力の伴わざる正義は無力なり
正義の伴わざる力は暴力なり
 
   宗 道臣(そう どうしん)
Column

少林寺拳法の特徴
 
 拳禅一如
 力愛不二
 守主攻従
 不殺活人
 剛柔一体
 組手主体
 
道場での心得
 
 脚下照顧
 合掌礼
 作務
 服装
 態度
 言葉
 
修行の心得
 
 修行目的の確立
 修行の順序
 基本を学ぶ
 理を知る
 数をかける
 修行を片寄らせない
 体力に応じて修行する
 永続して行う
 
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2016/01/02
武道と格闘技は根本的に違うのだ
 昨年末に、某空手団体主宰の大会をテレビで観た。武の意義と武道の本質などを言うつもりは毛頭ないが、あれでも「武道団体」を名乗っているのだから不思議である。あれは体力勝負のどつき合いでしょう。選手は胸を真っ赤にしながら頑張っていたようだが...あれ、内出血だよ。受けはどうしたの。体捌きはどうしたの。日頃の練習成果が根性比べでは原始的過ぎる。相手が武器を持っていないからいいが、刃物を持っていたら一刺しで終わりだ。根性だけでは絶対に武器には勝てない。それより心臓に負担がかかって心不全の危険性が高いと思えて仕方がない。晩年は廃人にでもなる気なのだろうか。そうなると本人は勿論のこと家族の生活も一変してしまう。これ誰の責任でしょう。まぁ、陶酔してやっている訳だから自己責任を問うのでしょうね。
 
現代は訴訟時代。「注意一秒、怪我一生」
団体運営者は、安全管理面には特に配慮すべきである。

2012/4/28 筑波にて
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