二ツ塚の山道を守ろう その1


青梅市側の道の荒廃に対して

二つ塚の落葉の尾根道 店主もお散歩でよく走りに行く二ツ塚峠周辺で、2000年ごろから青梅市側のハイキング道や道脇の山林に4WD車が強引に入り込んで、道に深い轍ができて通行困難となったり、道脇の斜面の樹木が傷つけられたりしている所が目立つようになってきました。たまたま通りかかった知り合いが目に余る4WD車の走り方を目撃して注意をしたところ、口論になったという話も寄せられました。市役所や地元の市議会議員さんに対して道の荒廃に対して何か対応できないか、地元 MTB愛好者有志が働きかけてみた所、青梅市により車両の進入を止める措置などが始まりました。荒れた道の修復についても、青梅市や他の行政による施策、地域住民の意向との兼ねあいを計りつつ、私たちで手伝えることがあれば協力したいとのアピールを続けます。
 上記の市役所や議員さんとの話の中でもMTBに対しても道を荒らす、危険である等の懸念も出できました。下手をすると4WD車などといっしょにMTBが規制を受ける事もあり得ない事ではないので、そうならないような走り方、楽しみ方を心掛けましょう。また、この一連の動きはごく一部の人間が騒いでいるだけといった状況なので、二ツ塚の自然と道を守りつつ、MTB遊びへの理解促進をはかる活動をより効果あるものにするために、多くの皆さんのご理解、ご協力をお願いします。

日の出ミーティング

日の出ミーティング  マウンテンバイクが野山を走るトレールライドの現状を踏まえ、トレールの地元の人との交流を通じて地域に根ざしたMTBの普及発展を考えるシンポジウムを、02年4月に日の出山や二ツ塚丘陵のある日の出町で日本マウンテンバイク協会が開きました。
 今回は日の出町で地元密着型のボランティア活動を続けるグループの代表者を招き、近隣自治体からよせられた意見や提案を踏まえ、他所から遊びで山に入るものが、いかに地域社会と交流して信頼関係を作っていけるかといった問題で意見交換しました。このミーティングの様子はサイクルスポーツ02年6月号に下の画像のようにレポートされています。
日の出ミーティング記事

 たった一回集まっただけで何がどうなると言う事も無いのですが、事前の準備として近隣自治体、行政から意見や提案を集める事によって、意見交換やMTBの普及発展のための活動のPRができたのはそれなりに意味があったのではと思います。まあ、これをきっかけに、山の所有者、林業に携わる人、山の近くに住んでいる人との交流を深め、地域に根ざしたMTBの普及発展について、なるべくたくさんの人が参加できるような具体的な行動を始めたいものです。

 さて、その後、具体的行動のひとつの形として別項にあるクリーンライドというのを初めてみましたのでご覧ください。