仕事だけで日がな一日を送っていると、どうもマイナス思考になっていかん。考えることといえば、定年退職後の自由な毎日のことばかりだ。過ぎた時間はあっという間だが、待つ時間はとても長い。うんざりだ。まったくろくなことを考えない。

 

　最近、「若さは財産である」としみじみ思う。残念ながら、若い頃はそのことに気づかないのだから勿体無い話しである。何気に昔の写真を見てみると、そこには凛とした姿勢の輝いた目をした自分がいた。さて、大切な財産を何処で無くしたんだろう。使った記憶はないのだが．．．誰かに盗まれでもしたのかねぇ。まぁ冗談はともかく、今更手遅れの感があるな。

 

　私の周りにいる先輩方は、６０代７０代でも生き生きと現役で頑張っている人が多い。実に眩しいお姿ですね。仕事にプライベートに多忙なようです。

 

　私の欠点は、先の事を考え過ぎることだろう。有りもしない起こってもいないことを考え込む癖がある。要するに、事前に対応策を練ってしまう訳です。でも．．．その通りになったためしがないから笑えますね。

 

　今頃になって、開祖（少林寺拳法）が常々仰っていたお言葉が身に沁みます。

 

遅咲きではあるが、今からでも「人生の貯金」をしようと思う。