秋山まほこ人形館☆別館  doll blog  
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2014年 10月29日(水)
ドールケースの扱い方などの説明を終え
ちょっと休憩していたら
次の新しい人形のためのイメージがうっすらと浮かんで来たので
じゃあ ぼつぼつ始めようかな
ということで



まずは新作少女のためのボディーの鋳込みからスタートです。
棚に仕舞ってあった石膏型を作業台に運び出して来て総点検。
それにしても胴体部分の石膏型は 大きいし重いし 、
これになみなみとビスクスリップを注ぎ入れて
それをまた10リッターバケツにひっくり返して流し出して
もうホントこの歳では重労働過ぎです;。
だけどもうちょっと創り続けたいし
Uuuuum (. _ .);   気力で頑張るしかないなぁ。
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2014年 10月23日(木)
次は
後期(近年)と最新型 の
ドールケースへの立たせ方のコツです。
人形の手を布でケアし ドールケースを寝かせる 等の
1から5までは
初期/中期ケースの方法と同じです。
後期(近年)と最新型のドールケースには
内装にスタンドボードが付いています。
この部分についての使い方を
今まで詳しく案内していなかったですね。
オーナーの皆様 ご免なさいね。
今日は画像で 解り易くご説明しますね。
スタンドボードの後ろ側には
空間を作ってあります。
この空間は人形のスカートやペチコートの
後ろの部分を垂らす為の空間です。
スタンドボードの座面(サドル)には
人形や衣装をケアするために
布カバーを付けています。
では
スタンドボードのサドルに
人形の腰部を設置する時のコツをご案内します。

まず ケースに抱き入れる前にスカートとペチコートを
ちょっと上にたくし上げておいて下さい。
ケースに入れる時は頭から先に抱き入れて
ヘッドが天板に着くまでケース内に押し込むと
腰部とサドルの間に多少の空間が出来るので
そのときにスカートとペチコートの後ろ側を
スタンドボードの後ろの隙間に
誘導しておいてください。


白い衣装をドールケースに強く擦りつけると
ケース塗装のオイルステインの色が移る事があるので
どうぞご注意ください。
人形を抱き入れる前に
ケース内全面に飾りも兼ねてチュールなどを敷いておくと
色移りを防げます。

腰部をサドルに設置したら 人形の脚を上げ
スタンドボード後ろの空間に誘導してある
スカートやペチコートの後部(↑)を
引っぱり垂らして整えます。
あとは初期/中期ケースの方法と同じです。
7から12 の順に
ケースに取り付けてあるリボン紐で
頸/胴部を固定してからケースを立てて
人形の立ち姿を整えます。
最新型のケース内に付いている背当て柱ですが
取り扱いのコツは特にありません。

背当て柱を取り付けたことによって生じた
柱上部の空間に
人形の後頭部が丁度収まるため
人形をケースに立たせた時
立ち姿がより自然に 安定するようになりました。

今後のドールケースは
この背当て柱を付けて
製作していこうと思っています。
お願い
ドールケースを持ち上げるとき、
天板の装飾に付いている廻り縁だけを持って持ち上げると
ケースの重みで廻り縁装飾が外れたり 割れたりする恐れがあります。
ドールケースを持ち上げるときは、ケース本体の丈夫な壁面を持って下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上
人形をドールケースに立たせるときの
 『コツ』を ご案内してみました。
ドールケース付きの人形をお持ち頂いている
オーナーの皆様
どうぞ参考にしてください。



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mahoko-dollをお持ち頂いている
オーナー様
もし何かお困りのことや
修理 メンテナンス ご質問等ございましたら
いつでもお気軽にHPのメールアドレスに
ご連絡下さい。
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2014年 10月19日(日)
ではまず
初期と中期のドールケースをお持ち頂いている
粘土人形とビスク人形のオーナーの皆様、
ケースに戻すとき 如何ですか
人形がむずかっていませんか?
もしお困りでしたら
ドールケースに立たせる時のコツを
アトリエドールの mado とAnge でご説明しますので
どうぞご覧ください。
1
人形の手の破損を防ぐため
布で包んでケアします。
左右の手を紐で結びます。
こうしておくと抱き上げたとき
手がブラブラせず
ケースの側面に
指が当って破損したりする
トラブルを防げます。
後ろ開きの上服の場合
上服の後ろボタンを
一番上だけ掛けて
他は皆外しておきます。
ケース壁に金具で
固定してあるリボン紐を
横に出しておきます。
*ビスク人形には
概ね 頸/胸/胴/脚 部等に
金具固定したリボン紐を
取り付けてありますが
粘土人形の場合は
頸部だけだった
かもしれません。
ケースを寝かせます。
寝かせたケースに
人形を抱き入れます。
靴底をケース床面に
ピッタリ付けます。
頸部をリボン紐で
固定します。
上服を上げ
胴部をリボン紐で
固定します。
上服の後ろのボタンを
外しておくのは
この胴部のリボン紐が上服に
掛からないように
するためです。
*セーラー服の場合は
背開きではないので
背側の裾を内側に折込み
リボン紐が掛からぬ様
対処します。
10
左右の手を結んでいた
紐を解き
ケアしていた布を
外します。
髪と衣服を整えます。
*上服の後ろのボタンは
ケース内に居るときは
外したまま掛けません。
11 12
頸/胴 部 のリボン紐を
もう一度調整して
具合の良いところで
結び直します。
そして
ポーズなどを付けたり
人形の立ち姿を整えます。
ケースを立てます。
このように 寝かせたケースに人形を抱き入れて
その状態でリボン紐でボディーを固定した後で
ケースを立てて 立ち姿を整えるようにすると
人形の体がクタクタとしてむずかってしまう事無く
具合良く簡単に立たせることが出来ます。
(つづく)
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2014年 10月15日(水)
人形をケースに立たせる時のコツですが、
そうそう だったらまず先に
ケースの仕組みを説明しておかなければ。

私のドールケースは 長年に亘り少しずつ変化しています。
その変化を簡単に纏めるとこのようになります。
初期のケースは
こんな形。
粘土製の人形や
初期のビスク人形の
ケースです。
ビスクっ子の場合は
粘土っ子より
身長が低いので
足元に小型の踏み台
(↓の部分)を付けて
併用していました。
中期のケースは
ビスク人形専用に
製図をやり直し、
粘土人形と併用していた
初期のケースより
サイズを一回り小さくして
コンパクトに
可愛く纏めました。
こちらは後期
というか 近年のケース。
人形の立ちポーズが
安定するよう
内装にスタンドボードを
取り付けました。
そして
天板に飾りを付ける等の
装飾を楽しみました。
そして
このヒトガタ展で
マァを入れて出品した
最新型のドールケース。
人形を立たせる背後に
背当て柱を取り付けました。
この柱によって生まれた
上部空間に
人形の後頭部が丁度収まって
ボディも自然に姿勢が決まり
立ち姿がより安定しました。
このように
ケースが段々変化しているので
人形を立たせる時のコツもそのケースにあわせて
幾つかあります。
(つづく)
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2014年 10月11日(土)
前回のブログで 人形たちの修理や
メンテナンスのことを
ご案内してみましたが、

今日は
ふと 頭に浮かんだことを
綴ります。

それは
私がいつも人形を立たせている
木製ドールケースのことなんですが、

ドールケース付きの人形を
持って下さっている
オーナー様、
もしかして
人形をケースに戻すとき
人形がむずかって
なかなか
上手くケースに立たせられない
と お困りの方は
いらっしゃいませんか。

私は作った本人なので
ケースに立たせるのは簡単だけど
コツが解らないと
もしかしたら難しいかも

想ったりしています。

と言う訳で
これからそのコツを
お教えしようと
思います。

(つづく)

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2014年 10月7日(火)
ヒトガタ展が終わり
マァを送り出して もうあっという間に1週間。
日時の経つのは 本当に早くて・・・

じゃあ今日から次のステップへ。
また新しい人形への準備を始めます。
それと平行して
古い人形たちの修理なども
一緒にぼつぼつと。


現在までの
私の人形創作活動歴は 35年程、
その間
アトリエを巣立って行った人形たちも
だいぶの数になりました。

古い子組は
もし今でも持ってくださっている
オーナー様がいらしたら
人形齢30年以上経っているので
もうボディーのゴム引きも
伸び伸びでしょう。

あちこち具合が悪く
なっているかもしれません。

もし
修理をご希望でしたら
こちらの
HPのメールアドレスに
ご連絡ください。

zomknio★cpost.plala.or.jp
《★を@にしてください》

いつでも受け付けております。
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2014年 10月2日(木)
丸善・丸の内本店ギャラリーにて開催された
ドルスバラード主催 第9回「人・形 展 」が無事終了しました。

お忙しい中 貴重なお時間を割いて会場にお越しくださった皆様
どうもありがとうございました。
人形たちが織りなすさまざまな「ヒトガタ」如何でしたか。
お楽しみ頂けましたでしょうか。

会場で マァチのこともご覧頂き どうもありがとうございました。
お蔭さまでマァチ は とても幸せな行き先が決まりました。
マァを迎えに来て下さったオーナー様
本当にどうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
アトリエで一人遊びをしていた
ちょっと内気な人形少女のマァですが
これから どうぞよろしくお願いいたします。

展搬入搬出時には
出品作家の皆様方に大変良くして頂きまして
本当にどうもありがとうございました。
そして人形作家のNaruto様
マァの写真をたくさん撮ってくださり
早速ご自身のHPに掲載して
今展を案内してくださって
大変お世話になりました。
それから今回もまたさまざまなことで
手助けしてくれた主人にも
心から感謝です。

まさかまさか
ピグマリオンの吉田良先生
平安工房の篠塚伊周様
突然お会い出来て
とても嬉しかったです。


ドルスバラード様
丸善・丸の内本店4階ギャラリー様
関係スタッフの皆様
このたびも展覧会準備期間 そして展開催中
大変お世話になりまして
どうもありがとうございました。
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創作人形
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