YA読書クラブ第17回読書会報告

YA読書クラブ

10代の本好きさんのための読書クラブです!

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第17回読書会★報告

参加人数1名(女子1)。大人スタッフ3名。合計4名で、本のお話をしました。

今回はこんなことを話し合いました♪  

流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本 短編「冥途」 内田百闥 についてのトーク。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想


★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。

さいきんハマッている&はやっていることは……? 
高校の文化祭の準備。クラスのお芝居で「美女と野獣」をするので、そのための衣装作りをしている。みんなで作るようにと先生に言われたので、頼みやすいように、切ったりしつけ糸をしたりが大変です。

大人のコメントは…… 
Setouchi Triennaleに行ってきました!
鳥海山のハイキングに行きました。
四月から事業担当になって、仕事ばかりでハードだったので、休みをとって山に登りたいです。

…などなど。

★ 短編「冥途」 内田百闥 について

内田百閧ヘ、はじめて読んだ。 先に「冥途」だけを読んだとき、 よくわからなかった。どっちが死んだ人なのかわからなかった。 短編集を買って読んでみたら、そのなかでも「冥途」はわかりやすいほうだった。
情感がある。 話の雰囲気が好き。
ゆっくりゆっくり読んで。 よくわかんなくて、何回も。 読んでいるうちに、いいなあと思えてきた。
最後のところのほうで、わたしがいた土手がこの世とあの世の境目だと解説に書いてあったのを読んで、自分は読みが甘かったと感じた。
土手が死への道なんだろうって、思った。
父と子の関係が、なんなんだったのかなあと。お父さんが冷たいね。
作者に親子の確執はなかったのかな。
「ビードロ」の形が丸いのか筒なのかよくわからなかった。
主人公の「私」は大人なのか。どういう状況なのか。
このお父様はいつ死んだのか。最近なのか、初盆なのか、もっと前に死んでいて、主人公が死にかけていてあったのか。この話はお盆の時期の話だよね?
「人参葉」ってなんかと思って調べたら、関西では普通に食べるらしい。軟らかめの葉をゆでたりいためたりするレシピがネットにのっていた。関東ではあまり人参の葉は食べないよね。大根の葉は食べるけど。
「銀河鉄道の夜」を思い浮かべた。長い土手が、鉄道みたい。
「土手が走っていく」という表現がとても好き。
なぜお父様は四、五人連れなのかな。
この作品は、夢の世界を書いているのかな。
こういう経験ありますか? ある。ない。育った住宅の環境で怖いものを感じるかって違うのではないか? 部屋にいつも誰かいるマンションと、座敷童がいそうな古い家では、怖いものが違うのかも。
土手をどう想像する? 草の生えた暗い田舎の土手より、今の散歩コースのある夜も明るい整備された土手を想像してしまったら、ちょっと雰囲気が違うね。
河合隼雄のことばを思い出した。「みるなの座敷」など。
作品の中にはこんなふうに「話の暗がり」があって欲しい。そういう作品もあったほうがいい。


…などなど。

★みんなのおすすめ本。
今回はじゃんけんで順番を決めて、おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)

『カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>』 (講談社文庫) 高殿円

大人スタッフのおすすめ本
『オトナ語の謎。』 (新潮文庫) 糸井重里
『お任せ! 数学屋さん』 (一般書) 向井湘吾
『さよならを待つふたりのために』 (STAMP BOOKS) ジョン・グリーン
『ふたり』 (新潮文庫) 赤川次郎
『世にも美味しい数学』 古川昭夫
『わからん薬学事始3』 まはら三桃
『わたしは倒れて血を流す』 (STAMP BOOKS) イェニー・ヤーゲルフェルト

★本日の感想

今回は感想を書いていただく時間を取りませんでした。

今回の大人スタッフは、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、世田谷区中央図書館スタッフさんの3名でした。

文責・梨屋アリエ

☆次回「YA読書会」は11月の予定です☆
詳細は決まり次第、ホームページにてお知らせいたします。 次回の読書会のお知らせを希望するかたは、メールを登録して下さい。

 YA読書クラブ 
http://yarc.aikotoba.jp/ 

YA読書クラブ世話人(50音順)   門田奈穂子(児童書編集者)  梨屋アリエ(児童文学作家)


告知の記録。

第17回のお知らせ テキスト版。(終了しました)

第17回YA読書会のご案内

日 時 2013年8月3日(土) 午後3時〜5時

会 場 世田谷区教育センター3階こぐま     →地図
(東京都世田谷区弦巻3-16-8) ※中央図書館と同じ建物です。
世田谷線 上町駅下車・徒歩10分
東急田園都市線 桜新町駅下車・徒歩10分
東急バス 弦巻営業所下車・徒歩1分 

資 格 12歳から19歳の、読書が好きな人! (世田谷区外の方も歓迎です)
      大人は参加できません。ごめんなさい。(テーマ本の担当者に限り見学可)

参加費 無料です。

当日までに準備してほしいこと

今回のテーマの作品
短編「冥途」(めいど) 内田百閨iうちだひゃっけん)著 を読んできてね。
今回は一冊ではなく、5ページくらいの短編です。「冥途」は、集英社みらい文庫『日本の名作「こわい話」傑作集 』のほか、ちくま文庫や岩波文庫などの作品集に収録されています。見つからない時は図書館で相談してね。)

あなたのおすすめの本
 あなたの好きな本、ほかの人にすすめたい本を一冊から二冊、持ってきてね。本の内容を短く説明できるように考えておいてください。小説やノンフィクション、詩などから選んでね。

参加希望の人は、事前の申し込みが必要です。定員は15名程度。先着順です。
中学生以下の人は、保護者の承諾が必要です。
お友達と一緒に申し込む場合は、必ず事前に本人の許可を取ってね。

お申し込みは、Eメールまたは、FAXで。7月31日締切です。
参加希望と明記し、参加者氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、当日の緊急連絡先、 中学生以下の場合は保護者名と参加の承諾をお書き添え下さい。
FAXでお申し込みの場合は、返信用のFAX番号を忘れずに。

YA読書クラブ世話人からの「当日ご案内」の送信をもって、お申し込みが完了となります。

協力・世田谷区立中央図書館

  クリックで拡大。PDF版チラシ。

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YA読書クラブ世話人(50音順)   門田奈穂子(児童書編集者)  梨屋アリエ(児童文学作家)

   

   

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