諸活動に関しての 雑感

何ゆえの地域密着の活動か

 MTBに関するトラブルなど何かと問題が生ずる対象はまず登山者なんでしょうが、あまりにも不特定多数で捕らえ所がありません。まずは自分たちが関わるフィールドの身近にある地域社会に働きかけて理解者などを増やし、MTBの存在の拠り所としていけないものかと考えています。まずは無用な規制を受けないようにすること、次いでMTBのフィールドを整備していくことの上で行政を含む地域社会の理解や協力は欠かせないものになってくると考えています。  また、フィールドの地元を核にして、登山者などフィールドを訪れる他の利用者ともコンタクトがとれて、利用に関する意見交換や調整ができればよいなあとも思います。

 最近 鈴木は地元 五日市の町興しの集まりに参加して、MTBやサイクリングへの理解と活用を訴えています。それなりに受けはいいようで、これを発展させて、林業と連係してコースを整備するなど具体的なものに繋げて行きたいと、ちょっとだけ奮闘努力中です。

 詳しくは後程・・・

日本スローライド協会

 事故やトラブルを避けるためにゆっくり走ろうと言うのではなく、ゆっくりとした走りを積極的に楽しむというのはいかがでしょうか。道の周囲の景色、動植物などなどをしっかりと見たり味わったりしながら走りたい、道の石のひとつひとつ、落葉の一枚一枚をしっかりと感じながら走りたい、といった感じです。

 もともと、鈴木はMTBが生まれる以前の、まあ走破性の劣る自転車で山の中の旧街道などをのんびり辿るのが趣味でして、あまり状況の良くない道を不明瞭な分岐を確かめながら走ったりするため、山道はなるべく遅く走るのが習慣となっていました。最近は特に道ばたの動植物に興味が湧いてきたので、道ばたのあちこちをキョロキョロ見ながら走っており、益々平均スピードが落ちてきているのはと思います。

 もちろんスピードを楽しむのも結構ですが、そうするならそうるで、やはりスピードを出すなりの相応しい場でやる必要があるのではないでしょうか。

 といった訳で、ゆっくりとした走りを 研究、実践するために日本スローライド協会というのを始めてみました。半分冗談ですが、半分は真面目です。会員も募集中ですし、今後の展開に御期待?ください。