アーキ・クリエイショントップページ>住まいについて考える
住宅のあり方について考えてみましょう。

 家は使う立場のプロである依頼者施工のプロ設計のプロ3者がピッタリ息が合った時が良い家が出来ると思うので手掛けた家は「何時までも責任を持つ」という気持ちで一件一件取り組ませて頂いています。



21世紀に入った今、歴史的な大変革に直面し、資産・エネルギー・環境等幾多の問題がクローズアップされ、全てに対し本質的な考え方に基づいた思考と行動が要求され、家も例外でなく安易な取り組みで済ませることは出来ません。1、2世代程度で建て替えを繰り返す従来の手法や量産住宅の購入ではあまりにも安易すぎるのではないでしょうか。新築した家が原因でシックハウス症候群や科学物質過敏症になるなど、今や論外なのです。

 
敷地が異なり環境も違う。住む人や個性も違い、住まい方も多様化している現在、建築に当たり長期的な視野で検討する必要がある。資産形成の「絶好のチャンス」でもある。機能美は当然のことながら安全性・耐久性・利便性等が求められ、創意工夫し良質で耐久性のある建物は資産価値も高く、修繕や改修等将来多額の費用を掛けずに済み、豊かな生活に繋がる。


家に如何なる意味を持たせることが出来るのか。パブリック的要素の強い外部空間。プライベート重視の内部の充実。幾多の要素と調和が求められ、その人の生き方や家族のあり方を考え、将来を見据え、個性を最大限に生かすことが出来る。天井の高いのびのびとした落ち着いた低い部分、柔らかな光、効果的な陰影、素材の肌触り、効果的な色彩、自然エネルギーの利用、健康的な素材の活用、絵画や置物が映える心地よい空間。愛着が湧き、日常生活の場を通し、ものを見る目が養われおのずから人や物を大切にする心が育まれる。絶好の教育の場である。

 我が家に誇りが持て、豊かな生活に繋がり子孫に感謝されるのか、お荷物を残すのか。全ては家づくりのスタート時点の心構えと決断で決まる。家づくりは、重要性と大きな役割、可能性を考えれば、心躍る楽しいものとなる。
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