力の伴わざる正義は無力なり
正義の伴わざる力は暴力なり
 
   宗 道臣(そう どうしん)
Column

少林寺拳法の特徴
 
 拳禅一如
 力愛不二
 守主攻従
 不殺活人
 剛柔一体
 組手主体
 
道場での心得
 
 脚下照顧
 合掌礼
 作務
 服装
 態度
 言葉
 
修行の心得
 
 修行目的の確立
 修行の順序
 基本を学ぶ
 理を知る
 数をかける
 修行を片寄らせない
 体力に応じて修行する
 永続して行う
 
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2017/01/09
身だしなみ
 武道を志す者は、誰しも心身鍛錬(身心鍛錬)に高い理想を掲げています。そして努力を重ねて手にした黒帯の存在は、まさに言葉では言い尽くせませんね。より一層心引き締まる思いが深まったことでしょう。
 
そんな有段者に一言。
いつまでも「ボロボロになった黒帯」を締めていませんか。
 
 そのような姿を他武道でよく見かけますが、帯の古さで修行の長さでも誇示しているのでしょうか。訊けば、意図的に帯を古くしている人もいるようです。嘆かわしいですね。修行目的を見失っては本末転倒です。因みに少林寺拳法の拳士は、帯が古くなれば取り替えます。
 
開祖が生前仰っていました。「古くなった帯をいつまでも締めているな。だらしなく見えるぞ。」
 
まさにその通りですね。

2012/4/28 筑波にて
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