イセエビ
上関町の河内さんが11年10月9日
水揚げされた伊勢エビ。
1.1キロと0.7キロだがこれだけ大き
な物が同時に水揚げされたのは数十年
ぶりと思う。
マイワシ
10月12日上関町の小濱さんが水揚
げされた
マイワシ最近はマイワシの水
揚げは年に1回1尾くらいだが、4匹も
1度に水揚げは10年以上無いと思う。
イトヒキアジ
上関町の外村さんがたたき網で
漁獲されたが、
07年10月4日
以来2回目。
ヘ ダ イ
周防大島町の波戸久一さ
んが建網で漁獲されたが、
1日に2匹は初めてと思う。
カンパチ
上関町の海下さんが漁獲さ
れたが、全部で10匹いる。
一度にこれだけは記憶に無
い。
メガネカラッパ
柳井市脇村さんが漁獲。
見るのは初めてだが、どの
位生息しているかは不明。
イトヒキアジ
11月29日上関町の小濱さんが
水揚げされたイトヒキアジだが、12
日にも水揚げされたばかり。
マ ト ウ
田布施町の新谷さんが漁獲され
たが、数年ぶりと思う。
車 エ ビ
例年は12月末には天然の車エビは
出荷されなくなるが、今年は1月になって
も漁獲されている。
その後も断続的に水揚げが続き、
1月30日にも数セリありました。
12年1月9日撮影
魚ではありませんが、1月30日事務所の
南に
蜘蛛がいました。
ギ ザ ミ
周防大島町の浜田さんが釣られた
ギザミだが1月に釣れることは極
めて珍しい。
特大柳カレイ
上関町の柏原さんが水揚げされた
ものだが普通大きな物で600グラム
くらい。
ヒメガイ
田布施町の岡室さんが出荷され
たヒメガイだが、最近は殆ど見かけない。
ウマズラハゲ
上関町の戸村清実さんが建網で漁獲
されたが、こんな色は記憶に無い。
フ グ交雑個体
上関町の飯田正人さんが桁こぎで
漁獲された。
瀬戸内水研の重田です。
さて,3/23(金)の見たことのない種不明のフグの件,
精査したところ,シマフグとコモンフグ(ともにフグ科)の
交雑個体でした。前者は全長60cm位になる大型種で、
後者は全長25cmまでのやや小型の種です。
尾部にはシマフグに特徴的な黒と白の縦帯があります。
背鰭、シリ鰭、胸鰭、尾鰭は黄色で、これもシマフグの特
徴と矛盾しません。
一方、顔部には,コモンフグの特徴と矛盾しない、瞳孔
大前後の白斑が散在し、体側中央下部には頭部から尾
にかけてうす黄色の1本の縦線があります。決定的なの
は、背面と腹面の小棘が連続して繋がっており、コモンフ
グの特徴を示しています。
本個体は♂で、精巣は白色で肥大し、大量の精子が形
成されているようです。
交雑個体は珍しく、とても貴重な標本となりました。
シマフグ、コモンフグとも繁殖期は4月頃です。何かの
間違いで交雑してしまったのでしょう。
キチヌ
田布施町の新庄さんが建網で漁獲された
が、体高が異常に高い。
ムラソイ
瀬戸内水研の重田です。
さて,4/25のカサゴ類の件,調べて見たところ,ムラソイ(ホシナシムラソイ)でした。
岩場などに棲んでいます。