魚菜王国いわて

地方議会の議員年金

議員年金廃止論者河村たかしさんのことを、私は「年金制度と自己責任」で紹介しています。。
議員年金は、国会議員だけの特権ではなく、地方議会議員の特権でもあるようです。
市議会議員、町議会議員、村議会議員は、3期12年在任すればその資格が与えられ、国民年金や厚生年金との重複受給ができるものすごくオイシイ年金なのだそうです。
詳しくは、「議員年金廃止アクション〜神奈川ネットワーク運動」を参照してください。
そのページの中でも特に私の目に留まったのは、次の文です。

しかも、市町村と県と国と別々の制度になっており、市町村議員と県会議員、国会議員を一定期間以上経験すると、ダブルでもトリプルでも受給できるというところが「おいしい年金」と言われるゆえんです。
(「神奈川ネットワーク運動ホームページ議員年金廃止アクション

私はビックリして腰を抜かしてしまいました。
身近に存在するあの議員たちも、税金を財源とするオイシイお金を二重取り三重取りしようとしているんですから。
考えてみれば、「○期○十年の実績」というよく聞く現職候補の演説言葉は、このように「オイシイ税金を私は皆さんから頂くんだよ〜」と陰ながら主張していたんだなあ、と今気づきました(笑)。
皆さんも、「○期○十年の実績」という言葉を聞いたら、議員年金の受給のことを思い浮かべてください。
いつまでも議員に留まりたいのは、そのためなんですねえ。
地方議会の選挙で当選すれば、必ずどこかの会派に属します。
初当選した人は、同じ会派の先輩議員から、「コレコレ云々のオイシイ特権があるよ。議員年金は特にオイシイから3期は務めなさい」とか、コソッと助言するんでしょうねえ。きっと。
みなさんも、議員を目指し、頑張ってください(笑)。

河村たかしさんは、人相があまり良くないです(河村たかしさん、ごめんなさい!)が、年金に対する姿勢は国会議員中最も良く、河村たかしさんのサイト「★ようこそ衆議院議員河村たかしのホームページへ★」へ行って、「議員年金廃止法案、提出者&賛成者及び法律案」(←リンク切れ)のページを見てみると、「国会議員互助年金法を廃止する法律案」の全文が掲載されています。
そして、賛成者の中には、本県出身の達増拓也さんの名前があります。
なかなかのものですね。
議員年金制度がこのまま続けば、この法案提出者、そして賛成者の人たちも、議員年員をもらうべき立場の人たちです。
しかし、わが国の年金制度のことを考え、このような行動に出たのでしょう。
それに比べ、身近な地方議会の議員から、そんな話すら、全く聞いたことがありません。
まったく口先ばかりの能無しで、自分の懐しか考えないダメな連中です。
今まで真面目に投票所に足を運んでいた自分が、まるでバカに見えます。
私は、次に誰か地方議会の議員に会う機会があったら、そのことをズケズケ言うつもりです。
覚悟しなさい!
みなさんも遠慮なしに懲らしめてください。
(2005年2月6日)



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