コンテ3
2022/1/24
徳島の鉱山跡
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宍喰鉱山
宍喰鉱山
場  所  宍喰町
鉱  種  キースラーガー(浅川型)
稼働期間 明治25年〜昭和28年
鉱業権者 別府化学工業
備  考  画像は東部の本坑で、2012年にはほぼ埋没した。
       この上部も斜面崩壊で探査不可。
       ここからダートを徒歩30分で、谷川を渡る
       コンクリート製の橋がある。
       また、40分で道終点。その谷にも坑口あり。
       赤紫チャート中に銀白色のキースラーガーを含む。
       いわゆる浅川型キースラーガー(含銅硫化鉄鉱)。  

1.鉱山へ続く野根川支流沿いの林道


2.坑口前の川原で鉱石を探す


3.四万十帯の水晶の産地


4.西部鉱床へ移動中


5.西部鉱床の坑口が1つ残っていた



 徳島県下最南端の山奥に位置し、かなり荒れた山道をタイヤを切りそうになるくらい尖った石を踏みながら進む。谷川には赤紫色から赤褐色のチャートからなる母岩が転がってる。大変硬くて大型ハンマーでなければ歯が立たない。キースラーガーの鉱脈を確認した。
 坑口はまだ少し見える程度に残ってるが、入坑は難しいし崩落の危険性がきわめて大きい。地質的に四万十帯に属し、キースラーガーは別子型に対してかつては浅川型と呼ばれてた。また、近くに水晶の産地もあるが余り知られてない。子ども連れで行ける場所でないため、情報開示して事故にでも遭って責任追及されても困るのでこれ以上は言わない。



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