:何も出来ないから世話を焼きたくなる、そんな男。