今年の夏は本当に暑い夏でした。涼しさを求めて北海道観光に来られた方々も驚いてがっかりしていました。
北国に住む私達も、温暖化は問題と心配しながらも、いつもより長い秋を楽しんでおりました。
それだけに、この冬の寒さは身に染みますが、皆様はお元気でクリスマスを迎えられたでしょうか?

 今年のオブレートの集いの最後に、エミール神父様が『テレビの番組に
「男はつらいよ」とあるけれど、男じゃなくても人生の旅はつらいものです。
信仰の道はつらいよ! だから、出来るだけ小さなことから家庭の支えとなって下さい。』と言われたことが私の一年間の大きなカになりました。

 2007年のスタートはトラピスト修道院での年の黙想会に始まり
「今、手にしているこの幸いは神様からの贈り物」(ヨブ1の21)と感謝したのも束の間、親しい方々の病気、入院、闘病生活、お元気にみえていた方々の突然の帰天を前に、
「何故? どうして? 助けてください。光を与えて下さい。
 み顔を隠さないで下さい。お導き下さい。」と願う祈りが多くなりました。

 私は時々、慰めのことばがけの難しさを実感していますが、
苦しみ悩む方々が「今まで以上に聖書のことばが分かります。
 十宇架のイエス様を身近に感じるようになりました。」と言われると、
神様が支え導いておられると感じ勇気づけられます。

 今年は「日本188殉教者の列福」で、
 「信仰とは? 苦しみとは? 十字架とは?」
                が問い直された一年だったと思います。
 日本とヨーロッパの懸け橋となったジュリアン中浦殉教者は
「この大きな苦しみは神の愛のため」と息を引き取られたと
言われていますが、私達も日頃忘れかけている「何のため」を時々振り返ってみたいものです。

 各人に与えられている十字架の形はユニークですが、苦しみの意味を神様が悟らせて下さり、乗り越えるカをもお与えくださることに信頼して信仰の旅を共に続けて行きたいと思います。

 2008年も、皆様にとって神様の大きな愛に出会う一年となりますように心よりお祈り申しております。


        院長 シスターテレジア 齋藤弘子