日本雁を保護する会(JAWGP)
2013/2014
シーズン ハクガン飛来概況
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国内に飛来したハクガンの数は、少なくとも107羽(成長74羽、幼鳥31羽、不明2羽)になると考えられます。この数は、これまで最高だった昨年20012/2013冬季の140羽には及びませんが100羽を超える記録となり、増加傾向は続いていると思われます。 なお、観察されたハクガンはすべて白色型(white phase)でした。 107羽の内容は次の通りです。 1) シーズン初めの9月末から11月末にかけて、オオヒシクイ、マガンと共に十勝川下流域に飛来した、成鳥74羽・幼鳥30羽の104羽の群れ。 この群れは12月初旬に八郎潟・朝日池に南下し、越冬しましたが、越冬中の最大羽数は、どちらでも106羽でしたので、下の 2)の2羽が合流したものと考えられます。 春季には、秋季と同じ104羽の群れで十勝川下流域を経由して北上しました。 2) 1)の群れに八郎潟・朝日池で越冬中に合流した2羽(成幼不明)。 小友沼、及び福島潟で1羽ずつ見られた個体はこれに含まれる可能性があります。 3) 宮城県(伊豆沼、蕪栗沼、化女沼)で越冬した幼鳥1羽。 この個体は、春季に北海道道央部を北上したものと見られます。 |