鉱物の産地

地元の人に従って行動しよう！

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頭集採石場（高知県大月町）

　頭集（かしらつどい）は四国南西部の柏島へ向かう県道の途中にある。かつては透明度の高い水晶や鉄電気石の柱状結晶が放射状に広がった物などが採れた。しかし、勝手に侵入して道の駅やネットで販売する者が跡を絶たず、余所者に対する地元民の目は厳しい。ここの残土を運んで捨てた場所が近くにあり、そこでなら大目に見てもらえた。しかし、そこも舗装されたり土をならされたりしたためほぼ採れなくなった。
　また、現場の採石場でも不透明な水晶やもろくなった鉄電気石ばかりで、特に目を引く鉱物はほとんどない。手前の農耕地でトラクターを運転していた地元の方に場所を尋ね、田んぼに入らないように注意されて端から撮影した。なお、ここでの採集は行わなかった。法に触れず堂々と拾える別の場所があるから・・。

１．田畑や雑木林に囲まれている

　

２．不透明な石英脈が走っている

３．石の切り出し　　　　　　　　　　　　　

　

４．もろくなった鉄電気石の鉱脈

（独り言）
　今でも多くのマニアが訪れてる。ＨＰやブログを見ると、この産地に勝手に入って石英脈を掘り水晶をとっているようだ。２０１０年から１８年７月にかけて、別子の道の駅でここの水晶や鉄電気石が売られてた。破片のような小さいものが１個３１円だったと記憶してる。件のマニアたちが持ち込んだようで、連中の自慢話によると利益は本人と道の駅が折半してるらしい。証拠物件として１個購入し、砂金と一緒に保管している。道の駅側はどう考えているのだろうか。
　ボソッと一言。水晶採るなら石鎚山へ行った方がまだマシ。誰でも拾えるし・・。

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