コンテ2
2016/8/7
化石の産地
地元の人に従って行動しよう!
あわ〜スタイル」「いしにっき」「気ままに訪問記」などもご覧ください。
原ノ谷駅周辺(静岡県掛川市)
原ノ谷駅近郊(静岡県掛川市)1
 天竜川鉄道の原ノ谷駅より東に少し歩く。200万年前の新生代に形成された大日砂層が広がっている。砂を採掘していた現場があり、稼働中にそこの人の承諾を得て採集した。なお、現在は休止している。周辺の個人の敷地や茶畑には絶対に入ってはならない。
 砂層中の白い物はすべて貝殻(貝の化石)である。ただし、とても割れやすくて砂から取り出すとき粉々になることも珍しくない。ベニグリ、サルボウ、オオスダレガイ、マクラガイ、シュウチキサゴ、ツメタガイなど現生種や絶滅種などが多数入り混じっている。
 県道沿いの露頭で採集した物で、砂が圧縮されてまるで石のように固まっている。自宅に持ち帰って慎重に砂をはがしていくと、貝の破片に混じってオオオニフジツボやクジラの耳骨などが見られた。また、赤いメノウのような物を内部に挟み込んでいる巻き貝があった。

1.砂層中の白い貝殻(化石)     2.砂が固まったノジュール
原ノ谷駅近郊(静岡県掛川市)2 原ノ谷駅近郊(静岡県掛川市)3

3.化石を含む原野谷川の川岸    4.掛川市の茶畑から見た富士山
 

5.サルボウやキサゴ、ウミニナなどの貝化石が多く含まれる




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