昨年末に、某空手団体主宰の大会をテレビで観た。武の意義と武道の本質などを言うつもりは毛頭ないが、あれでも「武道団体」を名乗っているのだから不思議である。あれは体力勝負のどつき合いでしょう。選手は胸を真っ赤にしながら頑張っていたようだが...あれ、内出血だよ。受けはどうしたの。体捌きはどうしたの。日頃の練習成果が根性比べでは原始的過ぎる。相手が武器を持っていないからいいが、刃物を持っていたら一刺しで終わりだ。根性だけでは絶対に武器には勝てない。それより心臓に負担がかかって心不全の危険性が高いと思えて仕方がない。晩年は廃人にでもなる気なのだろうか。そうなると本人は勿論のこと家族の生活も一変してしまう。これ誰の責任でしょう。まぁ、陶酔してやっている訳だから自己責任を問うのでしょうね。
現代は訴訟時代。「注意一秒、怪我一生」
団体運営者は、安全管理面には特に配慮すべきである。
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