院内設備facilities
施設のご案内
内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ）
H31年2月18日かから新しい内視鏡システム(富士LASEREO7000システム)を導入いたしました。
開院時に「最新の機器をそろえ、・・」ていましたが、さすがに6年を過ぎると、老朽化します。今回は内視鏡システムを更新しました。新システムで特筆されるのは、2つのレーザー光を使用することで、LCI画像,BLI画像の観察が可能となりました。LCII画像では炎症診断、特にピロリ菌感染の有無、または感染の既往などの判断がより正確になることが期待できます。前機種のFICE機能が得意であった粘膜の微小血管の状態の把握はBLI画像の観察でより確実に行うことが可能です。もちろん従来通り上部は経鼻内視鏡ですが、経口専用の内視鏡も準備しております。モニターもより大きくなり、患者さんは検査中にもより大きな画面でご自分の胃や大腸を観ることができます。また経鼻内視鏡は以前に比べ遠景の画像もより詳細に撮影できますので、より短時間に、詳細な観察が可能となります。新システム導入により、今後も皆様により安心で安全な検査・治療を提供できるべく、努力してまいります。
(LASEREO7000による胃の潰瘍性病変。右から白色光、LCI、BLIによる画像）
超音波診断装置（エコー）
超音波診断装置(エコー)は腹部の臓器、特に肝臓、胆嚢、脾臓、腎臓、また男性では前立腺、女性では子宮、卵巣などの観察に用います。その他、乳腺疾患、甲状腺に加えて、皮下腫瘍の性状、さらに、頚や下肢の血管の内腔、血流速度も測定できて、これらにより動脈硬化の程度や、今後の心血管疾患の可能性の予測が出来ます。(頸動脈エコー）
またレントゲンのように放射線を浴びる心配はなく、何回検査をしても人体に影響を与えることはありません。
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Ｘ線テレビ装置(透視台）
Ｘ線テレビ装置はバリウムにる胃透視、大腸透視を行ったり、胸部、腹部の単純写真。骨折の有無や骨の変形などの判定が可能です。
血液検査装置
血液一般、CRPを測定します。貧血の有無、炎症の程度が判断できます。その他の検査は検査会社に依頼していますが、早急な処置、手術などが必要かどうかの判断は瞬時にわかります。
