労働時間に関する通達






昼休み中の電話・来客当番
(昭23.4.7基収第1196号)
休憩中に来客や電話当番として待機させていれば労働時間である。なお、この場合休憩時間を他に与えなければならない。

就業時間外の教育訓練
(昭26.1.20基収第2875号)
使用者が実施する教育について、就業規則上の制裁等の不利益取扱いによる出席の強制がなく自由参加のものであれば、時間外労働にあたらない。

安全衛生教育の時間
(昭47.9.18基発第602号)
労働安全衛生法第59条の雇入れ時の教育、作業内容変更時の教育、危険・有害業務に就業するときの教育および第60条の政令で定める新職種に就くことになった職長または監督者の安全衛生教育は、労働者がその業務に従事する場合の労働災害の防止において実施しなければならないものであり、したがって安全衛生教育については、所定労働時間内に行うのを原則とすること。また安全衛生教育の実施に要する時間は労働時間と解されるので、当該教育が法定時間外に行われた場合には、当然割増賃金を支払わなければならない。

健康診断の受診時間
(昭47.9.18基発第602号)
健康診断の受診に要した時間についての賃金の支払いは、労働者一般に対して行われる一般健康診断は、一般的な健康の確保を目的として事業者に実施義務を課したものであり、業務遂行との関連において行われるものではないので受診に要した時間については、当然に事業者が負担すべきものではなく労使協議して定めるべきものであるが、労働者の健康確保は事業の不可欠な条件であることから受診に要した時間の賃金を事業者が支払うことが望ましい。特殊健康診断は事業の推進にからんで当然実施すべき性格のものであるから所定労働時間内に行われるべきこと。時間外に行われる場合には、割増賃金の支払いを要する。