魚菜王国いわて

自由の弊害から生まれた現代政治

何でも自由を許すとなると、どうなるだろう?
自由競争が行過ぎると独占が横行し、貧富の差が拡大する。
敗者や弱者は、ひどい場合、人間として扱われなくなり、惨めな生活を送るか死ぬしかない。
最後は、一部の人間だけで富を独占し、大多数の国民は、悲惨な生活を強いられることになる。
歴史がこれを証明している。

これを踏まえ、さまざまな捉え方で人権などを考慮した思想が誕生し、「国家は国民を最低限、食べさせていく義務がある」という考えが主流になり、現在に至る。
この、「国家は国民を最低限、食べさせていく義務がある」は、民主政国家そのものを言い表しており、「国家とは」の問いに対する答えである。
そして、このことは、民主政国家は、自由を制限しないと成立しない、ということも意味しているのである。
前項の広辞苑引用の「無条件な絶対の自由は人間にはない」とは、このことなのだろう。

しかし、実際には、修正されたはずの自由only主義の弊害は、いまだ改善されていない。
世界の富、日本の富は、一部に人間または組織に集中している。

おおざっぱな流れだけを説明し、詳しくはここでは触れない。
  
実は詳しく勉強してないだけのこと。(^^;



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