五十嵐「龍星・・・」

龍星「なんだ?」

五十嵐「お前あの後どうした?」

龍星「ふむ・・・適当に痛めつけておいただけだが、それがどうした?」

五十嵐「適当・・・適当に半殺しか」

龍星「別に後遺症の残るようなことはしていないぞ・・・ケーキ一つでそこまではせん」

五十嵐「相変わらず殺伐としているな・・・なんというか、お前には潤いが足りん!!」

龍星「潤い?」

五十嵐「そうだな・・・メイド喫茶にでも行って来い!!」

龍星「冥土喫茶?」

五十嵐「・・・何を想像したか知らんが、絶対違うと思う」

作者「なにやっとるんだお前ら?」

五十嵐「あ、作者!聞いてくれ、龍星がメイドを馬鹿にするんだ!!」

 

 

 

 

 

 

作者「冥土?」

 

五十嵐「お前もか作者!?

作者「メイドと聞いたら真っ先に冥土に変換される!!それが正しい日本人!!」

五十嵐「ぜってえちげえ!!

作者「うるせえな、俺はメイド、メイドって騒ぐの嫌いなんだよ!!

龍星「作者・・・五十嵐が言ってるのは、もしやMaidのことか?」

作者「うむ、日本でいう家政婦さんだな」

龍星「それが喫茶店と何の関係がある?」

作者「さあ?」

五十嵐「ばっか!!喫茶店に入るとメイドさんが出迎えてくれるんだぞ!!男の浪漫が分からんのか!?

作者「男の浪漫は熱血と巨大ロボで充分」

龍星「何故家政婦が喫茶店にいるのだ・・・職務放棄か?」

五十嵐「こ、この非国民どもが・・・喫茶店でメイドさんに接客してもらう喜びを知らんとは」

龍星「喫茶店で接客をするのは給仕であって、家政婦ではあるまい」

作者「その時点でメイドじゃないよな」

五十嵐「があーーーーー!!最近のメイドさんは色々やるんだ!!ウェイトレスだって兵士だってこなすんだよ!!

 

 

龍星「それは家政婦ではなく、諜報員ではないのか?」

 

 

 

五十嵐「おおおおおおおお!!家政婦違う!!メイドさんなんだ!!メイドさんだからいいんだ!!

作者「さっきからうるせえ!!

五十嵐「作者だって好きだろ!!」

作者「興味なし!!」

五十嵐「馬鹿な!!それでも男か!?」

作者「最低限、自分のことは自分でやるべきだろう!!家政婦などいらん!!」

龍星「独立独歩すべきというのは賛成だ」

五十嵐「嘘をつくな作者!!まぶらほやブラックラグーンを読んでるのは知ってるぞ!!」

作者「ブラックラグーンは読んでるが、あれに出てきたメイドはもともと傭兵だか何だかで、世話になった人のメイドに転職しただけだろ。まぶらほは途中まで読んでやめた、俺の趣味には合わん」

五十嵐「馬鹿な!!ファンに喧嘩を売る気か!?」

作者「別に批判する気はないぞ。商業的には成功してるようだし、人気もあるようだしな。俺の趣味には合わんといってるだけだ。なんかムカつくんだよ、あのクラスメート全員他人の不幸が大好きとかいうの・・・メイドを軍隊にしたような連中もちょいとな・・・好きなやつはいいだろうが、ああいうのは趣味じゃないんだ。連中が何の咎も受けず、ほとんど関係のない主人公が災厄を被るのもな・・・ときどき龍星をあの世界に送り込んだら面白いことになるだろうぐらいのことを考えてしまう」

五十嵐「むう・・・恐ろしいことになりそうだ・・・」

龍星「人を猛獣みたいに言ってくれるな・・・」

五十嵐「あの・・・作者さん・・・まほろさんはどうです?」

作者「名前と設定をいくばくか知ってるだけだな・・・さほどの興味はない」

五十嵐「あ、ありえねえ・・・・・・作者、手に入れるならどっちだ、世界中の美女と巨大ロ

 

 

 

 

 

 

作者「巨大ロボ!!

五十嵐「一切の逡巡もなく即答しやがった!!あんたおかしいよ!!いっぺん医者に診てもらえ!!

作者「人が気にしとることを・・・」

五十嵐「龍星もおかしいと思うよな!!巨大ロボより美女と酒池肉林だよな?」

龍星「好きでもない女を抱く趣味はないぞ」

五十嵐「ば、ばかな・・・龍星・・・かっこつけるな」

龍星「本気でいっている。気心も知れん者と一緒にいても窮屈だ。肌を重ねるとなれば尚更だ」

五十嵐「ありえねえ・・・お前は男じゃない!!」

作者「龍星は漢だからな。ところで龍星」

龍星「なんだ、作者?」


作者「ラストバトルは富士の山頂でいいか?」


龍星「・・・いや、あまり物騒なことは勘弁願いたいのだが」

作者「大噴火で成層圏まで押し上げられた岩盤の上で、星をバックにラスボスと一撃勝負ってえのは燃えると思わねえかい?」


龍星「摩擦熱で燃え尽きる!!」


作者「そうか・・・お前の名前に因んだんだがな」

龍星「あまり無茶をさせんでくれ・・・人より鍛えてるつもりだが、これでも人間だから」

作者「噴火で砕けた細かい岩盤を縫って、攻防の方が」

龍星「頼むからやめて」

作者「溶岩の死闘・・・」

龍星「やだ・・・」

作者「しょうがねえな・・・あ、龍星。メインヒロインルートのデッドエンドで、死んでもアンデット化して戦うのと、根性で死んでも戦うのと、死んでるけど何故か動いて相手を倒すのと、どれがいい?」

龍星「どれも嫌だ!!

作者「いや、んな血の涙流さんでも・・・」

五十嵐「相変わらず壮絶だなあ、どんな感じだよ?」

作者「えっとな、敵を瀕死まで追い込むんだよ。それで相手は龍星が既に死後硬直が終わってることに気づくんだ」

五十嵐「いやなんというか・・・色々まて!」

作者「で驚愕した敵が逃げようとするんだが、そのとき死んだはずの龍星が動いて止めをだな」


龍星「結局ろくな目にあわんのだな・・・」

五十嵐「というか死後硬直って、死んでから2時間くらいで徐々に出始めて、終わるのは3、4日くらいかかるんじゃ・・・」

作者「さすがに無茶か?」

五十嵐「あんたのやることは全部無茶だろ」

作者「しょうがない、書き換えるか」

龍星「やれやれ」

作者「んじゃ、当初の予定通りラスボスがお前の勝ちだ的な口上を並べてるところでもう死んでいるってことで」

龍星「それが予定通りか!!というかどっちにしろ死ぬのか俺・・・」

作者「心配するな、バッドエンドでの話しだ」

龍星「今の話で何をどう安心しろというのか!?というか正規ルートでもボコボコになる予定では・・・」

アルス「ふむ、ご先祖様も苦労しているな。作者、俺も言いたいことがある」

作者「いきなり出てきてなんだいったい?」

アルス「こっちもあんたの思いつき設定で苦労しているんだ」

五十嵐「まあ、今に始まったことではないな」

アルス「人型兵器の矛盾はまあ言うまい。だが他にも色々問題点がある!!」

 

五十嵐「巨大ロボなんざ個人運用できるかって話かな?」

アルス「そう!!兵器なんってのは膨大な金食い虫!!維持費だけで相当かかるんだよ。賞金制度持ち込んだり、一般に出回ったところで維持できるわけがない!!」

五十嵐「まあそりゃそうだな 。出来たら地下にMSが隠してあるくらいのことはやってるよな」

アルス「基本的に企業や国家が新兵装の試作運用に使ったり、アリーナなどのショー目的で使用したり、せいぜいが傭兵になったりが普通で金食い虫の兵器を運用する賞金稼ぎなんて成り立たない!!」

作者「だから賞金稼ぎは副業でやってるやつ多いぞ。現在劇中で交戦してるミサイル野郎も国家に雇われてるやつだし」

五十嵐「ああ、だから高価なミサイルをバカスカと!!」

アルス「それぐらい分かってる・・・問題は俺の生活が困窮している点だ!!」

 

五十嵐「あ、そうなの?結構稼いでると思ったけど」

アルス「そりゃあ、仕事にはこと欠かんさ・・・賞金稼ぎ以外でも運送とか試験運用とか 護衛とかあるしな。まあフレスベルクは輸送用じゃないんで小物専門だが、全体的に見て割と稼ぎもいいと思うが、それでも兵器の維持は金かかるから、それ差し引くとなんとか食えてる状態で・・・」

龍星「他にやりようもあるだろう。いざとなったら自生しろ」

アルス「無茶言わんでください。環境が悪化しちゃって、そうそうできるもんじゃないんですよ。仕事自体は上手くいってるんです。問題は作者が適当に設定したフレスベルクの固定武装です!!」

龍星「何か問題があるのか?」

アルス「まず設定上、対象の防御力がものすごく高いんです。装甲面の考慮が0のフレスベルクでもご先祖様の時代の巡航ミサイルくらいなら耐えられるんですよ。そんな防御レベルで機銃が何の役に立つんです?頭部と胸部のアレは無駄です。内臓武装はそれだけで余計に金かかるんですから!!」

作者「い、一応ミサイルの迎撃用に。ショットシェルで機雷をばら撒くように・・・」

五十嵐「頭部ツインバルカンは?同じ目的ならいらなくない?」

作者「飛行形態時用だ。頭部が前面に、胸部は下部に来て対地攻撃が出来る 」

アルス「頭部と胸部で弾頭の規格が違うから余計に金かかるし、内臓のミサイルは高いし、ろくに使えないんですよ・・・デッドウェイトにしかなってないです。だいたい人型の分際で現行最速とかいう設定が無茶。人型なんて空気抵抗の塊で最速は無理。航空力学を無視してブースター使ってかっとばすから燃費最悪。そもそも航空戦専門ならまだしも、地上で運用するのに装甲が薄いというのは致命的です。高機動・高火力・低装甲なんて兵器は単体での運用が困難というのは既に実証されてるんですよ!」

作者「こ、後半でちゃんと新型のブースターに換装するから・・・ 装甲もアレがあるだろ」

アルス「そもそも兵器には汎用性より、特定の目的に合わせて特化させたほうが使い勝手はいいんですよ。空飛ばせたいなら飛行機、地上走るなら車や列車、海なら船、潜るなら潜水艦。機能を詰め込むとそのとき使わない機能は無駄にしかなりませんから 」

五十嵐「十徳ナイフより、普通のナイフの方がナイフとして使い勝手がいいようなものか」

アルス「まあ個人運用を考えると汎用性を求めざるを得ないと思いますけど。フレスベルク自体も試作品の改修機ですからね・・・おかげで運用には苦労してるんです。 おまけに格闘武器が充実してて、どう考えてもリアル系じゃなくてスーパー系ですよ。下手にリアル謳わないで、スーパーロボットで通せばいいんですよ。それならドリルもブーメランも殴り合いも許されます!!」

五十嵐「許されるのか・・・」

アルス「浪漫を求めるならスーパー系です」

五十嵐「うむ、浪漫は常に虚構の中にある・・・ メイドさんもしかりだ」

作者「うう、すまんこってす・・・そりゃあさ・・・フレスベルクはラストに敵基地に乗り込む際の「構わん、突っ込む!!」って台詞言わせたいだけで作ってるけどさ・・・」

五十嵐「そ、それだけのためにか!?」

龍星「ふむ、自分の道は自分の道で切り開かねばならない。お前も作者の作った悪環境に負けず頑張れ」

アルス「はい、ご先祖様。もともと俺は技術屋ですからね。なんとかこの欠点を克服して見せます!!」

龍星「うむ、 では俺も負けずに道を切り開くとしよう。作者・・・」

作者「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍星「待遇の改善を要求する!!」

 

作者「ひい!!

 

龍星「向こうで話し合おう」

作者「は、話合いの雰囲気じゃねえ!!

ずるずるずるずる