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オートクチュール・オーダーメイド・プレタポルテ、既製服について

色々な所で見聞きするファッション用語
違いを分からずイメージでとらえ使用している人が多いと思います。
それぞれの特徴を説明いたします。


オートクチュール


オートはフランス語で”高級な”クチュールは”仕立て” 高級注文服の事を言います。 パリの高級衣装店組合に所属する衣装店だけがオートクチュールと認められています。この衣服店は組合の規約によって運営していく事が義務づけられています。

1)デザイナーが自店のアトリエでデザインし、作品を作る
2)コレクションの発表を年2回(春夏・1月、秋冬7月)行う
3)バイヤーを保護するための規則として、作品を購入後4週間後に複製権を譲渡、6週間後に世界中に発表する。

コレクションを開き顧客の注文を受け、その1着の為に進められます。仮縫いは5〜6回行います。
オートクチュールの仕立ての基本は立体感のある服作りです。
そのためには布目を通すこと、生地は織物工場に縦糸・横糸の通ったものを特注、地のし、裁断、芯すえ、くせとり、アイロンかけ、すべて布目を意識して行います。
また美しいシルエットを出すためには、縫い目やダーツを出来るだけ少なく、シンプルに作る事が必要です。そのためにはアイロンでくせとりが大変重要になってきます。
活きの良い出来上がりのためには仕上げのアイロンのいらない中間アイロンをしっかりかける事が大切です。 形のくずれない、立体感のある洋服は、地の目を通す事とアイロンのテクニックで決まります。 最高の素材を使い高度な技術で仕立てる洋服は芸術品と言っても良い。

◎オーナー(高松薫)の師匠の一人である岡市之孝・よし子両先生
(ニナリッチ オートクチュール製作者 岡市株式会社代表取締役社長・副社長 ご夫妻)が文化出版社から『オートクチュールと40年 高級仕立てのテクニック』の本を出版されました
最高の技術者である先生が本物の洋服作りとはどういうものなのかを分かり易く丁寧にお書きになられた大変貴重な本です。興味ある方はぜひご覧下さい。


オーダーメイド


注文服の事です。オートクチュールと違い誰でも好きな方法で運営できます。 生地もお仕立方法もいろいろありますので料金もお店によって違ってきます。
イージーオーダー・パターンオーダー、等サイズのみ体に合わせるものもあります。
注文時よく問い合わせて自分に合ったお店を選ぶことが大切です。



プレタポルテ


高級既製服、オートクチュールは贅沢で高価なもの、また労力と時間を惜しみなく使うため出来上がるまで時間がかかります。
そこで考え出されたのが1つのデザインで着数を増やし、能率よく仕立てる方法。 その事によって価格も安くなります。
しかし大衆向けの既製服とは違い生地も高級なものを使用し、仕立ても技術が必要です。
区別をするためにプレタポルテを高級既製服と呼びます。
現在、ファッション界ではオートクチュールのデザイナーによるプレタポルテが主体です。




以上、それぞれの違いを書いてみました。
”オートクチュール” 何故か不思議と豊かな気分になりますね。
アトリエ・グレースはそれぞれの分野を手がけ、
良いところを取り入れてお仕立させて頂いています。



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