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秋山まほこ人形館☆別館 doll blog
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管理/制作 秋山まほこ | ||||||||||
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2014年 10月29日(水)
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ドールケースの扱い方などの説明を終え
ちょっと休憩していたら 次の新しい人形のためのイメージがうっすらと浮かんで来たので じゃあ ぼつぼつ始めようかな ということで * * * まずは新作少女のためのボディーの鋳込みからスタートです。 棚に仕舞ってあった石膏型を作業台に運び出して来て総点検。 それにしても胴体部分の石膏型は 大きいし重いし 、 これになみなみとビスクスリップを注ぎ入れて それをまた10リッターバケツにひっくり返して流し出して もうホントこの歳では重労働過ぎです;。 だけどもうちょっと創り続けたいし Uuuuum (. _ .); 気力で頑張るしかないなぁ。 |
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2014年 10月23日(木)
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次は
後期(近年)と最新型 の ドールケースへの立たせ方のコツです。 |
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人形の手を布でケアし ドールケースを寝かせる 等の
1から5までは 初期/中期ケースの方法と同じです。 |
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後期(近年)と最新型のドールケースには
内装にスタンドボードが付いています。 この部分についての使い方を 今まで詳しく案内していなかったですね。 オーナーの皆様 ご免なさいね。 今日は画像で 解り易くご説明しますね。 |
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スタンドボードの後ろ側には
空間を作ってあります。 この空間は人形のスカートやペチコートの 後ろの部分を垂らす為の空間です。 |
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スタンドボードの座面(サドル)には
人形や衣装をケアするために 布カバーを付けています。 |
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では
スタンドボードのサドルに 人形の腰部を設置する時のコツをご案内します。 ☆ まず ケースに抱き入れる前にスカートとペチコートを ちょっと上にたくし上げておいて下さい。 ケースに入れる時は頭から先に抱き入れて ヘッドが天板に着くまでケース内に押し込むと 腰部とサドルの間に多少の空間が出来るので そのときにスカートとペチコートの後ろ側を スタンドボードの後ろの隙間に 誘導しておいてください。 ☆ 白い衣装をドールケースに強く擦りつけると ケース塗装のオイルステインの色が移る事があるので どうぞご注意ください。 人形を抱き入れる前に ケース内全面に飾りも兼ねてチュールなどを敷いておくと 色移りを防げます。 ☆ 腰部をサドルに設置したら 人形の脚を上げ スタンドボード後ろの空間に誘導してある スカートやペチコートの後部(↑)を 引っぱり垂らして整えます。 |
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あとは初期/中期ケースの方法と同じです。
7から12 の順に ケースに取り付けてあるリボン紐で 頸/胴部を固定してからケースを立てて 人形の立ち姿を整えます。 |
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最新型のケース内に付いている背当て柱ですが
取り扱いのコツは特にありません。 背当て柱を取り付けたことによって生じた 柱上部の空間に 人形の後頭部が丁度収まるため 人形をケースに立たせた時 立ち姿がより自然に 安定するようになりました。 今後のドールケースは この背当て柱を付けて 製作していこうと思っています。 |
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お願い
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ドールケースを持ち上げるとき、
天板の装飾に付いている廻り縁だけを持って持ち上げると ケースの重みで廻り縁装飾が外れたり 割れたりする恐れがあります。 ドールケースを持ち上げるときは、ケース本体の丈夫な壁面を持って下さい。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
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以上
人形をドールケースに立たせるときの 『コツ』を ご案内してみました。 ドールケース付きの人形をお持ち頂いている オーナーの皆様 どうぞ参考にしてください。 ☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆ mahoko-dollをお持ち頂いている オーナー様 もし何かお困りのことや 修理 メンテナンス ご質問等ございましたら いつでもお気軽にHPのメールアドレスに ご連絡下さい。 |
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2014年 10月19日(日)
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ではまず
初期と中期のドールケースをお持ち頂いている 粘土人形とビスク人形のオーナーの皆様、 ケースに戻すとき 如何ですか 人形がむずかっていませんか? もしお困りでしたら ドールケースに立たせる時のコツを アトリエドールの mado とAnge でご説明しますので どうぞご覧ください。 |
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1 | 2 | 3 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
人形の手の破損を防ぐため
布で包んでケアします。 |
左右の手を紐で結びます。
こうしておくと抱き上げたとき 手がブラブラせず ケースの側面に 指が当って破損したりする トラブルを防げます。 |
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後ろ開きの上服の場合
上服の後ろボタンを 一番上だけ掛けて 他は皆外しておきます。 |
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4 | 5 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ケース壁に金具で
固定してあるリボン紐を 横に出しておきます。 *ビスク人形には 概ね 頸/胸/胴/脚 部等に 金具固定したリボン紐を 取り付けてありますが 粘土人形の場合は 頸部だけだった かもしれません。 |
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ケースを寝かせます。
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6 | 7 | 8 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
寝かせたケースに
人形を抱き入れます。 |
靴底をケース床面に
ピッタリ付けます。 |
頸部をリボン紐で
固定します。 |
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9 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
上服を上げ
胴部をリボン紐で 固定します。 上服の後ろのボタンを 外しておくのは この胴部のリボン紐が上服に 掛からないように するためです。 *セーラー服の場合は 背開きではないので 背側の裾を内側に折込み リボン紐が掛からぬ様 対処します。 |
10 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
左右の手を結んでいた
紐を解き ケアしていた布を 外します。 髪と衣服を整えます。 *上服の後ろのボタンは ケース内に居るときは 外したまま掛けません。 |
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11 | 12 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
頸/胴 部 のリボン紐を
もう一度調整して 具合の良いところで 結び直します。 そして ポーズなどを付けたり 人形の立ち姿を整えます。 |
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ケースを立てます。
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このように 寝かせたケースに人形を抱き入れて
その状態でリボン紐でボディーを固定した後で ケースを立てて 立ち姿を整えるようにすると 人形の体がクタクタとしてむずかってしまう事無く 具合良く簡単に立たせることが出来ます。 |
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(つづく)
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2014年 10月15日(水)
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人形をケースに立たせる時のコツですが、
そうそう だったらまず先に ケースの仕組みを説明しておかなければ。 私のドールケースは 長年に亘り少しずつ変化しています。 その変化を簡単に纏めるとこのようになります。 |
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初期のケースは
こんな形。 粘土製の人形や 初期のビスク人形の ケースです。 ビスクっ子の場合は 粘土っ子より 身長が低いので 足元に小型の踏み台 (↓の部分)を付けて 併用していました。 |
中期のケースは
ビスク人形専用に 製図をやり直し、 粘土人形と併用していた 初期のケースより サイズを一回り小さくして コンパクトに 可愛く纏めました。 |
こちらは後期
というか 近年のケース。 人形の立ちポーズが 安定するよう 内装にスタンドボードを 取り付けました。 そして 天板に飾りを付ける等の 装飾を楽しみました。 |
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そして
このヒトガタ展で マァを入れて出品した 最新型のドールケース。 人形を立たせる背後に 背当て柱を取り付けました。 この柱によって生まれた 上部空間に 人形の後頭部が丁度収まって ボディも自然に姿勢が決まり 立ち姿がより安定しました。 |
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このように
ケースが段々変化しているので 人形を立たせる時のコツもそのケースにあわせて 幾つかあります。 |
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(つづく)
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2014年 10月11日(土)
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前回のブログで 人形たちの修理や
メンテナンスのことを ご案内してみましたが、 今日は ふと 頭に浮かんだことを 綴ります。 それは 私がいつも人形を立たせている 木製ドールケースのことなんですが、 ドールケース付きの人形を 持って下さっている オーナー様、 もしかして 人形をケースに戻すとき 人形がむずかって なかなか 上手くケースに立たせられない と お困りの方は いらっしゃいませんか。 私は作った本人なので ケースに立たせるのは簡単だけど コツが解らないと もしかしたら難しいかも と 想ったりしています。 と言う訳で これからそのコツを お教えしようと 思います。 (つづく) |
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2014年 10月7日(火)
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ヒトガタ展が終わり
マァを送り出して もうあっという間に1週間。 日時の経つのは 本当に早くて・・・ じゃあ今日から次のステップへ。 また新しい人形への準備を始めます。 |
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それと平行して
古い人形たちの修理なども 一緒にぼつぼつと。 現在までの 私の人形創作活動歴は 35年程、 その間 アトリエを巣立って行った人形たちも だいぶの数になりました。 古い子組は もし今でも持ってくださっている オーナー様がいらしたら 人形齢30年以上経っているので もうボディーのゴム引きも 伸び伸びでしょう。 あちこち具合が悪く なっているかもしれません。 もし 修理をご希望でしたら こちらの HPのメールアドレスに ご連絡ください。 zomknio★cpost.plala.or.jp 《★を@にしてください》 いつでも受け付けております。 |
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2014年 10月2日(木)
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丸善・丸の内本店ギャラリーにて開催された
ドルスバラード主催 第9回「人・形 展 」が無事終了しました。 お忙しい中 貴重なお時間を割いて会場にお越しくださった皆様 どうもありがとうございました。 人形たちが織りなすさまざまな「ヒトガタ」如何でしたか。 お楽しみ頂けましたでしょうか。 会場で マァチのこともご覧頂き どうもありがとうございました。 お蔭さまでマァチ は とても幸せな行き先が決まりました。 マァを迎えに来て下さったオーナー様 本当にどうもありがとうございます。 心から感謝申し上げます。 アトリエで一人遊びをしていた ちょっと内気な人形少女のマァですが これから どうぞよろしくお願いいたします。 展搬入搬出時には 出品作家の皆様方に大変良くして頂きまして 本当にどうもありがとうございました。 そして人形作家のNaruto様 マァの写真をたくさん撮ってくださり 早速ご自身のHPに掲載して 今展を案内してくださって 大変お世話になりました。 それから今回もまたさまざまなことで 手助けしてくれた主人にも 心から感謝です。 ☆ まさかまさか ピグマリオンの吉田良先生 平安工房の篠塚伊周様 突然お会い出来て とても嬉しかったです。 ☆ ドルスバラード様 丸善・丸の内本店4階ギャラリー様 関係スタッフの皆様 このたびも展覧会準備期間 そして展開催中 大変お世話になりまして どうもありがとうございました。 |
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