おすすめCD

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東京藝術大学楽理科卒業の鍵盤楽器奏者三人が、偶然にも同時期にチェンバロ・ソロのCDを録音、発売になりました。いずれも、バッハの作品を取り上げていますが、聴き比べてみるのと、それぞれ全く違った演奏なのですが、どれも大変素晴らしいものです。
小林道夫の芸術T
J.S.バッハ:イタリア協奏曲、フランス風序曲

イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
コラール『ただ愛する神のみに委ねまつるものは』イ短調BWV691
コラール『わが確信たるイエスは』 ハ長調 BWV728
コラール『これぞ聖なる十戒』 ト長調 BWV679
フランス風序曲 ロ短調 BWV831

(BWV679は、インレーではミスプリでイ短調になってしまっています。)

MM-1211
税込定価 \3,060-
2006年9月25日発売

小林先生らしい、とても折り目正しい演奏。最初聴き始めたときは、正直言ってちょっと堅苦しいかな、とも思ったのですが、聴いているうちにだんだん引き込まれていく、本当に素晴らしい演奏でした。これぞ小林先生。襟を正して、正座して聴いてみたい。実はこれが小林先生の初のソロCDだそうです。
トッカーレ [触れる] 大塚直哉(チェンバロ)
バッハが受け継いだ先人たちの技

D.ブクステフーデ:プレルーディウム ト短調 BuxWV163
L.ルッツァスキ:第4旋法のトッカータ
J.P.スウェーリンク:第9旋法のトッカータ
G.フレスコバルディ:トッカータ第8番、100のパルティータ
J.J.フローベルガー:トッカータ ニ調
J.H.ダングルベール:前奏曲 ニ短調
J.S.バッハ:トッカータ ニ短調BWV912、嬰ヘ短調BWV910
J.S.バッハ:トッカータ(パルティータ第6番ホ短調より)BWV830/1

ALCD-1086
税込定価 \2,940-
2006年10月7日発売

「バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのための作品集」で共演していた大塚さんの初ソロCD。こちらは、とても清楚な印象。バッハに至るまでのトッカータを並べるなど、プログラミングも興味深いものがあります。ブクステフーデからダングルベールまで聴いてきて、バッハの最初の音を聴いたとき、パッと目の前が明るくなったような印象を受けました。
バッハ古往古来 武久源造(チェンバロ)
鍵盤音楽の領域vol.7

プレリュード ハ短調 BWV921
ファンタジア ト短調 BWV917
トッカータ ト長調 BWV916
組曲 ヘ短調 BWV823
四つのドゥエット BWV802〜805
フランス風序曲 ロ短調 BWV831

ALCD-1085
税込定価 \2,940-
2007年1月7日発売

武久源造さん九年ぶりのソロCD。初期の作品と後記の作品で楽器も使い分けています。さらに4フィートのみで演奏したり、8フィートを片方オフにして共鳴弦として使ったり、と、多彩な音色が楽しめます。こちらは、「自由奔放」というか、「自由自在」といった印象。

なお12月20日発売のレコード芸術1月号で、なんと発売日前にして特選盤に選ばれるという前代未聞の偉業?を成し遂げました。

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