わたしの周りにいる音楽家数名による作品集
一部実名のままの人、お気を悪くなさらないで、笑って許して。
戦国の快男児、頑固者の信長さんは | 鳴かぬなら「殺してしまえ」ホトトギス |
それを殺した光秀君は、実はいちばん恐ろしい。 | 鳴かぬから「殺してしまった」ホトトギス |
融通無碍の太閤さんは、 | 鳴かぬなら「鳴かしてみしょう」ホトトギス |
後から出てきて家康殿、 | 鳴かぬなら「鳴くまで待とう」ホトトギス |
変わってここは、コンベルスムの練習場、 天才弦楽器奏者の桐山君は、ちょっと勘違いしたか、 |
鳴かぬなら「僕がヴィオラを弾きましょうか」ホトトギス |
改革者の班長は、 | 鳴かぬなら「そういう音楽教育が間違ってたんです」ホトトギス |
いつも泰然自若のつねちゃんは、 けっこうお宅なところもあり、 |
鳴かぬなら「その鳥の声のCDもっていますよ」ホトトギス |
鋭いのか鈍いのか、未だに良く分からない律ちゃんは | 鳴かぬなら「寝てからもう一度やってみます」ホトトギス |
別ヴァージョンで桐山君、スケジュール調整の達人として | 鳴かぬなら「僕がメールしておきましょう」ホトトギス |
保護者べったりのRさんは、 | 鳴いたと思ったら「携帯の音だった」ホトトギス |
いつも豪快、頼りになるうずらちゃん、 | 鳴かぬなら「もうそれだけで、はっはっはっ…」ホトトギス |
そして、かく言う源造君、 | 鳴かぬなら「うん、それが良いんだよ」ホトトギス |
調律のかやの君、 | 鳴かぬなら「とりあえず鳴いたことにして」ホトトギス |
我らが宴会係、日本一のチェンバロ製作家K氏は、 | 鳴かぬなら「みんなで呑もう」ホトトギス |
こちらは、録音の名人小島さん、 | 鳴かぬなら「マイクの位置変えて見ようか」ホトトギス |
僕の名アシスタント、その名もY殿は、 | 鳴かぬなら「だからそう言ったじゃないですか」ホトトギス |
何となく達観しているH尾さん、 | 鳴かぬなら「ああやっぱりね」ホトトギス |
なかなか表情が分からない、 それでいて旦那のことは良く考えているNさん、 |
鳴かぬなら「家の旦那もそうなんです」ホトトギス |
いつもアイディア先行の大将、 | 鳴かぬなら「もっとおもしろくできないかな」ホトトギス |
天然ぼけの良い奴、H尾さんの亭主、 | 鳴かぬなら「えっ、そうなの?」ホトトギス |
良い加減にH尾さんの奴隷から解放されて欲しい沖縄人、 | 鳴かぬなら「どうでも良いんじゃん」ホトトギス |
いつも知ったか振りのチェンバリスト、横浜のおじさんは、 | 鳴かぬなら「当時のホトトギスは鳴かなかったんだよ」ホトトギス |
ヤクルトが負けて機嫌の悪い天然派のS崎さんは、 | 鳴かぬなら「どうして鳴かなきゃいけないの?」ホトトギス |
えんのしたの力持ち、ヴィオラのよっちゃんは、 これぞ本当の天然ぼけ |
鳴かぬなら「えっ、私知らなかった」ホトトギス |
別ヴァージョンでは、 | 鳴かぬなら「私が泣いちゃう」ホトトギス |
もう一つ、 | 鳴かぬなら「食べたい、食べたい、食べたい」ホトトギス |
バッハコレギウムでは、指揮者のまさあきどの、 | 鳴かぬなら「弟に訊いてくれ」ホトトギス |
その弟は、 | 鳴かぬなら「テンポが悪かったんじゃない?」ホトトギス 鳴かぬなら「鳥に向いていないんじゃない?」ホトトギス |
チェンバリストのR君は、 | 鳴かぬなら「そうですか、分かりました」ホトトギス |
我らのみほちゃんは、 | 鳴かぬなら「お見合してやる!」ホトトギス |
ローマ法王に訊いてみました、 | 鳴かぬなら「……祈りましょう!」ホトトギス |
我らが平成天皇は | 鳴かぬなら「速やかな解決を希望します」ホトトギス |
テレビをひねれば教育テレビ、リコーダー教室のみのさん、 | 鳴かぬなら「じゃあ、みんなで吹いてみよう」ホトトギス |
いつも言い過ぎの田原さん、 | 鳴かぬなら「それは自民党が鳴かないと言ってるから 鳴かないだけでしょ?」ホトトギス |
ここで、我らがバッハ先生、にくいことをさらっとおっしゃる、 | 鳴かぬなら「私と同じ位練習すれば誰でも鳴けます」ホトトギス |
「横暴騒者(オーボエ奏者)編」 まずはとっつき易い所から、「同級生トリオin神戸」。 酒席横暴騒者として活躍中のS氏。 松蔭女子大学では可愛い女学生がうようよ。 |
鳴かぬなら「うぷぷぷ。いじわるしちゃおうかな・・・」ホトトギス |
それを横でたしなめるは、S氏とは長いつきあいのE氏。 | 鳴かぬなら「いや止めときなよ。可哀想じゃんか。」ホトトギス |
それを後ろで眺めるのは紅一点のUさん。 | 鳴かぬなら「・・・まっ、いいか。あはははは・・・」ホトトギス |
そこに関西在住のMさんがやってきた。 | 鳴かぬなら「・・・見ぃへんかったことにしとこ・・・」ホトトギス |
東京に戻って、まずはS司さん。 | 鳴かぬなら「あれ??おかしいな・・・」ホトトギス |
横で、K村さん。 | 鳴かぬなら「やっぱりこの楽器、 本当はもうちょっと高く鳴る感じで・・・」ホトトギス |
今度はシンポシオンでファゴットに取り組んでいる途中。 | 鳴かぬなら「(リードとボーカルのみで)ブオオ〜」ホトトギス |
とまあ、バロックオーボエ業界は割合平和なのだが、 モダンオーボエ業界となるとどうなるか。 まずはUさんの師匠であるO氏。 |
鳴かぬなら「だから普段からロングトーンしろって 言ってるじゃないか!!」ホトトギス |
新日フィルの主席にいた頃は、こんなこともあったそうな。 | 鳴かぬなら「(不意に立ち上がり)・・・バキッ!! (とリードを割る)」ホトトギス |
Uさんのもう一人の師匠である小島葉子女史。 | 鳴かぬなら「ここの繊維がこんなになってるから」ホトトギス |
特筆すべきは 「2フィート」の声の持ち主、佐々木美和。 |
鳴かぬなら「そんじゃあ、歌いま〜す! (と言いながら踊り出す)」ホトトギス |
今度は再びバロックオーボエ業界に戻り、海外編。 まずは世界で第一線で活躍しているM・ポンセール。 |
鳴かぬなら「どれどれ貸してごらん・・・ ほら、出るじゃん。」ホトトギス |
マルセルと言えば、この人無しには語れない、タカさん。 | 鳴かぬなら「こ〜んな楽器じゃだめですよ。」ホトトギス |
お次はむちゃくちゃおかしいイタリア人、 A・ベルナルディーニ。 |
鳴かぬなら「(楽器をベルの方から覗き込み)いけない! 羽入れたまんまだ!!」ホトトギス |
最後に、一番尊敬する師匠、 P・ドンブレヒト氏に敬意を表して。 |
鳴かぬなら「次はどの女の子にしようかな・・・」ホトトギス |
某オーケストラのオーボエ奏者。 | 鳴かぬなら「指揮者が悪いんだよ。」ホトトギス |
もう一つ。 | 鳴かぬなら「そこはいくつ振りですか。」ホトトギス |
さらに、 | 鳴かぬなら「練習の時と違ったんだもん。」ホトトギス |
小泉首相だったら、 | 鳴かぬなら「痛みに耐えよう!」ホトトギス |
いつも知ったか振りのチェンバリスト、横浜のおじさんは、 | 鳴かぬなら「当時のフランスではホトトゲスだったんだよ」ホトトギス |
コンヴェルスム・ムジクムの名犬「Cis」君は、 | 鳴かぬなら「ワン、ワン、ワワン」ホトトチス |
コンヴェルスム・ムジクムの新人、リカちゃんは、 | 鳴かぬなら「算数、国語、社会、理科」ホトトギス |
こんな人もいます。 | 鳴かぬなら・・・啼かぬでは無か!!?ったか |
もう一つ | 鳴かぬなら「なんだメスかよ」ホトトギス!! |
ほんわりフルーティストは | 鳴かぬなら「あ…、ホトトギス…かもっ…」ホトトギス |
真ちょん 鳴かぬなら「ちょっと弓の角度変えてみて」
博美ちゃん 鳴かぬなら「どうしてそうなんですか?」
吾郎ちゃん 鳴かぬなら「編曲したくない」ホトトギス
「ツコ」仲間のチェロ弾きは | 鳴かぬなら「でも、なんか、でも」ホトトギス |
ヴァイオリンを弾くときは人が変わるヴィオラ弾き | 鳴かぬなら「明日までに練習してきます」ホトトギス |
NEW オルガニスト兼ヴァイオリニスト | 鳴かぬなら「鳴かす計画をたてましょう」ホトトギス |