ろでぃのお気に入りアイテム情報田中 芳樹

田中 芳樹
SFスペースオペラ物に、歴史物、ヒロイック大河ロマン物などなど。長編、短編を問わず、いろんなジャンルの小説を書いています。 ただ、人気作家の宿命か、複数の小説を書いている分、続刊が数年以上も出無いことが多々あり・・。 アルスラーン戦記の続刊、いい加減に出しておくれ〜。(;;
 お気に入り小説家
 茅田 砂胡    田中 芳樹    森岡 浩之

9/22日発売の新作

 魔軍襲来
アルスラーン戦記(11)

やっと出た!
念願の最新刊(><ノ





薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲
ドラよけお涼の最新刊!




王都炎上・王子二人 ―アルスラーン戦記(1)(2)
 文庫版から、ノベルス版になって再販されています。各2巻分収録。





魔天楼―薬師寺涼子の怪奇事件簿
 ドラよけお涼、第一弾!
今までの田中芳樹作品とは全然タイプの違う、痛快ホラーミステリー?
 





薬師寺涼子の怪奇事件簿魔天楼
 小説のコミック化。イラストは小説版と同じ垣野内成美なので、完璧なイメージのまま読めます。





黒蜘蛛島―薬師寺涼子の怪奇事件簿
 ドラよけお涼。第五弾。いい加減にアルスラーンの続きを書いてくれと思いつつ購入・・。(苦笑)

 アルスラーン戦記 1〜10巻



アルスラーン戦記(10) 妖雲群行

価格:500 (税込)


 大陸に精強な兵と華麗なる文化を謳われるパルス王国。西方の蛮族、ルシタニアの侵攻に対しても、その勝利を疑う者はなかった。だが、味方の裏切りにより罠にかけられたパルス軍は、一日にして壊滅。王国は滅亡した。単騎生き残った王太子アルスラーンは、ダリューンらわずかな味方とともに故国の奪還をめざす。だが…。妖艶な美女、奇怪な魔道師、そして謎の銀仮面…。多彩な人物が織りなす一大物語絵巻。書下しヒロイック・スペクタクル・ロマン、堂々の開幕! (1巻、表紙裏の紹介文より)

 田中芳樹のヒロイック大河ロマン小説です。
 この小説を読むきっかけにになったのは、角川のアニメ映画を見てでした。もう十数年も前になりますが、友人の誘いで「アルスラーン戦記」「サイレントメビウス」「風の大陸」の三本立て映画を見に行ったのです。

 その当時は、サイレントメビウスにだけに興味があったのですが、映画を見てからは、アルスラーン戦記と風の大陸の小説を買うようになり、それ以後、サイレントメビウスは漫画が完結し終わらない内に興味が無くなり、風の大陸も数巻を購入したところ読まなくなりました。

 ですが、アルスラーンだけは当時出ている巻をすべて購入し、その後も小説が発売されるたびに購入しています。その当時から、中々続刊が出ないので有名だったのですが、長く待ち続けてでも続きが読みたくなるような魅力があり、結局、今現在も10巻まで購入して続刊が出るのを待ち続けている状態です。

 それにしても、続刊出るのが遅すぎです。10巻目も、出るのに7年もかかり、11巻目は2004年に出る予定が・・・結局、未だに出ていません。(’05/4月)
他の新シリーズもいいですが、いい加減、真面目に取り組んで続刊を出してほしい・・・。

 銀河英雄伝説 1〜20巻 完結  外伝1〜9巻 完結  徳間デュアル文庫



銀河英雄伝説外伝〈9〉螺旋迷宮(スパイラル・ラビリンス)(下) 徳間デュアル文庫
価格:¥530 (税込)


 辺境の捕虜収容所惑星エコニアに参事官として赴任することになったヤン。ところが着任早々捕虜の集団脱走事件が発生。夜中にたたき起こされたヤンは、副所長の身がわりで脱走兵たちの人質となってしまう。そんな中、収容所の主である帝国軍の老大佐ケーフェンヒラーは、ヤンにこの脱走事件の裏にあるものを告げる。そればかりか、ヤンが調査していたブルース・アッシュビー提督の謀殺説に関するある情報を提示してみせるが…。(外伝9巻の紹介文より)

 アルスラーン戦記とほぼ同時期に、このスペースオペラ小説の存在を知り、学校の図書館で本を借りては読んでいたのを覚えています。当時から、アニメ化や、PCゲーム化などがされ、絶大な人気がありました。

 今現在、残念ながら、銀河英雄伝説の本編の小説は持っていません。アニメのLD(レーザーディスク)BOXを集めていたので、過去に一度読んだ小説は買うまでも無いという考えからです。外伝のほうは、あまり読んだ記憶が無かったので、数年前に徳間デュアルの文庫版のを本屋で見たときに、懐かしさから購入しました。現在も徳間デュアル文庫版の銀河英雄伝説1〜20巻 と、外伝1〜9巻が、再販されたもので一番新しいようです。

 
 東京ナイトメア―薬師寺涼子の怪奇事件簿



東京ナイトメア―薬師寺涼子の怪奇事件簿
価格:¥819 (税込)


 
 幸せ一杯の結婚式場に突然死体が降ってきた。空には巨大な翼と人間の顔をもつ異形の影が。奇怪な事件に大喜びで着手したのは、超美人にして性悪、乱暴、史上最強の公僕・薬師寺涼子警視である。国家機密も周囲の迷惑も一切無視、疑惑の渦中へズカズカ土足で踏み込んでいく。『魔天楼』に続くシリーズ第二弾。(表紙裏の紹介文より)

 ドラよけお涼シリーズ。第二弾です。
 ふと、この小説のジャンルってなんだろうと考えることがあります。ホラーサスペンス・・・なんか違います。
 これまでの田中芳樹の作品とは違い、舞台や背景にはあまりこだわらず、キャラクター達を自由に動かすことを趣とした感じがします。作者もたぶん、自由にキャラを動かして遊んでみたかった・・、そう思わせるような小説です。

 あまり細かいことは気にせず、痛快アクション物でも読むような感じでリラックスして読むくらいが、この本を楽しく読むコツなんじゃないでしょうか。次回作を待っているわけでは無いんだけど、次が出るとつい買ってしまう・・・。そんな作品です。

 最後に・・・お涼様のイラストは、イメージ完璧です。すばらしすぎ。