魚菜王国いわて

頑張れ!西宮冷蔵

ちょっと前にテレビで、西宮冷蔵の苦難を放送していました。
雪印食品の牛肉偽装事件を告発し、その後、取引先が逃げ出したり、またいじめられたり、国から“嫌がらせ”(←私はそう思っています)を受けたりして、廃業同然となります。
電気まで止められ、そこで家族で協力しあい、生活することになります。
その後、全国から寄付を募り、なんとか営業再開した、という番組でした。
検索してみると、次のリンクが出てきました。

http://www.mail-journal.com/20020925.htm

先のテレビ番組では、その内部告発を、法律で保護するようになるとか、ならないとか。
逆に、この内部告発を悪用する輩も出てくるのを、今度は警戒しなくちゃいけないそうで、最後は、人の善意というものが問題になる、と結んでいたように思います。
寄付者の中に、かなり大口の方がいたことも放送していました。
確か、福井県のお寺の住職さんだったような気がします。
その金額は数百万円。
正しいことをした人間が追いやられるのを見ていて、何とも耐え難かったらしく、ドンと寄付したようです。
ところが、どうもまだ妨害する連中がいたのです。
それは、何と!お上。
次のリンクでそれがわかります。

http://www.janjan.jp/living/0405/0405234636/1.php

しっかり返済していた会社を妨害するとは、何てことでしょう。
お上はバカなのか?
まあ、それ相応の理由があるんでしょうが、柔軟性がまったくないといいますか。
13億円の借金でも、毎月300万円ずつ払えば年間3600万円、10年で3億6千万、40年で14億円。
利息分がかなり出るとしても、少しずつでも返済するということは、銀行側も助かるわけで、もし全額返済されるならば、それは銀行の儲けとなります。
それが営業できずに、本当に倒産、廃業となると、まるまる13億円が損。
もしかしたら、それが私たちの税金に跳ね返ってくるかもしれません。
税金からお給料をもらっているお上は、何を考えているんでしょう。

と、応援したくなって、ここで取り上げました。
西宮冷蔵については、「西宮冷蔵を再建する会通信」というのがあって、随時更新されているようです。
(2004年6月27日)



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