「vv」
「話しかけるな」
神くんと一緒
「どうして?」
「今が授業中だから」
「授業なんか聞かなくても俺が教えてあげるよ。マンツーマンで」
「お断りします」
自らから死に急ぐ真似はしたくない。
「遠慮しなくて良いのに…」
してません。
「のそんな所も大好きだけどね」
大…大だって。聞いた?
「ねぇ神」
「宗一郎だろ?」
逆らうのは賢明じゃない。
「宗一郎くん」
「何?」
嫌味なくらいニッコリ笑う。
「あんたのクラスは隣!!」
戻れ!自分のクラスに。
「俺はと一緒に居たいんだ」
関係ないって。
「先生いいんですか??!!」
「さて、次は33Pから…」
無視かよ!?
「唯!!」
「諦めれば?」
後ろの親友から、容赦ない一言。
なら前だ。
「小菅、あんたバスケ部でしょ!?コイツを…」
「オレに止められると思うか?」
「思わない!!」
ガーン…
自分で言っといて、ショックを受けてる小菅。
レギュラーはまだ遠い。
「気はすんだ?」
「あんまし」
コイツを止める高等テクを、誰か伝授して…
「、そこ間違えてる」
「どこ?」
「問いB」
問いB…ほんとだ。
「それと次の英語当たるよ」
「マジ?」
「俺がに嘘つくと思う?」
「うん」
「信じない?」
「いや、信じる」
神の勘は当たるから。
そりゃもう怖いくらいに…
「あたし昨日も当たったのに」
「昨日はが居眠りしてたせいだろ?」
「起こせよ」
「可愛い寝顔を見るのに夢中だったから無理かな」
「人の寝顔を凝視してる神が当てられないのは何で?」
「だって俺このクラスじゃないし」
…自覚、あったんだ。
机から英語の教科書を出す。
間違えて社会も一緒に出す。
神が笑う。
「笑うな///」
「可愛いことするが悪いんだよ」
社会をしまう。
英語を開く。
…今日やるのは何ページからだっけ?
「18Pの15行目からだよ」
エスパーめ。
言われたとおり18Pを開く。
「??」
1、2、3………11、12、13行。
15行目なんて無い。
「フフッ、可愛いなぁ」
おい!
「本当は21Pの10行目」
「アリガトウ」
―ペラ
きゃぁ☆英語がイッパイ。
ぜ〜んぜんわかんねぇよ。
「教えてあげようか?」
「よろしく」
「お礼は?」
「ポカリ2本」
「ダメ」
「じゃあ何がイイ?」
「がいいな」
「絶対ダメ」
「じゃあ何がイイ?」
あたしが決めていいのか?
「だからアクエリ2本」
「俺さっきダメって言わなかったっけ?」
ぬぅ…
ポカリだけでなく、アクエリもダメとは手強い。
それならば
「炭酸は嫌いだからね?」
コーラは名前も出されずに拒否された。
「飲み物から離れてほしいな」
「例えば?」
「」
「だから駄目!!」
「それじゃ、の時間」
「具体的にどうぞ」
「今から2時間くらい?」
ちょうど昼休み終わりまで。
今日はお弁当持参。
「屋上?」
「となら何処でもいいよ」
「屋上がイイ」
「取引完了だね」
ニコニコ笑う神。
小声で教科書を読んでくれる。
キレイな発音。
あたしは英文に読み仮名を書いてく。
―キーンコーン
カーンコーン―
ピッタリ最後の一文が終わった。
号令がかかって席から立つ。
先生が帰った。
あたしは後ろを向いて…
「唯、あたし次サボりね」
こんなのが、あたしの通常授業。
〜おまけ〜
「よく考えたらさ、サボっちゃ英語やった意味なくない?」
「やっと気づいたんだ」
「ってことは、あたしサボり損じゃん!」
「、玉子焼きいる?」
「…もらう」
END