Column

   自分の行動に責任を持って、良く考えて行動しよう
 市内の中学校の窓ガラスが割られた。体育館と校舎の一部のようであったが、まったく馬鹿者が多すぎる。卒業生か在校生か分からないが情けない出来事だ。昔は、我が母校は大切にしたもんだ。だから学校生活に多少不満があったとしても、そのはけ口を公共物(学校)破壊に向けることなどなかった。
 例えばねえ、私自身、学校の「先生」に良い思い出があまりなかったことを告白しよう。えこひいきは勿論のこと、一部の先生はひどい体罰を当たり前のようにしていた。また当時の体育教員などは、連帯責任の体罰が大好きで、関係ない生徒がいてもクラス全員が良く叩かれた。でもその先生も晩年は校長で退職したからねえ。いいかな、現実とはそんなもんだよ。過去を隠して知らんぷり。そして校長・教頭になる訳よ。そうすると、彼らはいきなり体罰否定論者に変身する。分かる?その原理。しっかし、体罰が昔から禁止だったとは知らなかったなあ。
 まあ、そもそも学校の先生とは、自分自身を「先生はね〜」等と平気で言うことに疑問を感じない方々だからね。例え生徒に対しても、本来の自己表現の仕方は「私は、僕は」だろうにねえ。(目の高さの教育、あれ嘘だね)多分誰に対しても、死ぬまで「先生」のつもりでいるのでしょう。(学校の常識、非常識ですね)まあ言ったら切りがない。だから私自身も、当時の学校生活には不満があった訳だが、要するにそんな人種に腹を立てても仕方がないということだよ。それより、如何なる理由があったとしても、校舎に対する八つ当たりだけはまずいね。道徳的に考えても良くない行為だが、校舎の破壊行為は何より税金の無駄使いになることを知ってほしい。いいかな、犯人が分からないからといって教職員がガラス代を弁償することはなく、結局は税金(学校の予算)で修理代を負担することになるのだよ。まあ得をするとしたら、「ガラス屋さん」だけだろうね。 
 
 人生、色んなことがあると思うが、無軌道な行動には意味がないことに気づこうよ。そして良い目標を持って生活をしてみよう。そうすれば必ず道は開けると思うけどなあ。
 
PS.
 この間、「敷島隊の五人」海軍大尉関行男の生涯(上下巻)森史朗著を読み終えた。神風特別攻撃隊の先駆けとなった方々の生涯を克明に記録したものだが、私は泣いた。あえて内容は記さないが、当時の若者達(十代〜二十代前半)が家族や国を護るために死にに往く姿・思いを無駄にしてほしくないな。多分、皆さんと変わらない世代だったでしょう。だったら、先人の方々に恥じない生き方を今からでも心掛けてみよう。
 
更新日時:
2010/10/26

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