故郷を離れて３０年。故郷での生活より、現在地での生活が長くなりました。住めば都とはいいますが、やはり「ふるさと」の方が自分にとっては聖地ですね。

 

　この度、数年ぶりに帰郷しました。先祖代々の墓参りと母親孝行の予定でした。まぁ、母親孝行だけは帰郷しただけで完了しましたけど。母は幾つになっても我が子の顔を見れるだけで嬉しいようです。ありがたい限りですね。そんな母も今年で８６歳になります。

 

　私の父は、昭和６３年に６０歳の若さで急死しています。こよなく酒を愛していましたから．．．だから母には、亭主で苦労した分いつまでも元気で長生きしてほしいと思っています。

（因みに私は酒を飲みません。年２〜３回の付き合いだけです。父のようにはなりたくありませんから。）

 

　帰郷して驚きました。市町村合併による新地名の存在。また新しい道路の出現。旧市内は寂れる一方で、荒地や畑だったところが開発され発展していました。まさに繁華街のドーナツ現象ですね。旧市内の通い慣れたお店は閉店が目立ち、良く利用した食堂は廃業ばかりで残念でした。これも時代の流れなのでしょうか。寂しい限りです。