夏の大バカンスは夏コミ&仙台ファイナル。
バカンス2日目。朝一で仙台に向かいました。
東京は雨だったのにさすが晴れ男西川。仙台は晴れておりました。
瑞鳳殿を見に行ったり牛タンを食べたりちょっとだけ仙台らしいことをしつつライブ会場へ。
会場は不思議な造りでした。センターは真っ直ぐなんだけど横はすっごく斜めな席で。
半円形だし。座席薄いし(ここ重要)。
ホールなんだけどライブ会場みたいな造りでよい感じv私の場所は物凄いステージに近い、他の会場なら一桁台の席でした。
一番今回いい席でした。
で、最前のお友達を捜しに行ったのですが、いないんですよ。連絡もつかないし。開演時間になっても。
仙台なんか行く機会ないからといって平泉まで足を伸ばすという話は聞いてたから、電車乗り間違えたのか!とすごく心配しました。
最前が二席空いてるのはさすがにまずいもん。
結局時間を間違えていたらしく5曲目あたりで入ったそうです。終わった後泣いててすごく可哀想だった。
無理な予定は立てちゃ駄目だと思いました。
さて。セブンスヘブンツアーファイナルです。
色々とっちらかっておりますがいつものように乙女モード爆裂です。すみません。
物凄く気合の入ったライブでした。いつもそうなんだけどこの日はいつにも増してという感じでした。
歌声の力が凄くてねえ。すべてを振り絞って歌ってるのをひしひし感じました。
持てるだけのちから全部をこちらにぶつけてきてるな、というのがしょっぱなから解りましたから。
会場の声も凄かった。先週の名古屋とはまるで違う。この、声の大きい私が力いっぱい声を出してるのに自分の声が聞こえないもん。
順番に書こうと思ったけどどうも無理っぽいので思いつくまま書きます。
今日も貴教とスナオちゃんの生ちゅーを見てしまいました(^_^;)。
この前の飲み会で口と口はBESTの滋賀で見たという話をしてたばかりなんでけどね。
000の時スナオちゃんとこに絡みに行って、なんかやるなやるなって感じはしてたのですけど。
こう、頬を両手で挟んで口にちゅーって(爆)。2秒くらい?あああ、いいもん見た。
貴教が離れて行った後、スナちゃんはギター引きながらくるりん、と一回転してました。
エロさは神奈川のが勝ってる気もしますけど、それにしてもあの人たちはなに考えてるんでしょうねえ。
スナ×西とか誰か書いてもいいと思うんだけどなあ。
ねえ男のひとって仲のいい人同士だといくらステージ上とはいえ何度もキスしちゃうものなんですか?
誰か教えて〜。(ちなみにバンドメンバーとはスナちゃんとしかちゅうはしません。)
他所の歌手やグループはどうなんだろう。気になるよう。
本編のMCはかなり少なめ。気持ちが一杯一杯な感じの喋り方で真面目に話してました。
オリジナルアルバムを抱えてのツアーとか、ツアー中にそれ以外のことが一杯あって例年より本数が少な目とか。
腹八分目くらいがいいんです、とか言ってたのも本編中だったような。
でもさ、ツアーが終わっちゃうのを一番淋しく思ってるのは貴教だと思うし、
この日がツアーラストで明日からなくなってしまうステージに一番餓えてたのも貴教なんだよなあって、思いましたよ。
だってさ、すごく魂の籠もった歌だったもん。気付くよ。
「ここにいる全員の顔を覚えて帰る!」
「俺が全部受け止めてやる」(←う〜ん、ちょっと意訳。受け止めて帰るだったかなあ)。
本気で言ってた。実際会場は全員の顔が見れるほどの近くて狭い会場だった。
私の顔も見てくれたのかと思うと・・・うわ。
かなり近い場所でしたし視線があったというか自分の方を視線が通り過ぎていくのは何度も解ったし。
うわ、今更ながらどきどきしてきた(^_^;)。
Engraved On The Moon 。ラストのアカペラの箇所。「(かがやい) て〜〜」
のとこ。息の音がマイクにぶつかるくらい、気合はいりすぎで、咽喉にも力が入ってたように聞こえたんです。
案の定途中でかすれかかって(それも素敵でしたが)更に力で押して伸ばし続けてるとすごいビブラートが懸かり始めて。
音がうい〜んって上がっていくの。ありえない!こんなふうに音は上がらない!声ってこんなふうに歌えるわけないのよ。
化け物かよ!って私はクラりとしてました。で、長く長くのばして音が途切れても残響が何秒も聞こえてた。
エフェクトかけてるわけじゃないよ、本当の残響ですよ。この人の歌を世間ではあまり認知されてないのが本当に悔しい。
こんな歌を歌うひとなのに。CDじゃだめだし、テレビでもだめ。ライブにしかあの人の本当の歌はないの。
歌というのには本当にただ純粋に力があるのです。彼の歌を聴いているとそれを思います。
バラードはそれが凄く顕著で。この日のミーティアは鳥肌もんでしたよ。
この歌は歌い方一つで凄く表情が変わるのです。囁いてたり、優しかったり、悲しそうだったり儚げだったり。
この日のミーティアは戦う歌のように聞こえました。
戦って切り拓けと、すべてを乗り越えてゆけという感じに聞こえました。
SEEDのファンが聞いてたら悶絶もんだったと思う。「過ちの果て〜」の出だし、物凄い力で押してて、カッコいいとかそういうの超えてた。
ARTERIAL FEAR 。これもいつにも増して激しかった。歌い方がクールでね。
私こういう歌をもっと貴教に歌って欲しいと思う。暗くて激しくてあの人にとてもよく似合う。
ファイナルで初めて気がついたのですが、掛け合いになってる囁いて歌う箇所、コーラスに合わせて貴教歌ってました。
マイクは外してるから聞こえないんだけど。
ぞくぞくする。
後半はもう全部がフルスロットルだった。会場の声も凄かったけど、貴教はそれ以上を求めてた。
もっともっとという気持ちが伝わってくる。
「(うちら側と)気持ちがすごく噛みあってるのがわかる」とも言っていた。
うん。げらげら笑うとかふざけるとか楽しいっていうライブというよりもっともっとという彼の心の奥の底をぶちまけてるような感じがしました。
一言で言うと気合なんだけど、それだけじゃ言い表せれないなあ。勿論荒れてるとかじゃなくって。
私達のこと信頼してくれて、その上でもっとって言ってるような気がした。
アンコールでのMC。順不同。
仙台のことについて。牛タンとか。喜助とか。
「もっと長く仙台にいたいけど俺一人帰りたくないって言っても「帰るよ〜」って(首根っこ掴まえる真似して)言われちゃうだけだし。
おまえらが5人とか6人とか連れてこれば7デイズとかできるかもしれないしできないかもしれなかったりうにゅうにゃ」、と。
「皆さんあってのものですから!皆さんが主役。僕の歌なんてパセリです、演奏がメインです。
僕はハンバーグについているにんじんみたいなもんです。皆さんが鉄板とか、あ、すなおさんは木の枠ね!
一番大きいから!で、皆さんがハンバーグなんですよ!よろこびづらい!」
・・・木の枠にはウケた。確かにスナオさんって木の枠っぽいもん。鉄板ってがらじゃないのよね。貴教も自分の思いつきにウケてた。
「ツアーも終わりになると湿っぽくなるもんだけど。」
あんまり湿っぽくないということを言わんとしてた。この時はまだ湿っぽくなかったの。まだね。
「今確信してます。TMRとは自分だけじゃなく、皆さん。自分と皆さん全部でT.M.Revolutionだということを!」
・・・これには泣いた。もうずっと言ってくれなかった言葉だったから。
ファンじゃない人には?でしかないことでしょうけど何御大層なこといってんだよって思われるかもしれませんけど。
私達は貴教を支えている自負がある。自分もメンバーだという誇りがある。
「おまえら」という言葉じゃなく、それを形にして言ってくれたことがとてもとても嬉しい。
神奈川だったけ、みんなでTMRというのは色んな誤解を受けて、だから言わなくなっていった、という話をしてたのは。
当時のことは本当言うと私には解らない。まだお茶の間ファンだったから。何があったのか話でしか聞いてない。
でも貴教が今、再びTMRに向き合おうとしている覚悟だけは本物だとわかる。春先からそう言ってたのに。
ちゃんと彼は言ってくれてたのに。本当だろか本当だろうかとずっと心の奥底で思ってたような気がする。
「もう一度TMRというものにちゃんと向き合えている今だからその先のことを考えられる。
次に出る新曲はTMRそのものというものだけど、その先、ちらちらみえているその向こう。
TMRというものを崩して今の要素を一杯詰め込んでもっともっといいものにしていきたい。先に先にと」
・・・びーびー泣いてました。
先に先にだって。先のこと考えてたんだと今更ながら気付いて驚いて泣いた。当たり前なんだけど。
私は継続は力なりという考えなので、常に変化や進化を求めなくていいと思う立場なのです。けどやはりそうじゃない方々もみえるわけで。
BESTの時、一度すべてをご破算にしかけて、再び王道路線に戻ってそれから何かを抱えたままの人は実はまだそれなりにいる。
同じことをやり続けるだけでいいのかと一番思ってたのは貴教本人なのだろうと思う。
そういうひとだった、このひとは。忘れてた。
誰も置いていかない、と宣言した2年前。見ていろといった2年前。
業界的にはありえない年月をかけて奴はそれを実行しようとしている。
何も捨てないで、全部を抱えて。
・・・すげーカッコいい男だな。無茶無茶カッコいいわ。
(すみません乙女モードで。さらにMCすっごくうろ覚え!こ
んな感じだったと受け止めてください。多分言葉尻は全然違うと思う〜。)
日替わりは HEART OF SWORDでした。
「この会場に相応しいこの曲を!」と言ったのですね。レベル4だと思ってたの。
で、思いもかけずこの曲が流れてきたもんだからもう泣けて泣けて。
そうだよね、ラストだもんこの曲だよね。
「お前らの番だぜー!」も久しぶりに聞いた気がする。
掛け合いで歌って。うちらの声と貴教の声がかぶって。信頼ってこういうこというんだなって思った。
この曲の最後の歌詞はこういうフレーズです。
「愛情よりも深い二人は 擦れ違っても構わない」
この歌詞は凄い。凄いと思いません?
この歌詞の後貴教は「そうだろー!」と叫びました。
ここでそう言ってくれるかくれないか、あるかないか、いつもそんなことばかり考えてたような気がします。そうじゃないんだよな。
「そうだろー!」と叫んだ貴教の気持ち。今まで一番ちゃんと伝わってきました。
歌詞の意味が今ようやく解った気がする。表面的な意味じゃなくてね。
私達と西川貴教が繰り広げてきた年月が胸に沁みた。
「愛してる!」と彼は言っていた。
そしてもう一曲日替わりをやってくれた。
VITAL BURNER。私ようやくこの歌を聴けた。今年一度も聞けてなかったから。
嬉しかったなあ。やっぱりこの歌好きなのです。私がコアに足を踏み入れた頃の曲だから。
シェイキンで育った子じゃないから(^_^;)。日替わり全曲制覇しました。嬉しいなv
あ、掛け合いのとこアッキーも歌ってたの発見しましたよ!
この曲だったと思うんですけど、貴教花道に来てくれたのね。私の席からそれなりに近いとこに。
それなりなんです。決して近くじゃない。
なのにね、目の前の人たちがさあーっと花道の方に駆け出していって私の前に西川に届く道が出来てたの。
で、ついつい私も走りました(爆)
ほんとすみません!出来心なんです!誰も押してないし蹴飛ばしてもないよ!するーっと行けただけなんだもん!
・・・貴教から1メートルくらいのとこまで。(爆)・・ごめんなさい。
今回のツアーいつも行けそうでも行くタイミングを逃してたのだけど、行けるときは本当に引力なのねえと思ってみたり(すみません、自己弁護)
嬉しかったけど我に帰った時周りのひとからひんしゅく受けてないか凄く気になったです。
テレビカメラはいってたのよね・・・。たぶん映ってる。やばい(泣)。
そして最後の LIGHT MY FIRE。
ギターをかき鳴らしながら西川は叫びました。
「立ち止まらない!立ち止まらない!」彼の心の叫びだと思いました。
それを叫んでたら出だしの歌詞とちったかなんかで歌えなくなったんですね。
あって顔を西川がした時にはもううちらが歌ってました。凄く大きな気持ちのこもった歌声でした。
それを聞いて不意に貴教の顔が変わった気がしました。
貴教は泣いてました。
何度も歌に混じろうとしましたけどその都度入れなくって。歌わしてくれる、という感じじゃなくって。
何度も涙を拭ってた。
歌えない分気持ちをギターに預けて下を向いてギターを一心不乱にかき鳴らしてた。
ああいう引き方をLMFでしたことはないと思う。
一番も二番も歌えてなかった。結局貴教が歌えたのは最後の大サビだけ。
あんなに泣いてる貴教を見たのはいつぶりだろう。
MCで「湿っぽくない」と言ってた本人が一番しめっぽかった(笑)。
最後のMCで。
「これからも長くなるとは思いますが、飽きずに!懲りずに!末永くよろしくお願いします!」
「この関係がすべてです!」(←たぶん。(^_^;))
「世の中思う様にならないことばかりですが、おまえらがいるからやっていけるんです!
これからもみせかけや嘘はなしで、まっすぐ!すなおに!やっていきます!」
そして、深々と物凄い長いお辞儀をしていた。お辞儀をしてくれる貴教の気持ちが凄く伝わってきたなあ。
最後の生声は
「今日は、本当に、どうも、ありがとう!また、逢おうぜ〜!」
でした。
昨年の大阪のツアーファイナルも参加したのですけど。同じファイナルでも全然毛色が違ってたな。
大阪のは本当に純粋に楽しいって感じで。笑って笑って幸せでって感じだった。
今回の仙台はもっとがつがつとした気合に満ちた感じだった。
貴教も言ってたけど「ツアーファイナルで終わりじゃなくて今日が新しいスタートの日」というまさにそんな感じ。
始まりの夜。新しいTMRの幕開け。
これが新しい伝説の夜になるといい。そんなことも思ってみたりしました。
いつもね。ライブが終わった後貴教はその日何を感じたんだろうなあって気になったりしたんだけど。
仙台と神奈川はそんな気持ちにもならなかった。
いつかあのひとが言ったんだってね。私は生で聞いたことがないけど。
「疑わない関係になろう」
今、そこまで辿り着いたんだな。