三輪そうめん・賞味期限・改ざん・三輪素麺工業協同組合・賠償請求

表は三輪そうめんだが、どういうわけか
産地は長崎。はずかしながら、長崎になっているのを
昨年写真にとって初めて知りました。

賞味期限は０４年２月１日で、賞味期限が切れて５年
４ヶ月経っています。

家族からソーメンが食べたいと頼まれましたので、４個
しか残っていませんが、食べることにしました。

貴重品なので写真を撮り直して改め紹介します。
日めくりのカレンダーを側に置いたのは撮影日の
証明のためです。

昨年６月１９日１０個ほど競ったところ、早速食べた人
が翌日大変美味しかった。冷蔵庫に保存していたのか
と尋ねられ、再購入されました。

保存は写真のように常温の倉庫でセリ場と同じ高さで
棚の一番下に置いていますが、倉庫にチップを吊して
いるのでカビが発生しません。

そうめんは古いほど美味しいと聞いているのでそのよう
に言って競りました。下の写真でお分かりのようにソー
メンにもカビは全く発生していません。

本家の三輪そうめんは賞味期限書き換えで、
問題になりましたが、チップを製造や保存に活用すれば、
賞味期限は大幅に延ばせ、評価も益々上がります。

長崎産に疑問を持ちインターネットで調べるとありました。

奈良地裁は、「三輪素麺」の商標権を持つ奈良県三輪素
麺工業協同組合が、岡山県で製造したそうめんを「三輪素麺」

の表示で販売している三盛物産に対し、商標の使用差し
止めなどを求めた訴訟で、商標の使用を禁じる判決を下した。

組合が求めた１，０００万円の賠償請求については棄却
した。三盛物産側は、「三輪素麺」は一般名称になってい
るとして、控訴する予定である。（朝日新聞（大阪））

撮影１１年５月２１日９時３１分

１１年５月２１日山梨県のＫさんがチップの効果を
実際に見たいと来られました。

遠路はるばる来られたので、土産に僅か残り３個
になったソーメンを１個差し上げることにしました。

前回開けたのは２年前ですが、カビはきていない
と思いますと言いながら開けると

御覧のように前回と殆ど変化していません。
Ｋさんが帰られたあとになって、カレンダーを

一緒に並べるのを忘れていた事に気がつき
ましたが、後の祭りです。

次に開けるのは２年後の予定です。
置き場所は変えていません。

１１年７月４日撮影
周防大島町の浜本治人さんがどうしてもソーメンが
欲しいと言われるので、売ることにしました。

残りはこれで１つです。

今回はカレンダーを忘れずに撮影しました。賞味期
限もハッキリ読み取れると思います。

１本分けて貰い、５日朝から窓際において観
察を続けることにしました。

写真では分かりませんが袋には７ミリくらいの穴が
数個空いています。

次回はカビが発生したり、虫が取り付く等、変化が
あった時に写真で公表します。

この時期窓は開けたままで、真夏でも昼間
エアコンを使うことはまずありません。

１１年７月５日撮影
結びが解けないように６回くらい括って
ありますから触ることは出来ません。

お客さんにも見て貰いますが、殆どの
方が賞味期限が切れて数日とか１年

以内と答えられます。ところが、１０月１２日
に来られた柳井市のＴさんは３年と答えら
れました。

何をしておられますかと訊ねるとソーメ
ンを製造していると言われました。

賞味期限が切れて７年８ヶ月ですから、
チップの素晴らしさが分かると思います。