力の伴わざる正義は無力なり
正義の伴わざる力は暴力なり
 
   宗 道臣(そう どうしん)
Column

少林寺拳法の特徴
 
 拳禅一如
 力愛不二
 守主攻従
 不殺活人
 剛柔一体
 組手主体
 
道場での心得
 
 脚下照顧
 合掌礼
 作務
 服装
 態度
 言葉
 
修行の心得
 
 修行目的の確立
 修行の順序
 基本を学ぶ
 理を知る
 数をかける
 修行を片寄らせない
 体力に応じて修行する
 永続して行う
 
| Back | Index | Next |

2013/05/01
武道流派の強弱
「少林寺拳法」をネット検索していると、相変わらず低次元な問答に華を咲かせている輩が多いですね。やれ何々空手は強いとか、やれ何々拳法は弱いとか云々。本当に馬鹿じゃなかろうかとしみじみ思う。たとえ技術的な面だけを考えてみたとしても、そのようなことは有り得ない話しなのである。組織も大きくなれば修行人口も多い。当然修行目的が違うこともある訳です。肉体的強さだけを求めている者もいれば、健康面だけに重点を置いている人もいるということです。前にも触れたことですが、そもそも「人間には老化現象があり、誰しも必ず死が訪れるということを忘れてはいませんか?」と問いかけをしたいものですね。
 
 何れにせよ技術的肉体の強さの基本とは、「本人のやる気」だけが結果につながるのです。決して武道流派の強弱の存在などではありません。要するに、そういうことを平気で言う輩は修行が足りないのです。惑わされないようにしましょう。努めて「脳みそまで筋肉」にはしないようにしてほしいものですね。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 少林寺拳法の中にも恐ろしく強い人は存在します。勿論中途半端な人もいることでしょうね。しかしながら、それは何処の団体にも言えることではないでしょうか。
 
たった一度きりの人生です。まずは楽しみましょう。

2012/4/28 筑波にて
Home Profile ● 武道 Column Life Column Link Page 開祖語録 Collection