おすすめCD
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東京藝術大学楽理科卒業の鍵盤楽器奏者三人が、偶然にも同時期にチェンバロ・ソロのCDを録音、発売になりました。いずれも、バッハの作品を取り上げていますが、聴き比べてみるのと、それぞれ全く違った演奏なのですが、どれも大変素晴らしいものです。 |
小林道夫の芸術T J.S.バッハ:イタリア協奏曲、フランス風序曲 イタリア協奏曲
ヘ長調 BWV971 (BWV679は、インレーではミスプリでイ短調になってしまっています。) |
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MM-1211 |
小林先生らしい、とても折り目正しい演奏。最初聴き始めたときは、正直言ってちょっと堅苦しいかな、とも思ったのですが、聴いているうちにだんだん引き込まれていく、本当に素晴らしい演奏でした。これぞ小林先生。襟を正して、正座して聴いてみたい。実はこれが小林先生の初のソロCDだそうです。 |
トッカーレ
[触れる] 大塚直哉(チェンバロ) バッハが受け継いだ先人たちの技 D.ブクステフーデ:プレルーディウム
ト短調 BuxWV163 |
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ALCD-1086 |
「バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのための作品集」で共演していた大塚さんの初ソロCD。こちらは、とても清楚な印象。バッハに至るまでのトッカータを並べるなど、プログラミングも興味深いものがあります。ブクステフーデからダングルベールまで聴いてきて、バッハの最初の音を聴いたとき、パッと目の前が明るくなったような印象を受けました。 |
バッハ古往古来 武久源造(チェンバロ) 鍵盤音楽の領域vol.7 プレリュード ハ短調
BWV921 |
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ALCD-1085 |
武久源造さん九年ぶりのソロCD。初期の作品と後記の作品で楽器も使い分けています。さらに4フィートのみで演奏したり、8フィートを片方オフにして共鳴弦として使ったり、と、多彩な音色が楽しめます。こちらは、「自由奔放」というか、「自由自在」といった印象。 なお12月20日発売のレコード芸術1月号で、なんと発売日前にして特選盤に選ばれるという前代未聞の偉業?を成し遂げました。 |