YA読書クラブ

10代の本好きさんのための読書クラブです!

INDEXへもどる

第11回読書会★報告

参加人数3名(女子1男子2)。大人スタッフ2名。合計5名で、本のお話をしました。

今回はこんなことを話し合いました♪  

流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本『クマのあたりまえ』についてのトーク。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想


★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。

 さいきんハマッている&はやっていることは……? 
  七福神めぐり。那須正幹さんの本。受験で忙しかった。都立の推薦の合否が出で、学校で喜んでいる人と叫んでいる人の差があってひどかった。私立校なので今は入試の休みなので、毎日だらだらしてる。バイオリンを見に行ったことと木刀とピラティスのレッスンをはじめたこと。
…などなど。

★『クマのあたりまえ』について

アメンボの話が好き。 「クマのあたりまえ」の「死んだように生きるのは意味がないと思ったんだ」という言葉が好き。 童話のように書いているけどメルヘンを書いているわけではなくて成功している。 最初はアメンボが好きだと思った。 読み返したら、「光る地平線」と「クマのあたりまえ」が面白い。 「べっぴんさん」が好き。童話みたいな感じ。いま私たちが抱えている問題でもあるとおもって、良かった。 アオダイショウの話がいいなあと思った。素っ気ないいいかたをする主人公がいい。アメンボの話と「ショートカット」が好き。 「光る地平線」が好き。
この本ができるきっかけは、元々は、「光る地平線」が「飛ぶ教室」という雑誌に載っていて、編集者がそれを気に入り絵本にしようと考えて作者に頼んだ。でも絵本化するのは色々難しかったので短編集にしようと、書いてもらった作品。 二番目に「べっぴんさん」を書いてもらって、これはいける、と思ったそうです。
「頭の打ち所が悪かったクマの話」を出版社は意識したらしい。安房直子さんっぽく本にしたら良いんじゃないかなと。そういうふわふわしたのとは違うと思った。 表紙は可愛い。好きか? 中学生が読んでみたい本の作りか? この本は、表紙をみても、選ばない。 自分は、好きな作家が後書きや解説で薦めている本を読むので、この本はそういうところには書かれないだろうなと思う。 編集部内でも、一般書で出すか児童書で出すか意見があった。 一般書と児童書の作りの違ってなに?
余白の部分がたくさんある話。でも、余白のツボがぴたりとはまらないと、気持ちが悪い。余白なのか、書けていないのか。深いところまで考えて書いてあるのかというところは疑問だけど、いっぱいものを考える年頃のときに、書かれてないところを考えながら読んで欲しいと思った。余白が気に入るかどうかで評価が変わる本だと思う。
「べっぴんさん」の話がよくわからない。最後、なんでそんなにべっぴんじゃなかったのか。ぺっぴんさんは、飛べないから、別のもので自分を支えていたからではないのか。
「アメンボリース」のリースってなに? アメンボが輪になる場面があるからそれのことでは。 アメンボの話は「池の表」がとりだせたというのが好き。 主人公のようにうまくいかないときがある。このお話を知っておくと、誰にでもそういうことが起こるかもし れない。 時間の経過がおおざっぱで、なぜあのみっつの年齢を書いたのかがわからない。 アメンボをあまり見たことない。カメムシの仲間らしいよ。アメンボは飛ぶよ。 「重い石が」とか「鉄の板に」という表現を、アメンボ、言葉をそのままとるところが好き。
「ショートカット」のタイトルの意味は何だろう。 この話は田舎から出てきた人をサルと描いているように思える。差別を助長するような感じで嫌。 みんな人間じゃないから気負わなくて良いのかなって考えた。
「朝の花火」は、同じ作者の「おどる洗たく虫」という短編を思い出した。好きな女の子のために犠牲になる話が作者は好きなのだろう。自己犠牲を子どもの本に書くことをどう考えているのだろう。
「光る地平線」のメッセージが単純に理解できない。
いま生きていくなかで、必要な物語だと思う。 大人のほうが感想がある本ではないか。
…などなど。

★みんなのおすすめ本。
今回はじゃんけんの負けた順で、おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)

アネモネ探偵団 2 迷宮ホテルへようこそ 近藤 史恵
ゴールドフィッシュ 森 絵都
ぼくらは海へ 那須 正幹
リズム 森 絵都

大人スタッフのおすすめ本
読書について 他二篇 (岩波文庫) ショウペンハウエル
はみだしインディアンのホントにホントの物語 シャーマン アレクシー
戸村飯店 青春100連発 瀬尾 まいこ

★本日の感想

みなさんに、参加した感想を書いていただきました。
『クマのあたりまえ』みたいな本をみんなが読んだらどう思うのかなーと予想していたのですが、色々話せて楽しかったです。中学生若かった(笑)

今まで、自分は読んだことのある本のあとがきに書いてある本など、まったく新しい本は読むことがなかったけれど、今回の読書会という機会で『クマのあたりまえ』という本が読めたので、こういう本もあるんだということを知れて、本当に良かったと思う。
すすめられた本も、面白そうなので、それらの本を読んで、自分の読書のはばを広げていけたらと思う。

今日はとても楽しかったです。テーマ本の『クマのあたりまえ』は多分、読書会がなければ読むことがなかったので、知ることが出来、よかったです。次回もぜひ、参加したいと思います。

今回の大人スタッフは、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の2名でした。

文責・梨屋アリエ

☆次回「YA読書会」は5月の予定です☆
詳細は決まり次第、ホームページにてお知らせいたします。 次回の読書会のお知らせを希望するかたは、こちらに登録して下さい。


 YA読書クラブ 
http://yarc.aikotoba.jp/ 

YA読書クラブ世話人(50音順)   門田奈穂子(児童書編集者)  梨屋アリエ(児童文学作家)


告知の記録。

第11回のお知らせ テキスト版。(終了しました)

第11回YA読書会のご案内

日 時 2012年2月4日(土) 15:00〜17:00

会 場 株式会社ポプラ社 本社 9階 絵本ルーム

      東京都新宿区大京町22−1 HAKUYOHビル →地図
     (東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」1番出口、または「新宿御苑駅」2番出口から徒歩8分。JR総武線「千駄ヶ谷駅」から徒歩15分。)

資 格 12歳から19歳の、読書が好きな人! 大人は参加できません。ごめんなさい。(テーマ本の担当者に限り見学可)

参加費 無料です。

当日までに準備してほしいこと

今回のテーマの本  読んできてね。読み終わらなくてもOK。
『クマのあたりまえ』  魚住直子 著 (ポプラ社刊)
     

あなたのおすすめの本
 あなたの好きな本、ほかの人にすすめたい本を一冊から二冊、持ってきてね。本の内容を短く説明できるように考えておいてください。小説やノンフィクション、詩などから選んでね。

参加希望の人は、事前の申し込みが必要です。定員は15名程度。先着順です。
中学生以下の人は、保護者の承諾が必要です。
お友達と一緒に申し込む場合は、必ず事前に本人の許可を取ってね。

お申し込みは、Eメールまたは、FAXで。2月1日締切です。
参加希望と明記し、参加者氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、当日の緊急連絡先、 中学生以下の場合は保護者名と参加の承諾をお書き添え下さい。
FAXでお申し込みの場合は、返信用のFAX番号を忘れずに。

YA読書クラブ世話人からの「当日ご案内」の送信をもって、お申し込みが完了となります。

     

     

PDF版はこちらからどうぞ

INDEXへもどる

   

   

YA読書クラブ世話人(50音順)   門田奈穂子(児童書編集者)  梨屋アリエ(児童文学作家)

   

   

これより下は広告です。