魚菜王国いわて

はじめに

「何の見返りもなく、知識や情報を発信しているその姿勢は、ネット利用者の“神”的存在だと私は思います。」
これは「漁師のつぶやき保存版」の謝辞で書いた文句です。
マメに更新しているサイト、気ままに更新しているサイト、もう更新しないでデータだけ提示しているサイトとさまざまです。
どのサイトも、情報やデータをネット上に残してくれています。
その労力や情熱に対して、私は本当に尊敬していいと思います。

私は最近になって、「Mozilla Firefox」というブラウザを使いはじめ、それ以前は、「Internet Explorer」の検索エンジンを使った「Sleipnir」というブラウザだけに頼っていました。(「Sleipnir」は、ものすごく使いやすいタブブラウザです。)
「Internet Explorer」はWindowsのOS本体と切り離せないようで、つまり、OSを起動させている限り、バックグランドでは、「Internet Explorer」が動いていて、このせいで、いろいろとOSのセキュリティが甘くなっているようです。
ところが、「Mozilla Firefox」は、「Gecko」という別の検索エンジンを使っているので、OSのセキュリティは、「Internet Explorer」を使うよりは、向上すると言われています。
使用してみると、別エンジンを使用しているせいか、「Mozilla Firefox」は起動が遅く、これは仕方がありませんが、起動後の動作は軽く、機能は、「Sleipnir」とほとんど同じに使うことができます。
現在は、両方とも重宝に使っています。

「Mozilla Firefox」→ http://firefox.vector.co.jp/
「Sleipnir」→ http://www20.pos.to/~sleipnir/

この「Sleipnir」と「Mozilla Firefox」は、どちらもFreeWareで、タダソフト。
ネット上から無料でダウンロードできます。
ボランティア(?)で、ソフト開発をして、それを公開しているわけですから、彼らはホント“神”的存在ですよ。
いや、彼らだけじゃなく、ボランティアのソフト開発者すべてがそうです。

世界的にデジタルデバイドが広がる中、私は、ネット上を徘徊できる点で、まだ幸せなのでしょう。
自分も、世界中から富を搾取している民族の一員であり、だから、だからこそ、私も、分野は違えど、ボランティアサイトの一員になって、少しは役立っていいと思います。

「漁師のつぶやき」を、私は漁師の視点で書き、かなり逸脱した部分もありましたが、社会一般の基本的なことはほとんどカバーしたと思います。
その後、休養し、ネット上を徘徊しましたが、どうしても、漁業の分野のサイトが貧弱で仕方がないのです。
貧弱というより、無きに等しい。
前回リンクした漁師サイト群のほかは、ほとんどがブログです。
このブログとは、何ぞや?
それが、ただの日記だと思っていたら、違いました。
漁網のページ」のブログ「すいさんWatch」にコメントしたのですが、トラックバック機能が論文執筆者を呼び寄越したという結果になり、「これは使える!」と考えました。
私の場合、Webサイトの更新情報を載せるという役割も担わせ、その更新に対する感想、意見を少しは知りたい、ということで、私もブログを使い、またまた変なことを書き始めます。
ブログ名は「思いつくまま、気ままに、喜怒哀楽」という意味不明な名前です。

「つぶやき番外編」の3番目に「はじめに」と書くのは、どうしてもおかしいのですが、やる気がない状態でしたので、仕方がありません。
変な文章や誤りがあったなら、容赦なくご指摘願えれば幸いです。
私は積極的に修正していきたいと思います。
それでは、またまたよろしくお願い申し上げます(でも、「漁師のつぶやき」みたいに頻繁には更新しませんよ)。

追伸
吉田仁のHomepage」というサイトなどは、独自に宮古のことを調べ上げて、一般の宮古人も知らないようなことを書いています。
現地人にとっても、思わず目からウロコ。
特に感銘を受けた文章は、「ウミネコとカモメ」、「千徳城哀話」、「石割り白樺」。
今までウミネコをいつも見ていた私は、恥ずかしながら、ウミネコとカモメの違いがわかりませんでした。
「千徳城哀話」は、“南部”の出現から岩手の征服、千徳氏滅亡まで描かれており、昔のことでありながら、私は心の中に、反骨的なものがわき上がってくるのを感じてしまいました。
パロディ的なものが、「石割り白樺」。
盛岡にある「石割桜」に対し、「石割り白樺」ですから、ウソみたいな話ですが、でも現存するようです。

ボランティアサイト、万歳!
(2005年5月13日)



加筆
更新情報を記す「思いつくまま、気ままに、喜怒哀楽」は辺境漁師のLOGBOOK」に変更しました。
(2006年1月15日)

トップへ