五日市裏山の展望

 五日市の街の周辺から見える裏山とその奥の山々の展望、裏山の頂から見られる眺望を紹介、考察してみたいと思います。間違いなど、お気付きのことがありましたら教えて下さい。

三内より戸倉三山の展望 大きな画像はこちら
三内より戸倉三山の展望
 上の写真は五日市の東寄、三内の五日市線線路脇から南西方向の展望で、五日市線の列車が五日市駅に到着する直前に見える車窓の展望になると思います。戸倉三山が大きく横たわりますが、臼杵山と刈寄山は見えますが、三山の中央奥にある市道山は刈寄山とそれに列なる尾根上のピークに隠れて見えないようです。


五日市駅前からの展望
駅前から南東、城山の展望 大きな画像はこちら
駅前から弁天山の展望
 駅からロータリーの方に出ると、五日市盆地の南東側に位置する網代弁天・城山の山塊が真正面に見えます。一番高く見えるのは網代城山で、弁天山はその影に隠れてここから見ることはできません。城山から左手にでこぼこと小ピークを列ねる尾根は、城山と五日市高尾を結ぶルートで、見た目そのままに、登り、下りともにちょっと苦労させられる道です。
駅前から南西、刈寄山の展望 大きな画像はこちら
駅前から刈寄山の展望
 駅ロータリーに出て右手を見ると戸倉三山の東寄りにある刈寄山が見えます。山頂から四方に延びる尾根にはいくつもの小ピークがあり、五日市から見上げる山容は複雑で本当の山頂がどれか分かり難くなっています。刈寄山の東には今熊神社の奥宮がある今熊山が意外に大きく見えます。駅の北側に迫る台地の影に隠れて、刈寄からさらに奥の山を見ることはできません。


小峰前山より西から北にかけての展望 大きな画像はこちら
小峰前山からの展望
 小峰の前山から秋川をはさんだ対岸の正面にはこんもりとしたお椀形の金比羅山があり、そこから日の出山へと金比羅尾根が延びています。しかし、日の出山手前の麻生山までしか見えず、その影に日の出山、御岳山は隠れてしまうようです。金比羅尾根の左手には馬頭刈山から大岳山が見え、さらに左、西に目を移すと戸倉城山と日向峰の間に秋川源流の三頭山が見えているようです。 さらにその左手に見える山は浅間嶺の山塊になるのでしょうか?
 逆に金比羅尾根から右手、東側にはいくつかの派生尾根が延び、その尾根上で五日市駅の奥に勝峰山が見えます。さらに右手、お椀形の山の上にちいさな出っ張りのある山が三内神社の奥社の建つ天竺山で、横沢入の西縁の尾根に連なる山です。