Column

   テロ集団に屈するな
 勝手な思想から、殺戮行為を繰り返しているテロリスト集団「イスラム国」。その集団が武力による侵略行為で中東地域を恐怖に陥れている。果たして、それが「新生国家誕生」といえるのだろうか。
 
 日本人ジャーナリストも捕らえられ、ヨルダン人パイロットも捕虜になり共に殺害された。惨い話しである。身代金要求から始まり、果てはヨルダン国に収監されている囚人との交換条件を突きつけ、都合が悪くなると一方的に虐殺したのである。また日本人を捕らえれば、すべて殺すと明言している。
 
 慈しみ育てられた命。どんな宗教(宗派)でも人の命はかけがえのない尊いものである。しかしイスラム国は、意にそぐわなければ聖戦の名の下に殺戮の限りを尽くす。果ては自爆テロ。いたいけな少女に爆弾を巻き付け自爆させた事件も引き起こしている。それらの行為が、本当にイスラムの教えに通じるものなのか甚だ疑問である。
 
 ヨルダン国は、パイロットが惨殺されたと分かった途端、即座にイスラム国テロ死刑囚の死刑を執行した。また壊滅的な報復を実行するとしている。
 
 日本の対応はというと、相変わらず「金は出すけど行動はしない」ようですね。個人的な考えですが、日本国も有志連合国と協力すべきではないでしょうか。せめて後方支援だけでもするべきでしょうね。
 
 今回、日本人も殺されました。もしイスラム国テロ死刑囚が日本国に収監されていたとしたらどうでしょう。果たして迅速な死刑執行をしましたか。また「壊滅的な報復を実行する」と言えましたか。無理でしょうね。
何故か空しさを感じてしまうのは私だけでしょうか...
更新日時:
2015/02/06

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