魚菜王国いわて

宮古漁協は吸収合併される?

国では、漁協合併を推奨しています。
それに従い、岩手県でも、段階的合併が計画されています。
東北では、山形県がすでに1県1漁協であり、いずれ岩手県も岩手県漁協になることでしょう。

宮古市には宮古漁協と重茂漁協があり、田老町には田老漁協があります。
この3漁協が最初に合併するかもしれません。
宮古漁協の組合員の年代構成はひどいもので、40代で貴重な存在です。
私の年代である30代と20代という年代は、絶滅の危機に瀕しています。
ところが、田老漁協には、若い人がいるのです。
重茂漁協は、年配のかたよりも若い人のほうが多いかもしれません。
10年後はわかりませんが、20年後、宮古漁協の組合員数(人数だけは、現在の日本でも有数の大漁協)は激減し、相対的に重茂漁協のほうが多くなります。
きっと吸収合併されます。
もし、20年後に合併するとしたら(それほど悠長ではありませんが)、宮古漁協は、重茂漁協に吸収合併されるかもしれまんせんね。
それほど宮古漁協管内には若者がいないのです。

オカの上の合併は、主に経費節減、「体力強化」に理由があるわけですが、漁協の場合、組合員減少が最も大きな理由になるでしょう。
(2003年4月24日)



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