Column

   突然の訃報
 身近な人の父親が亡くなりました。病気患いからの旅立ちでした。
昨日までいた人が今日はいない現実...辛いですね。しかしながら、暖かい家族に囲まれて幸せな時を過ごせたようです。
(故人の安らかなご冥福をお祈りいたします)
 
 人間には、生老病死という避けては通れない摂理があります。それをすべて人生苦という考え方もありますが、果たしてそうでしょうか。望まれて生まれ年老いて亡くなること自体には、苦しみなどないのではありませんか。寧ろ幸せな時を過ごすことが出来たのなら、その人にとっては良い人生だったことでしょう。やはり人生苦とは、あくまで傍から見た想いではあるまいか。また長患いの後に亡くなった人の場合でも、「ありがとう」と感じる人生だったのなら、本人なりには幸せな人生を感じたかも知れませんね。
 
いづれにしても悲しみすぎる見送りは、現世を離れる故人を迷わしかねないものです。
なんとも難しい選択ですね。
更新日時:
2012/04/18

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