魚菜王国いわて

私の政治思想

私は生まれながらにリバータリアンであることを、副島隆彦さんの著書を読んで自覚した。
漁業者は、ほとんどがリバータリアンである。
しかし、漁業者以外にも実はたくさんいるはずだ。
ただみんながそれを自覚していないだけの事である。
簡単な判別は、政府との関わりの強弱に尽きる。

自分のこともできないで、他人を助けることができるだろうか?
これをしようとする人は、私は偽善者だと思う。
ほら吹きと偽善者のどちらを選べと言われたら、ほら吹きを選ぶ。
どちらもうそつきだが、良い顔をしない分、まだほら吹きのほうがマシである。

自分のことができて、なおかつ他人を助けることができる人間が、この社会を維持しているのだ。
あらゆる社会福祉制度は、このことを基礎として運用されている。
確かに 自分だけ栄えてもいいものでもないし、面白くもない。
やはり友達や近所の頑張っている人が困っているなら、かわいそうだという感情は起きるし、助けようとするだろう。
その手段には、カネだけではなく、労働奉仕とか共同作業という形もあるのだ。

自分の健康や体力の維持もまた自分でする。
あまりにも当然のことであるが、社会には自ら健康を損なうような行為を平然と行い、健康保険に負担をかけている人がたくさんいる。
そのような人たちとは一線を画す。

風邪をうつされたと怒る人もいるが論外だ。
自己管理が悪いからだ。

老後は楽をするのだというのは、誰が決めたことなのだろうか。
私は五体満足なら、心臓が止まるまで働くつもりである。
できるなら年金を受け取らないでポックリ死にたい。

「自分のことは自分でする。自分の生活は自分で守る」。
そして「自分の周りの環境は自分で守る。」
「自分たちの住んでいる地球環境は自分たちで守る」と思想を昇華させたのが私の基本である。
このことから、私の思想は、環境問題抜きにして語ることはできない。

今、地球環境は確実に悪化している。
使い捨ての経済成長主義が世界を席捲している以上、改善されることはないだろう。
この現実を踏まえて政策を立案すべきだある。
1972年、ローマクラブによって「成長の限界」というレポートが発表された。
人口、農業生産、天然資源、工業生産、汚染の5項目について勘案し、MIT(マサチューセッツ工科大学)に分析予測を依頼したもの(地球環境問題をひもとく・化学工業日報社より引用)で、このレポートの示すものは、今後の経済政策は、地球環境を維持できる範囲内で立てなければならないということだ。

この項に書いた私の思想・考え方の原点は、副島隆彦著「日本の秘密」にある。
彼は、各自が政治思想を持て、と言っている。
まったくその通りだと思う。
基本的な思想があれば、生き方を迷うことがない。
私は、一生、宗教とは無縁かもしれない。



もしかして、これも宗教? 
ん?、宗教って何?になっちゃうね。  
正月は神棚に手を合わせ、盆には仏様に手を合わせ、クリスマスにはケーキを食べ、信仰するのも忙しい。
神様同士、喧嘩しそう。
日本の神様は、日本人が平和な分、多分喧嘩してるよ、きっと。



政治とは?

トップへ