神奈川県民ホールは毎回いいライブをするのでお奨め会場です。
大宮もすっごく好きなのです。が、日程を考慮して今回は神奈県に絞ったわけですが、大成功でしたね!

土曜日日曜日とも最高だったです!最高と言う言葉しか見つからないのが歯がゆいほど。そうだなあ、言うなら「愛に満ちた」ライブでした。

土曜日、立ち上がりからターボコールもすごくて、今日はイケるな、という予感に満ち満ちておりました。
前半は一月半ぶりに見る貴教にうっとりモードでした。ちょっと痩せてましたね。
ライブ終わりあたりで上半身裸になった時あばらが浮いてるのが見えましたから。
写真集のときが一番肉がついてたんじゃないでしょうか。ツアーのみならず過酷なスケジュールでしたもんね。
Engraved On The Moon の最後のアカペラ部分は更に進化してました。
1メートルもマイク離してましたから生声ですよね、三階席まである会場ですよ?
すごく声が伸びていて、声が途切れた瞬間の歓声は一番大きかったなあ。
で、舞台が暗転した後彼は上げていた手を斜めにすっと下ろし、綺麗な御辞儀をしていました。
暗いから後ろの方は見えないと思うのに。彼の誇りやプライドが垣間見えて、ジーンとしましたね。

土曜はワールドプレミアではなくジャパンプレミアの話が多かったです。
中村獅童側から「触れないで欲しい」と言われ大人しくしていたらしいです。
どうも実際はぐだぐだな展開だったようで、「俺にやらせてくれりゃああんなふうにはならなかったのに」とぶtっちゃけトークしておりました。
過酷なスケジュールは「ぐだぐだなジャパンプレミアのために1泊3日で帰ってきたんじゃない。
今日おまえらに会うためだ!横浜に間に合うために帰ってきたんです!」と。
「無茶無茶な日程の中、週末になれば(おまえらに)逢えると思ってこの平日を乗り切ってきたんです」。
これは日曜だったかな、すみません記憶はあやふやです(^_^;)。

会場は最初から物凄いテンションでした。声が凄いんですよ、客側の。
こんなの経験したことがない、ってくらい。これが大ラスじゃないのが不思議でしたもん。貴教も「(ファンの)愛情が伝わる」と言ってくれました。凄く自然にステージも会場も一体となっていました。
しかし過酷なスケジュールはさすがに無理があったようで、後半彼はふらふらしていました。
INVOKEの最後、音が消えた瞬間彼はステージの上に崩れ落ちました。ほんとに。
人間があんなふうに崩れ落ちるの生まれて始めて見ました。背中を丸めて頭を床につけて、彼は動けなくなっていました。
やばい感じの倒れ方でした。舞台が暗転しても彼はそのまま。スタッフがやってきて彼を抱え上げ何とか立たせました。
で、一旦引っ込むか座るか何かすると思ったんです。でもそのまま躊躇なく西川はTM RESONを歌い始めました。
私も歌を歌いますがあのタイミングはありえない。あんなふうで歌えるわけないのに、彼は歌いました。
マイクスタンドに体重を支えるように縋り付いて、歌う歌はまるで命を削ってるような気迫に満ちた歌でした。
凄い歌でした。それしか言いようがないです。

アンコールででてきた時は元気そうに笑ってまして、ちょっと安心しましたけどね。
で、プレミアに関する長いMCをしてくれました。この辺はもうげらげら皆で笑ってたなあ。
この日会場とステージの空気は本当に密接で本当に気持ちがぴったり寄り添ってた感じだったんですね。
で、貴教は「今からここにいる全員でファミレス行こう!」とかのたまってました。確かにそんな感じだったんです。

で、群情、ABORT//CLEAR の後、彼は雰囲気を改めて「今日、ここから始めます」と宣言をし、WEB OF NIGHTを歌い始めました。
彼の雰囲気が変った瞬間から会場は何かを悟り、物凄い歓声が満ちていました。
ものすごくかっこよくて、会場は混沌のるつぼでしたわ。
ラジオで音源を聞いたとき、ライブっぽい歌い方してるな、とは思ったんですが実際に聞くと全然違いましたよ!声の力が違うんだもん。
圧倒的という言葉がこれほど似合う歌を歌うひとを私は知りません。青い照明と響くギターが彼にとても似合ってました。
そのあとのアンコールは魔弾でした。これも嬉しかったなあ!
このツアー初聞きだし、前回聞いたのは宇宙語だよそれ、というめためたに歌詞間違えたイヤカンでしたからねえ。
LMFは言わずもがな!隣の方もすごく良い方で、二人で初対面ながらぎゃあぎゃあ騒ぐ騒ぐ(笑)。
この日に良い隣の方がいらしてとても嬉しかったです。



あけて日曜。開演時間直前に飛び込んだ私は無理がたたったのか頭痛がしてたのですが、そんなこと構ってられませんもんね。
ライブに夢中でいつか頭痛なんて吹き飛んでました。
土曜が最高だったので大丈夫だろうかと心配だったのですが、それは杞憂でした。
貴教に土曜のふらふらな面影はなく、ああ、調子よさそうだな、というのが解るほど飛び回ってました。
跳ねてました、あのひと。本人も「浮かれてますけど!」と言ってましたがまさにその通り!すごいスピードでステージを走り回ってました。
この日も会場とステージはすっごくかっちりと噛み合っていて、何も言わなくてもお互いが解る、という関係そのものでした。
それは私の妄想じゃありません。貴教もそう言っていました。
「このままみんなで打ち上げ会場行こう!表で打ち上げの案内配るから!」とか。
会場のつっこみに「うるせえ!(笑)」と返した後「ったく、(会場というかファンとというか彼を愛してる人々との)距離ばっか短くなって。」
と嬉しそうに笑ってました。

で。で。言って貰ったわけです。「皆さんのこと、愛してます」って!素で!
歌の途中とかで「愛してるぜ!」とか「東京愛してるぜ〜!」というのはたまに言ってもらいますが(それもすごく嬉しいんですけど)それとは全く違うの!
本人も「めったに言いませんけど。僕はこういうの言わない方ですよ?どっちかっていうと、
(一人芝居的に)だからあそういうのはあ、言うと価値がさがるんだよ!っていうタイプですよ?でもあえて言いたい。愛してます。皆さんのこと。」
ですって!ですって!ぎゃあ!すごく本気だったの!あのひとにそう言ってもらえて本当に嬉しくって嬉しくってたまりませんでした。
その言葉を引きづり出したこの会場に自分がいた、というより自分もこの日のライブを作り上げた一人なんだということが本当に誇らしかった。

土曜は私達が彼を愛してるのが伝わるって言ってもらえて、日曜は彼から愛してるって言ってもらったんですよ!
わたしゃ腰砕けですわ。投げキッスもして貰いました三回も!v大盤振る舞いですよ。
うちらのことむっちゃ好きなのね、このひと!って実感しましたわv
歓声の渦に包まれている彼はとても綺麗で、この世の王様みたいでした。いえ、私達ファンの中で彼は王様なんですけど。
サポメンにも「おまえら俺のこと好きだろ?」と言ってました。「特にスナオ!おまえ俺のこと好きだろ?」ですって!
テレながらもスナオちゃんは頷いてました(笑)。
「アウトオブオービットの時耳舐めてやったよ!そしたらびくってなってさあ!」と殿はのたまってました。
確かにその瞬間のキスはすっげやらしかったのですよ!
いつもすなちゃんとはいちゃいちゃしてますが、なんていうか、普通に彼氏が耳にちゅっ!てやる感じだったんだもん。
見た瞬間うは〜ってなりましたからね、私。へたれ攻なすなちゃんと強気受な貴教だなんて私露ほども考えてませんとも!
ええ!ほんとですよ!ほんとだってば!(笑)。(でもそれはそれでいい考えだ。素敵だ。)
あと野郎チェックの時、「イケるか、野郎〜!?」のあと、「女子もイケるか?!・・・違った女はイカせるんだよな!」と叫んでました!
鼻血が出そうでしたわ!

あとはワールドプレミアの話とか。レッドカーペット逆走してエキュスキューズミーと言われたとか、
最初向こうのメディアは全然見向きもしなかったのにスタッフが紹介したらすごい勢いで写真取ってきて
「TM!T!T!」とか言われたとか。「Tって略すな!」とか笑ってましたね。
真面目な話の時は「アホと言われようが、正直にやっていくだけです。」とか。
「他所は良く知りませんが、ここにあるこの空気、これが最高だって(自分は)知っているだけです!
これを知らないだなんて、もったいないじゃないですか。だから他の皆さんにも知ってもらいたいってことだけなんだよなあ!」とか。色々。
アンコールはレベル4。嬉しかったですよ!今日はこれが聞きたいなあって思ってたんですもん。
なんかね、最近アンコール何が来るか薄々解るようになってきました。その場で決めてるらしいんですよね、曲。
解るって言うのは感じてるものが近づいてるって事なんじゃないかしら、って思ってみたり。
でWEB OF NIGHTはLMFの前に位置が変ってました。やらないのかと一瞬焦りましたからねえ。
英語の歌詞よく解らないのに一緒に歌うのはどうかと思って土曜は遠慮しましたが今日は我慢できずに解るとこは一緒に歌ってみました。
まわりも結構きき覚えで歌ってるひといましたね。早く活字で見てみたいな!

そんなこんなで至福の二日間は過ぎたのでした。こんなシアワセなライブ初めてだったかも。
楽しいとか大盛り上がりとかそういうの超えて、むちゃむちゃ貴教と気持ちが近かった二日間でした。


終演後会場から湧き上がった拍手。とっても気持ちが籠もっていて素敵でした。

(しかし記憶がかなりあやふやです。ここにかいたことはこんな感じだったんだな、というふうに受け止めていただければ幸いです。